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邦画の画質がねむい理由
最近アジア映画をみるようになってきがついたのですが、邦画の映像がきになってきました。 邦画のほうが映像の画質に眠いというかシャープな感じがないことにきがつきました。 ハリウッド映画なんかだとデジタル映像でデータ自体もコンピュータに取り込んでいると思いますので、それは別として、香港映画のチャウシンチーの映画やインファナルアフェアなどは、かなり画質がシャープでめりはりがあるのに、邦画はどうもねむいのです。 香港映画も5年以上前のは眠いのですが、邦画はいまでもねむいです。 直近の「三丁目の夕日」はそうでもないのですが、なにか理由があるのでしょうか。 たとえば、日本のオーソドックスな監督は、いまだにフィルムオンリーにこだわっているとか。 気になったのは、例えば、「NANA」、「釣リバカ日誌」、あとちょっと前の黒木瞳の「仄暗い水の底から」などでした。
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フィルムやレンズの問題もあるかもしれないですね。 洋画の場合、ほとんどがPanavisionカメラで撮影されていますが、邦画の場合、そうとは限りません、これは、日本のカメラ技術が優れている身との裏返しです。 フィルムにしても、日本国内ならサクラやフジのカラーポジが使えますが、海外ではイーストマン(コダック)やテクニカラーがメインになります(ゲバルトもあるかな)。イーストマンはシャープ、テクニカラーは優れた色再現性が売り物だったと思います(メトロはどうだったか)。
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- kazu1986
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機材的なことは全くわかりませんが…。 私は邦画・洋画の鑑賞のされ方に要因がある気がします。 ハリウッド映画はより大迫力に、よりダイナミックに、という画面の印象が必要なので、 一枚絵として見たときにもよりメリハリのあるように、高彩度・高コントラストで、 しかもシャープな映像に仕上げているのだと思います。 これは香港などのアクション映画でも変わらない傾向ではないでしょうか。 逆に邦画は、迫力よりもストーリーや人物の感情の揺れに重きが置かれるので、 それに即した映像加工がなされているように思います。 例えば「仄暗い水の底から」などがメリハリのある絵だったら、だいぶ印象が異なるはずです。 私は全くの素人なので、あくまで推測に過ぎませんが…すいません。
お礼
レスありがとうございます。 個人的には家の16インチのテレビや、PCや携帯端末なでみたときのぼやけが、とてもきになりました。 ハリウッドに関しては、アクションに限らず、恋愛ものや時代ものホラーもの、またシーブルーなどドキュメンタリー的なものまで、一環して現在の映像をよしとするポリシーが感じらるのと、実際みやすいわかりやすいというところは理解できます。 日本は技術があるのに、それを駆使する監督やカメラ陣など職人たちが、世界を見もせず勝手なこだわりでやっているような気もしました。 >邦画・洋画の鑑賞のされ方に要因がある気がします ここに日本人の映像に対する誤解があるように思います。映像の内容によって使い分けが技術的にも種類的にもできる時代なのに、なにか日本特有にこだわりすぎている、あるいは監督陣に意見する人もでてこない古い体質な感じがします。 NANAとか冷静と情熱のあいだなんかは、内容的にも風景的にも日本にこだわることはないので、もっとくっきりしていてもいいのに、日本のほとんどはそれをとろうとしない。 「仄暗い水の底から」は、映し方も遠くから俯瞰で映していたりして、こどもがなにかうごいていても、見落としたりと、金を払ってみるにしてはちょっと残念な気がします。 ここなんですよね、お金を払いたくなるかどうか。
お礼
ありがとうございます。 なるほど、Panavisionの名前は聞いたことがありますし、メイキングでもよく見ます。 日本ではいわゆるアナログのカメラをあたりまえにつかっているのでしょうね。 >日本のカメラ技術が優れている身との裏返しです。 技術があるのに、ねむい映像なのはもったいないと感じました。 NHKなどでやるドキュメンタリー映画は別として、世界の映画祭で比較放映される部分では、映像のきれいさも大事だとおもうのでした。 そういえば、HeroやLoversも中国(香港)の監督&制作映画ですが、ハリウッド配給なのでハリウッド技術をすなおに受け入れたのかもしれません。 おまけにきれいな衣装デザインも、なんど有名な日本人を引きいれていて… フィルムの話は、聞いたことがあります。 デザイナーの方が、フジとコダックをくらべると、細部まではっきり写るのは、コダックだったといっていました。