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浮世絵に描かれている娘さんの着付け

こんにちは! 北斎の美人画などで、娘さんの帯がダランと前に垂れているのを何点かみました。 着物の帯って、普通後ろに垂れるものですよね? これは当時のおしゃれかなにかなんでしょうか? ご存知の方、どうかご教示ください。 よろしくお願いいたします。

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noname#30513
noname#30513
回答No.4

こんにちは。 既婚者は前結び、未婚者が後ろ結びが基本です。 女郎さんや花魁は既婚者と同じ前帯が基本です。 今の着物の着方とは全然と違って、着物は引き着で、帯締めや帯揚も無い事が多く(江戸時代の後期から出てきます)現代なら花嫁しか身につけないような、綿帽子、角隠しなども既婚者の正装のとき被ったようです。 下のサイトで、繁盛記>項目 雑貨>女性着物のところを読むとわかりやいですよ。

参考URL:
http://takenosuke.vis.ne.jp/
point_mx
質問者

お礼

おもしろいサイトを教えてくださってありがとうございます!興味深く読ませていただき、お気に入りに登録しました。 北斎の浮世絵だけ見ても、前結び後ろ結びが混在している印象を受けます。 考えてみますと、現代では着物の「正式な」着方というのがありますが、当時はまさに着方=ファッションだったわけですね。あまり厳密に考えない方が良いのかもしれませんね。 大変参考になりました。ありがとうございました!

その他の回答 (3)

回答No.3

以前テレビの内容を書き留めた手元のノートによりますと。 江戸初めまでは、着物の帯は今の兵児帯のような紐状の物を使って、前後左右どこで結んでもかまわなかったようです。 平和で豊かになった元禄の頃から帯は巾が広くなり、装飾的に豪華になっていきましたが、まだ実用的に結び目は小さく、好きなところで結んでいました。 その後、歌舞伎の隆盛で役者の派手で結び目の大きな帯結びがはやり、前や横で結ぶと動作の邪魔になることから、帯は後ろで結ぶ物となったそうです。 この他に私が聞いたことがあるのは、世相が殺伐としていた頃は(戦国時代から徳川の世が定まるまで)後ろで結ぶと、悪い男の人にほどかれやすいからというのと、逆に、前で結ぶのは自分でほどきやすいので、遊女の着方だというものです。 俗説かもしれませんが、正反対のことが言われているのがおもしろいですね。

参考URL:
http://www5.ocn.ne.jp/~ukiyo26/onna_7.html
point_mx
質問者

お礼

>歌舞伎の隆盛で役者の派手で結び目の大きな帯結び >がはやり、前や横で結ぶと動作の邪魔になることから、>帯は後ろで結ぶ物となったそうです。 よく納得できました! 諸説あるようですが、どれも本当なんでしょうね。 帯をどこで結ぶかひとつ取っても、着物ってホント奥が深いですね~ 非常に参考になりました。ありがとうございました!!!

回答No.2

 本来、既婚者は帯を前に結ぶ物だが、日常生活上不便なので、日常は既婚者も後ろで結び、晴れ着では前に結んだ、ということを聞いた事があります。  古い時代劇の映画を見ると、商家のおかみさんが、晴れ着の時に帯を前で結んでいる姿が見られます。  お女郎さんが帯を前に結ぶのは、『一夜妻』ということで、既婚者の正式な着付けをしていると言う事のようです。

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質問者

お礼

「一夜妻」ですか。なるほど~~。 そこで疑問がまた出てきます。というのは、花魁が後ろに帯を結っている絵の方がたくさんあるような印象がありますから。 この辺はあんまり厳密に考えても答えが出てこないでしょうか? 大変参考になりました。ありがとうございました!!!

noname#16137
noname#16137
回答No.1

帯が前に来ているのは、女郎さんの着方だと聞きましたが

point_mx
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます! 参考になりました。