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大学院試の勉強について
大学2回生です。今は、地学系の学部に所属しているのですが、自分の本当に研究したいことが、化学系にあることを知りました。そこで、大学院ではどうしても化学系に進もうと思い、そのために大学院入試に向けて化学を今から勉強しようと考えたのですが、有機、無機、物理化学、量子化学などどの参考書で勉強したらよいでしょうか?ちなみに、高校では化学はあまり得意ではありませんでした。 また、大学院で専攻を変更した方は、体験談なども教えてくれるとありがたいです。
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No.3です。 > > あなたが研究したいことがほんとにその大学院でできるのか > もしくは、その研究室では現在自分の研究したいテーマではないものに力 > を入れているということでしょうか? これが一番怖いのです。このミスマッチが起こると、大学院に入学できても修了に至る研究成果をなかなか出せずに苦労してしまいますし、さらに先を見たときに単なる時間の無駄にしかなりません。 学部レベル・学士課程での受験では、地学・化学くらいの領域を選べばいいわけですが、大学院レベル・修士課程以上での受験だと、地学とか化学とかというのはあまりにも莫大な範囲を指すので、「化学における○○」をやりたいなら、「化学における○△」の研究室ではなく「化学における○○」を扱っている研究室を探さないといけません。 また、質問者さんが大学院に入学するころにも継続してその分野の研究をしているかも確認しないといけません。研究室を主宰する先生がよりよいポストを求めて、研究室ごとよその大学に移っちゃうということもあります。その跡地にぽつんと一人いても仕方ないですよね。 > とありますが、それはもしその大学院に合格した後に研究したいテーマに > ついて研究できるのか、もしくは他分野からの進学ということで化学的な > 技術が不足しているためにテーマを変更させられるのか、ということで > しょうか? これも十分ありえます。 そのために、大学院に合格する前から、その研究室の先生に大学院入学後はこういう研究がしたいのだがという打ち合わせが欠かせませんし、他分野から進学するのであれば足りない技術を補うための工夫を研究室のスタッフさんとともに考えておかないといけません。大学院の入試の科目については、その打ち合わせ・工夫のごく一部に含まれるものです。入試科目対策は、そこで研究するために、そこに入学する必要があるから、必要なテキストを教えてもらうだけに過ぎません。 つまるところ、あなたの取り組みたい研究を扱っている研究室で、あなたの取り組みたい研究をさせてくれて、有益な指導をしてくれ、その成果を評価してくれ、修了させてくれる研究室を見つける必要があります。見つけるためには、数々の科学に関する学術論文を読み解いたり、多くの研究室を尋ねそこの教員や研究員、院生などに話を聞く必要があると思います。その上で、有機、無機、物理化学、量子化学などが必要であれば、研究のため・入学のためのそれぞれの目的に応じて適切なテキストや方法を教えてくれると思います。また、化学系の大学院の研究室に進学するにあたって、地学系の学部ならではの勉強法などをアドバイスしてくれたりもすると思います。もちろん、研究室訪問をする前にいろいろと自分なりに調べておく必要はありますが。 (参考) http://www.iae.kyoto-u.ac.jp/chemical/join_j.html http://www.s.chiba-u.ac.jp/master/ http://homepage1.nifty.com/~watawata/psycho/goto_graduate.htm http://atom11.phys.ocha.ac.jp/front/theme.html
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No.4です。 希望する大学院の教授に相談するのはよいことだと思います。 そこでの研究内容を明確に知ることができるでしょうし、今後、どのようにするのが良いかということについて相談に乗ってもらえるかもしれません。 それ以外にも、化学を担当している先生に、色々と相談すると良いでしょう。もしかすると、これまでに前例があるかもしれませんし、便宜を図ってもらえるかもしれません。 もっとも、過大な期待は禁物です。ダメで元々のつもりの方がよいでしょう。
お礼
返事が大分遅くなってしまってすいませんでした。これからですが、希望する研究室の先生に訪ねてみたいと思います。ありがとうございました
