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途上国ではなぜ乳幼児の死亡率が高いのか
カテ違いかもしれませんが、間違っていたらすいません。 今、私は経済学部で開発経済の勉強をしています。その中で「なぜ、途上国では乳幼児の死亡率が高いのか」という質問がありました。私の考えでは、簡単に言うと、途上国は識字が発達していないため、簡単な知識も得られず仕方なくそのまま殺してしまうと考えました。実際、識字能力がある国ほど、死亡率が低いという統計も出ています。ほかには、伝染病、栄養不足、医療機関の不整備などもあると思いますが。そこでみなさんはどのような理由があると思いますか?最近、いろいろな人の話を聞いていくことが、すごく自分の成長に繋がると実感しています。いろんな人の意見を多く取り入れていきたいです。
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識字能力があるということは、学校などに力を入れる余裕があると言うコトでしょう。 ですがそれ以前に、食べ物が不足していれば、乳幼児は真っ先になくなってしまうでしょうし、病気になりやすいことも考えられます。 また医療機関も充実はしていないでしょうから、それに拍車をかけるでしょう。 識字能力=学力というものは、生きるために必須というわけではなく、まず食料や医療整備が必要とされるでしょう。そして充実していなければ、乳幼児の死亡率は減らないでしょうね。 また医療が充実していれば帝王切開などの方法もありますが、母体に負担をかけるような場合は、赤ちゃんをダメにして母体を助けると言うコトも考えられます。 今のように病院で産むのではなく、産婆さんに頼んでいたときには、それなりの技術で生ませていたようですからね。そういう技術も必要なのでは? それと見方を変えていけば、途上国では避妊方法を知らず、またコンドームなどの道具を高価で使えないという状況もあるでしょう。 そうなれば必然的に妊娠回数が増え、その中で死亡する回数も増えることになると思います。 育ちにくい環境だからこそ、たくさん妊娠して子どもを生むのでしょう。子どもが働き手として家の財産と考えて、たくさん生もうという考え方もあるでしょうね。 素人ながら一意見あげてみました。 参考になれば幸いです。
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- 301007
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乳幼児、高齢者は社会的弱者である、、という前提で・・ 途上国とは、経済的安定に繋がりうる、政治的安定すら無い場合が多いのではないでしょうか、紛争、内乱、ゲリラ、テロ、、 公衆衛生(これは教育だけでなく、建築(トイレ、上下水道)・医療行政の分野のターゲットに思います。 行政を行うには経済がそれを支えることは当然ですが、実際には、経済という手段を使う主体、政府?に“社会公正”という哲学があってこその意義のある行政執行が出来うるのでは、、と思うこの頃です。。 貧困の撲滅だけで社会的安定が出てくるのではない、『社会正義』『社会的な公正』が同時進行されてこその平和実現だと、緒方貞子女史は言われてます。。 紛争地域に共通することは『社会公正』がないこと、経済的に豊かな国アメリカでも乳幼児死亡率が高いのは、、皆さんが仰られるとおり、教育、識字、、これは何も妊婦、母親だけの問題でなく、庶民用の病院(アメリカでは日本と違い、経済力でかかる病院が違う)での看護者たちの衛生意識、投資もあるのを思います。又、アメリカでは麻薬が身近だと聞き、その被害者女性が出産を伴うことも多いそうです。。このことも、社会的公正さがアメリカでは庶民レベルでは無いといえる所以かもしれません。。 政治は理念や哲学によって手段が同じものであっても、結果が全く違う社会構造を作り出す恐さがあるのを思います。。
- dunnett
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カロリー摂取量や宗教といろいろあります.最近の私の意見を述べます.下記に概略を述べます.要約:世界の国によっては我が国のように少子化による人口減少の国もあればアフリカおよび東南アジアのように人口増加の国と二極および現状維持型に分かれている.この現象を国別に明確にするため各国の乳児死亡率,出生率およびカロリー供給量からクラスター分析を用いて分類することによって国の特徴を把握した.その結果,6つのクラスターに分類して各クラスターに以下の如く命名した.(1)紛争による軍事政権型(2)一部の利権確保のための紛争による不安定な政権型(3)北朝鮮を除けば明るくのんびりした国民性(4)イスラム型文化圏と南米型の共通社会型(5)人口安定国(6)人口維持ヨーロッパ型社会すなわち協調性および助け合いの進んだEU共同体型社会.
途上国は食糧の自給率が低いと思われます。 外国からの援助があったとしても、食料を購入するための資金となったりします。 まず、食料 それからですね。 教育であったり、医療であったりは。 医療機関(例え有ったとしても)も自分たちが餓えていては医療どころではないでしょう。 食欲が満たされてこそ他のことに目が向けられるのですから。
- pinkgold20
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原因については他の回答者の皆さんがいっているので、参考までに乳児の死亡率を防ぐためにユニセフなどで行われていること。 ■女子の初等教育 ■予防接種 ■経口補水液の使用 ■母乳保育 ■家族計画 ■食料の確保 などがあげられます。 しっかりとした出産の知識を得ること、感染症(マラリア・結核・エイズなど)を防ぐこと、乳児にしっかりとした栄養を与えるために、粉ミルクではなく母乳保育を行うといったことが行われています。
- cwswcm
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一般的にはどのような社会においても 多産多死→多産少死→小産少死の経過をたどります。 その原因としては医療水準の向上の度合いがあげられます。 沢山の子どもが生まれてハイリスクの子どもが多く生まれても、医療水準が高ければ死に至らず、乳幼児の死亡率にはさほど影響しないと考えられます。 識字能力が低いことと乳児死亡率の高いことには直接的な関係はない(見かけだけの相関関係である)ように思います。先進国でおおむね乳幼児死亡率が低いのは識字率の問題でなく、医療水準の問題だと思います。 識字率と医療水準双方に影響する指標として、その国の経済力が上げられると思います。「食べること」で精一杯の経済状況では当然、教育へ回るお金も医療に回るお金も少なくなります。端的に言えば栄養状態が悪ければ病に感染しやすくなり、抗生剤一つで治る感染症もそれを入手する経済力が無ければ死に直結します。 総合すると乳幼児死亡率と相関関係がある指標はGNPなどの経済指標だと思います。
- hiruhiru
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これまで出ている以外の理由としては、 貧困や、公的保険制度の整備の遅れ → 治療にお金がかかる → 医者に見せるのをためらってしまい、手遅れになる という事情もあると思います。 アメリカは医療技術では世界の最先端ですが、けっこう乳児死亡率が高いんですよね。その統計を見てびっくりした記憶があります。 極貧層と老人以外には、公的保険がないからだと思います。 また、アメリカでは階級によって平均寿命に差があります。先進医療の恩恵を受けられない人々がいるんだと思います。 あとは、識字率(というより教育程度)と関係するでしょうが、医者に見せる前に呪術師に見せるという社会もあるでしょうね。 幼児割礼などの風習も関係すると思います。傷口から感染して死ぬこともあるそうです。
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回答ありがとうございます。 アメリカでもそんなことがあるとは知りませんでした。 貴重な回答ありがとうございます。
- garouz
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避妊率の低さ&教育レベルの低さのため,育児のキャパシティーを超えているのではないでしょうかね. 「育てられもせずに産んで…」みたいな感じですが. どちらにしろ子どもが哀れです.
お礼
早い回答ありがとうございます。 やはり避妊率の低さも関係してきますよね。直接的ではなく間接的に。 ありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに途上国では子供は貴重な労働力です。やはり環境がダメなのでしょうか。