>ホームセンターのオイルとバイク屋のオイルではまったく違う
これは誇張しすぎです。
正確に言うと
「ホームセンターのオイルとバイク屋のオイルがまったく同じとは限らない」
ではないでしょうか。
ホームセンターにはバイク店のように正規の流通ルートで入ってい来るものもありますし、裏ルートで入ってくるものもあるようです。
入ってくるルートによって品質が一定ではないということでしょう。
ただし、ブランドが表示されている物は規定の品質は満たしています。
ブランドごとに性能評価を受けているはずですから、その評価に値する性能は発揮すると思ってよいのではないでしょうか。
オイルは添加物の混合剤ですから、流通ルートによっては基本性能以上に高性能になるように添加剤が加えてあってもおかしくありません。
身近な例で同じようなものを探すと「電動工具」があります。
マキタやリョービなどの有名ブランドのものが、プロ用とホームセンター用で分けて売られます。
回転部品を持つ道具には「ベアリング」が使われていますが、プロ用とホームセンター用ではベアリングの「品番」が異なることがあります。
プロ用のもののほうが高級なベアリングを使っていることがあるためです。
しかし、ホームセンター向けの商品でもホームセンターユースのユーザーなら十分な性能を発揮します。
しかし、プロのような連続して高負荷をかける用途では、ベアリングの損傷が早く訪れることがあります。
他の機能部品の寿命に比較してベアリングの寿命を極端に短くしないために、グレードアップをする場合があるようです。
バイクの身近なところでは「タイヤ」も同様です。
同じ品番でも、レーシングサポートを受けているセミプロライダーに供給されるものと市販のものでは性能が異なります。
私はブリヂストンから有料でサポートしていただいたことがあるのですが、全く同じ品番のタイヤで「グリップ感」「荷重指定」「使用温度」などこちらの要望で選択できました。
すべて基本性能は満足するが、求められる機能が特化して部分的に高機能を求められた場合に、高機能化することがあるということです。
ですからすべてのバイク屋のオイルが高性能というわけではありません。
基本でよいか、プラスαの高機能を要求するかで選択が変わるという例は、身近にたくさんあるということをわかっていただけましたか。
お礼
みなさんありがとうございました。 とりあえずホームセンターのオイルで様子を見ようと思います。