卒業するまで、「普通に」地学系の勉強をしていたのでは、化学系の大学院に進んでもついていけません。 たとえ、院入試に合格したとしても、進学後の実技的なものでとうてい太刀打ちできません。 すなわち、化学系の学生はかなりの時間の「化学実験」を行った後に、卒業研究を1年間みっちり行って大学院に進学しています。地学と化学ではあまりにも違いすぎます。 本気で、化学系を目指すのであれば、最善策は転学部(あるいは転学科)、次善が編入学と言うことになると思います。ただし、2年生という事であれば転学部は難しいと思います。 編入学が無いとのことですが、1年遅れても良くて、かつ大学を変わっても良いという覚悟があるのなら、来年度の編入学試験にチャレンジできるはずです。 大学を変わるのであれば、現在よりも「いわゆる良い大学」を目指すことも視野に入れた方がよいでしょう。 現在の所属のまま勉学を続けるというのであれば、化学系の授業を聴講するということは最低限のこととして行って下さい。 化学系と言っても、分野によってかなり違いますが、実験が重視されるような分野では、大学院に入って始めて本格的に化学実験をするというのは、現実問題として、かなりのハンディになると覚悟しておいた方がよいと思います。 現実問題としては、なかなか難しいでしょうが、大学のシステムによっては、化学系の講義だけではなく、実験等に関しても、何らかの配慮をしてもらえることもありますので、化学系の先生に相談してみるのも良いでしょう。
お礼
>化学系と言っても、分野によってかなり違いますが、実験が重視されるような分野では、大学院に入って始めて本格的に化学実験をするというのは、現実問題として、かなりのハンディになると覚悟しておいた方がよいと思います。 このことについては希望する大学院の教授にも聞いてみたほうがよいですか?
- chidori_ko
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単にペーパーテストの対策だけなのであれば、その大学の大学院の入試問題を数年分取り寄せて、その大学院で重視されている分野のテキストを使えばいいでしょう。また、その大学院の研究科に対応する学部のシラバスを参照すれば、問題を作っている先生が使用しているテキストが見えてきますから、それを使うのも手です。 大学院は、ペーパーテストも大事ですが、それは学部入試におけるセンター試験みたいなもので、それだけでは入れません。学部は学生に教育を施すことを重視している部門ですが、大学院は学生に研究をさせることを重視している部門です。したがって、院試を突破するには、「あなたの研究したいことがそこでできるか」「研究したいことが明確か」といったことも大切です。 というわけで、あなたが研究したいことがほんとにその大学院でできるのか、実際に聞いてしまったほうが近道ですし、本質的な対策ということにもなります。化学系の研究をしている大学の研究室を訪ねて、研究内容を教えてもらったり、その研究室で別分野から移ってきた院生さんを紹介してもらったり、その研究室で使っているテキストを教えてもらったりしたほうが早道だと思います。いわゆる研究室訪問という概念にあたりますので、それについて理解に努め準備をしてみてください。
お礼
ありがとうございました。 >あなたが研究したいことがほんとにその大学院でできるのか とありますが、それはもしその大学院に合格した後に研究したいテーマについて研究できるのか、もしくは他分野からの進学ということで化学的な技術が不足しているためにテーマを変更させられるのか、ということでしょうか?もしくは、その研究室では現在自分の研究したいテーマではないものに力を入れているということでしょうか?
- yoo_20052005
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今は大学に在籍しているのでしょう?それならばかならずしも独学で勉強しなければならないということはないでしょう。ご自分の所属学科で要求されている講義をしっかりと受けた上で、化学系の授業を聴講すればよいのでは。化学系の学科向けの基礎科目、専門科目がありませんか?その大学内の授業であれば、担当教官の承認の上聴講できるはずですよ。
お礼
お返事ありがとうございます。担当教官に交渉してみればいいんですか!早速やってみます。
- pocopeco
- ベストアンサー率19% (139/697)
違う専攻からの編入だと、別な枠があり、物理、数学、小論文などで、専門科目の試験を受けなくても受験できる大学院もあります。 あなたの行きたい大学院の受験方法を確認してみてはいかがでしょう?わかってた上での質問でしたらごめんなさい。
お礼
お返事ありがとうございます。早速編入についても調べてみたのですが、残念ながら無さそうです。ありがとうございました。
お礼
返事が大分遅くなってしまってすいませんでした。 大変参考になりました。これからはもっと視野を広げて考えていこうと思います。