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池坊と草月のそれぞれの特徴はどんなところでしょうか?
華道を始めてみたいと思っています。 比較的お教室の数が多そうな、池坊と草月のいずれかを考えています。 比較したらどのような特徴があるのでしょうか?一般的に言われていることの他、ご自身でお感じになっている点でも構いません。お聞かせいだだけませんか? 例えば…「わりと派手好み」「前衛的」「精神的なアプローチを重んじている」「海外での活動にも熱心」「費用がかかる」「時間がかかる」などなど、どんなことでもお願いします。
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個人的見解でよいとのお答えなので…私の勝手なイメージだけです(私はどちらの流派でもありませんが、花展などで拝見する限り…)。 草月さんは他の方もおっしゃっているように、現代的なイメージで、お花そのものよりも、ペイントされた木とか、花はなく金属とかを釘で打ったり貼ったりされたものが多いです。先日も某花展を見てきましたが、金属の輪を重ねたものにチュールのような布をかぶせてそこに花びらが散りばめったり。丸い円(ブラスチック性?)が浮いていて、その廻りに数本のバラが刺してあったり。どちらも生花は花びらとバラだけです。稀に生花のみの作品もありますが、華やかな色合いのものが多いように思います。 池坊さんは(他の方の回答を読んでなるほどと思いました)上のような作品もたまにありますが、とてもシンプルな生花のみの作品もたくさんありました。でも、個人的感想からいうと、使われているお花の種類や色合いは賑やかな方ではないかなと思います。たとえば、松の木のお生花(おそらく決まった型に生ける形式)に、ピンク・白・黄色・紫などのいろんな色の小さな花が添えてあったり。 どちらもそれぞれに素敵ですよね。 そして、回答とは少しずれるのですが、 >茶花のような、クラシックでひっそりとした美しさのもの というのであれば、嵯峨御流さんも検討されてはいかがかと思います。ご質問の趣旨からそれてしまって申し訳ありません。 かくいう私は古流です。でも古流にもいろいろ会派があって、それや先生によっても雰囲気は変わってきます。一度、花展などでご覧になってからお決めになるとよいと思いますよ。
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- suihou
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私は、池坊を習っている者です。 他の方も回答しているように、 池坊には比較的歴史が新しい『自由花』と 古くからある『立花』『生花』『盛り花』というものがあります。 『盛り花』も『自由花』の一種かも? 『立花』『生花』にも生風体と新風体の二種類あり 両方とも、新風体のほうが新しいのですが、 『生花新風体』は、今の家元が考えたものです。 『自由花』にも、新しく『ミニチュア自由花』という 現代のお家に気軽に活けることができる 小さくかわいらしい『自由花』ができています。 詳しい情報は 池坊のホームページを載せておきますので 参考にしてください。
- 参考URL:
- http://www.ikenobo.jp/
お礼
御礼たいへん遅くなりました! サイト拝見しましたところ、それぞれの花風(?)の美しい画像があり、少しばかりその趣の違いを感じることができました。 お家元が代替わりしたり、生活様式の変化に合わせたりと、どんどん新しいいけばなが広がっていくのですね。 ありがとうございました♪
- jyunkou-hikou
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流派が起きた時点で 【 古典花 】と 【 現代花 】の 2種類が 流派によっては 存在します。 池坊は 古典花と 現代花の 2種類が 有ります。 草月は 現代花しか 有りません。 貴方はどちらを 習いたいですか ?? 一度 入門すると 他の流派に 変えるのは困難です。 事を運ぶのは 慎重に お願いします。
お礼
「古典花」と「現代花」…という概念を初めて耳にしました。そんな大きな違いがあったのですね! 実際にそれぞれがどんなものかまだわかってはいませんが、想像するに私が学びたいのは「古典花」なのだろうと思います。 茶花のような、クラシックでひっそりとした美しさのものをイメージしているのです。 ときどき知人の招きで生け花展を拝見することがありますが、どうも現代的(?)なものは苦手なようです。 とすれば、自ずと方向性も見えてきたのでしょうか。ありがとうございました。
- yasues
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下の回答をしたものです。 誤字がありましたので、訂正します。 「家型」正しくは「花型」です。 それと、補足ですが、草月は何でも有の流派です。 自由花型になると、それが実感できるようになると思います。お花以外の素材も、使ったりしますので・・・・。
お礼
実際に習っていらっしゃる方からの実感あるご回答ありがとうございました。とても伝わってきました。 ご紹介いただいたHPも見てみましたが、草月とはなるほど創造性の豊かな自由な雰囲気のある流派なのですね!
- yasues
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私は、草月流を習っています。 比較する事が出来ませんが、草月は、テキストが4冊あります。 最初の2冊は、基本と応用で、後の2冊は、テーマがあり、それを自分で考える・・・いわゆる自由家型になっています。 テキストが1冊終わる毎に、お免状の申請が出来まして、4冊目のテキストが終了しますと、雅号がもらえる仕組みになっています。 その後は、先生の指導により、師範のお免状を申請できる仕組みになっているみたいです。 一応、家型がありますが、年数をやっていくうちに、何でもあり??って言うのも変ですが、他の流派に比べると、自由があるように思えるのが、草月流です。 参考までに、草月流のホームページのアドレスを載せておきますので、よろしかったら、見てみてください。
- 参考URL:
- http://www.sogetsu.or.jp/
お礼
御礼たいへん遅くなりました! 恥ずかしながら嵯峨御流という流派は初めて耳にいたしました。sanhahaさんがおっしゃるように、きっと私の好きな様式なのだろうと思いました。 そもそも生け花を習ってみたいと思ったのも、季節のおりおりに和の心のものをちょっと飾りたいなとか、茶花を飾るためには生け花を知っていないと「基本的にあるべき姿」からはずれて恥かしいのではと思ったからなのです。創造としてのお花を楽しもうというより、基礎を知っておきたいというか…。 お茶でもそうですが、「とりあえずのたしなみとして」という動機で入っていくには、生け花もやはり奥が深くて単純ではないということが改めてわかりました。 ありがとうございました。