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ナンピン買いの意味
ナンピン買いというのがありますが、どういう意味があるのでしょうか? 平均取得価格が下がるというのは分かりますが、それが株式投資にどういうメリットがあるのでしょうか?平均取得価格が下がれば、低い株価でも利益があるように思いますが、結局は以前の損を、新たな取引で得た利益でカバーしているだけですよね。 大学の講義で「ナンピン買いというものがありますが、以前の取得価格は問題ではない。今後、その株があがると思えば買えばいいし、そうでなければ買わないほうがいい」と聞きました。私もその通りだと思うのですが…。 税金等の問題があるのでしょうか?どなたか詳しい方、素人にもわかるように教えてくださったら幸いです。
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>平均取得価格が下がれば、低い株価でも利益があるように思いますが、 >結局は以前の損を、新たな取引で得た利益でカバーしているだけですよね。 まさにその通りです。 それ以上の意味はありません。 ただ、同じ銘柄をさまざまな異なる値段で買った時、 現時点で、どの値段で買った株がどれだけ損益がでているかを いちいちそれぞれの買値と現在値とを比較して把握するのは とてもめんどくさいのです。 それよりも平均取得価格を計算し、それと現在値を比べて、 総体でどれだけ損益が出ているかを考えたほうがずっと楽です。 >「ナンピン買いというものがありますが、以前の取得価格は問題ではない。 >今後、その株があがると思えば買えばいいし、そうでなければ買わないほうがいい」 というのは、まったくもってその通りです。 が、ナンピン買いをするときの判断基準は、実際にはこれとまったく同じものなのです。 単に「あがると思うから買い増す」ということやっているわけで、 それをナンピンと呼ぼうが別取引として扱おうが同じことです。 ただ、「ナンピンで平均取得価格を下げた」と考えると、 損益の計算が楽になる、というだけのことです。
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おっしゃるとおりです。二百円で買った株の損失が、新規に買った株の二割上昇により回避できるのであれば、どの株を買ってもいい。二百円で買った銘柄にこだわることはない。二割あがる確率の高いとおもえる銘柄を新規に買うほうが得策です。そして、もくろみ通りに上がれば、両銘柄を処分して損失を回避できます。
二百円で買った株が、百四十円まで下落したとします。 さいしょは儲けるつもりだったものの、こうなると投資家は、損失を逃れられないかと考えます。高値からは四割もの大幅な下げで、そろそろ反発を期待していい水準。しかし期待どおりに反発してくれるとして、買値まで戻るには四割も上昇しなければなりません。戻るかもしれないが、その確率はひくい。しかし二割の戻りなら、確率的には期待していいかもしれない。そう考えて、百四十円であらためて買う。ナンピンですね。平均買値は百七十円。二割ほど戻れば、損失を出さなくてすみます。
お礼
回答ありがとうございます。 140円に下落したとき、その株が2割上昇する確率と、他の任意の株が2割上昇する確率というのは、基本的には同じですよね(そうでないと、みんな上が確率の高い株を買ってしまうので)。だから株を購入するときに、以前の価格というのは関係ないと思うのです。そうすると、140円に下落したときにその株を買うかどうかは、その株が値上がりするかどうかとの判断にのみよるのであって、200円で買ったことは関係なくないですか? なんて書きながら、僕も高値で買った株が売れないでいます。あがると思えば買い増しすればいいし、下がると思えば売ればいいのですが、やっぱり取得価格が気になります。
- masuling21
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長期投資向きの方法です。株価が反発すれば、利益が増え、反発しないと傷が広がるということです。 昨日7万円で買ったヴィトンの財布が、今日は4万円だったら買いますか?2つ買っておいて1つを6万円で友達に売れば、その取引で5000円儲かります。
お礼
回答ありがとうございました。 例まで出していただいてありがとうございます。
- hidamari3
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ナンピン買いは本来さけるべき方法ですが、今回のような強い上昇相場においては有効な場合もたくさんあります。 例えば、急騰した銘柄の押し目を買う時に一気に 全てを買うよりも、数回に分けて「底」を意識しながらナンピン買いすると上手くいくことがあります。 「底」をピンポイントで当てるのは非常に困難ですから、その付近で最初に打診買いを入れて、徐々に底打ち反転しそうな場合に買いを増やすような方法です。 すなわち同じナンピンであっても底値買いのような、ひとつの投資手法として用いるナンピンは有効の場合も多いですが、高値掴みを損切りできないでナンピンするような方法は、失敗する可能性が高くて非効率だと言えます。
お礼
回答ありがとうございました。 なるほど、そういった局面では有効なのですね。
- kohagura
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一つの株式を長期持ち資産形成しようという人にとっては、ナンピン買いは非常に有益でしょう。 買った株が下がり損失が出た時点で、ナンピン買いで買い増し、株価が元に戻ったときに半分売れば、利益+含み益がでますよね。 株価はいつか元の株価に戻るものなのです。そういう点から言ったらナンピン買いは非常に有益な投資方法です。 1単位株しか持っていなかったら、仮に株価が上がって売ったら、その株自体がが無くなっちゃうじゃないですか? 特に優待などが良い株は1年を通じての株価の変動はある程度決まってますので、ナンピン買いしやすいですね。利益+含み益+優待+配当でめちゃくちゃおいしいですよ。 しかし、短期で利ざやを稼ぐのが目的の人にとっては、ナンピン買いをしてどつぼにはまる人も多いですよね。そういう人にはお勧めできないですね。
お礼
回答ありがとうございました。 >株価はいつか元の株価に戻るものなのです それなら、たしかに非常に優れた方法だと思いますが、その「いつか」がいつなのかが難しいですね。 >特に優待などが良い株は なるほど。優待などはあまり考慮してませんでした。これからはそんな点も参考にしていこうと思います。
- vonori
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<平均取得価格が下がれば、低い株価でも利益があるように思いますが、結局は以前の損を、新たな取引で得た利益でカバーしているだけですよね。 簡単にはそう言う事です。 もちろん、下げ止まらないと傷口が広がります。
お礼
回答ありがとうございます。 そうですよね。下手すると、ドツボにはまりますよね。(品のない表現ですみません)
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど!大変よく分かりました。確かに、儲かっているのかどうか分からないようでは、投資できないですもんね。「ナンピン」という言葉に惑わされていたのかも知れません。