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総絞りの着物って、格が低いのですか?
よろしくお願いいたします。 先日友人の結婚式に『総絞りに職人の手作業による日本刺繍をふんだんにほどこした・・・』着物を着用してゆきました。 この着物は祖母が嫁ぐときに実家につくってもらった着物で、もとは振袖でした。のちに事情があって袖を短く切って訪問着として仕立て直したものです。 とてもものがよく、親族一同の中でも有名な着物で、『そこいらの訪問着よりもよっぽど格上』ということになっており、私は安心してその着物を着ていったのですが、とあるHPで『総絞りは格が低いので、披露宴等には着用してはいけない』とあり、びっくりしています。また、従兄弟は総絞りの見事な振袖を持っており、これも親族の間で有名なお着物です。有名な演歌歌手の方も総絞りの着物で紅白歌合戦に出場されたりしています。そんなこんなで、私の中では、総絞りは友禅などに並ぶ上等の着物だとおもっていたのですが、私の勘違いなのでしょうか? 着物に詳しい方、教えてください。 宜しくお願い致します。
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お礼
そういえば母に聞いた覚えがあります。『色だろうが黒だろうが、留袖は帯より上とそでに模様があってはいけない。それゆえに地味であろうと、それが留め袖というもの・・・』と。 そう考えると、総絞りはそれ自身が柄なので、総柄の着物ということになり、必然的に格付けがグンと下がってしまうのですね。(ここでいう格は値段ではなく、位置付けとか役割の様な・・・) こう解釈すると、理解できます。どんなに高価でも安物でも、留め袖は留め袖、訪問着は訪問着ですものね。 うーん、参りました!。今回はとても勉強になりました。 みなさん、ありがとうございました。
補足
今日、着物を着たときの写真を見ると、しっかりと家紋が入っていました。祖母に聞くと、私から見てひいひいおばあちゃんのお里の家紋だろうとのことでした。私の住む地方では女の子は代々母親の家紋を受け継ぐ習わしです。 質問に対する回答としてはNO3さんとNO2さんのご回答にポイントを差し上げますが、私としてはNO1さんのご回答はとてもうれしく、これからも大切に着物を着続けたいと思います。 ありがとうございました。