- ベストアンサー
腎盂腎炎と診断されました
- 出張先で高熱が続き、病院での診察で腎盂腎炎の可能性が高いと診断されました。
- 抗生物質の投与による治療が行われ、入院は必要ないと判断されました。
- 腎盂腎炎は抗生物質の投与で完治する場合がありますが、重症化する可能性もあるため注意が必要です。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。出張先での突然の発病、大変でしたね。 腎盂腎炎はきちんと検査をしないと判りませんが、通常大腸菌やその他の腸内細菌などが尿道から侵入して、腎盂で炎症を起こす病気です。 恐らく連日のお仕事で過労が溜まっていたので腎臓がkontacさんの体力を気遣って警告を出したのでしょう。できれば無理せずに、安静にして欲しいところです。(入院ってのは安静、という意味もあると思います) 泌尿器での細菌の炎症を抑えて細菌を殺すために、7日~2週間程度の抗生剤の投与が必要不可欠で、その他に細菌を「尿と一緒に体外に効率よく排出するため」に大量の排尿を促すことが効果的です。 その為、持続点滴による水分の投与と抗生剤の投与…ということで一般的には入院加療が必要であると判断されることが多いですね。 とはいっても私自身、2回の腎盂腎炎とも入院しなくてよいクリニックなどで─ その代わり毎日通院して抗生剤の投与をうけて治療しましたので、「入院が必要と判断する病院が多いけれども、必ずしも入院しなくてもよい」と思います。 入院してもずっと点滴をぶら下げて、時々その点滴を通じて抗生剤を投与する以外は、特に治療らしい治療はありません。 ただし途中で無理に抗生剤の投与を打ち切ると、死滅し切れなかった細菌が再度繁殖を起こしてきますので、簡単にまた熱がぶり返します。なにとぞ素人判断で薬を止めないでください。 ですから、入院しないで何とか治そうとするならばぜひとも大量に水分を摂取して頻繁にトイレに行くようになさってくださいね。 私は体調が悪いなぁと思うとペットボトルのお茶を買って1日2リットル目標で飲んでいました。で、とにかく時間を惜しんで寝る、と(笑) ところで、ご家族から「腎臓系の病気には気をつけて」云々といったおはなし。 実は腎盂腎炎も体質として起こしやすい方がいます。 長男も生まれつき膀胱から尿の一部が腎臓へ逆流する病気で、腎盂に尿の一部が停留して、腎盂腎炎を起こしやすい子どもでした。 気づかないうちにそういう体質を持ってらっしゃる場合もありますのでもしご心配でしたら、今回の腎盂腎炎がすっかりよくなってからで構いませんから、少し大きな総合病院の泌尿器科に相談されることをお奨めします。 特に腎盂腎炎を繰り返し起こしますと、長男の担当医の話では都度腎機能が低下するそうです。ですから、長男の時には(生後半年未満のアカンボでしたが)、腎盂腎炎の場合には発熱から48時間以内に抗生剤の投与を受けて欲しいと言われました。 経験的なことを言えば、腎盂腎炎の時は腰~背中側の腎臓の位置(腰に手を当てた高さ)が痛くなり、そして高熱が出ますから、次の発熱の際にはひとつの目安として病院に行くタイミングの判断材料にしていただければ幸いです。 早くよくなるといいですね。お大事にしてください。 医療に関する話題ですし、あくまで私自身と長男の経験からのアドバイスですので、一応自信なしということでお願いします。