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SAE粘度

2つ質問させてください。 SAE粘度表等の中にHTHS粘度という150℃での高温せん断粘度と表記されていますが、数値の意味がよくわかりません。2.6とか2.9とか3.7とか・・・。 もう一つは高温側の動粘度(100℃)の数値もわかりません。5.6<9.3とか9.3<12.5とか・・・。 素人なのでなるべくわかりやすくお願いします。

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  • santana-3
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回答No.1

今日は前回、回答させていただいた者です。 HTHSとは省エネオイルがでてきた2003年頃から導入され始めた試験規格です。 低粘度オイルは高温下での油膜保持が難しく、十分な油膜が確保出来ない事がある為、この粘度指数が決められました。 一般にオイルはポリマーや色々な添加剤で分子構造は長く、粘度にも影響しますが、温度があがると分子構造が分断され粘度低下を起こします。ここに負荷の掛かる状況でいかに油膜を形成することが出来るかが、高温せん断粘度となります。 ここで粘度(μ)とは、簡単に言うと「液体(流体)のドロドロ具合」を数値で表わしたもので、数値が大きいほど「粘り」があります。 一般的な液体は、温度によって粘度が変わるため、粘度を表わす場合は、その温度も表記される。 単位は〔mPa・s〕もしくは〔cP〕を用いる。(mPa・sは、SI単位系で「ミリ・パスカル・セコンド(秒)」。以前はcPは「センチポアズ」だったが、同数値。)  (水の粘度は20℃、1気圧のとき、1.002mPa・s。)   動粘度(ν)は粘度(μ)を密度(ρ)で除した値で、単位は〔mm2/s〕もしくは〔cSt〕。 (〔mm2/s〕はSI単位系で平方ミリメートル・パー・セコンド。〔cSt〕はセンチストークス) 粘度同様、数値が大きいほど「粘り」がある。   この数字も規格で決まっていて、たとえばあるオイルをテストした結果、動粘度(100℃)の数字が13.2と出たとすると規格表から○W-40という結果になります。 ではこの2.6とか12.5の数字はどうやって出たのか、ですが標準比較試験式の様なものがあります。難しいのでその辺はあまり分りません。

その他の回答 (1)

  • shuex
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回答No.2

高温せん断粘度の数値の求め方は知りませんが・・。 資源保護の観点からエンジンオイルもロングライフ化がすすめられています。 あるオイルを150℃の温度ででかき回してテスト後に粘度抵抗がどれだけあるか・・ を表す数値です。 例として10W-40の新品オイルを入れて3000km走行後に粘度を調べたら 10W-30相当に粘度が低下してた・・・。 そんなんじゃダメですよってことです。 エンジンオイルとして製品化するには2.6以上の数値が必要のようです。 動粘度の数値はガラス管にオイルを入れて計測始点から終点までを 何秒で移動するかを表す数値です。 数値が大きいほど粘度が高い、とゆうことになります。 ガラス管で試験といっても、もちろん機械で自動計測するわけですが。

参考URL:
http://www.jalos.or.jp/jalos/shiken/souti1.htm

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