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パソコンゲームはなぜ衰退しているのでしょうか?
こんばんは。 私は家庭用ゲームよりもPCゲームが好きな口なのですが、ここしばらくの様子をみると、売り場面積の縮小、商品の少なさ等が、目に付いてしかたがありません。 昔(Win95/98の頃)は活況があったと思うのですが、現在は、人気ゲームの廉価版での再発売や根強い人気シリーズの続編発売以外は、目に付かないように思います。 サイトで調べても衰退論、持ち直し論等様々で、どうもよくわかりません。 いわゆる「萌え」は除いて純粋なPCゲームの衰退の理由(或いは衰退していない理由)をご教示いただけないでしょうか? よろしくお願いいたします。
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まずWin95,98世代だと3Dビデオカード必ずしも 必要なゲームがまずは少なかった。 チップセット内臓やノートのビデチップの スペックで十分にゲームがで多かった。 DX必要でもD3Dが必ずしも必要なかった。 (実際に当時ノートPCでAOEとか自分はやっていた) で今のゲームの多くがD3D機能のがそこそこないと まともに動くことすらしないゲームが増えているのに 一般ユーザが一番多いメーカ製PCの場合多くが チップセット内臓のビデオチップを使っている。 そのため最近のPCゲームをするのにはBTO、ショップブランド、自作 と敷居が昔より高くなってきている。 ってな部分も大いにあると思います。
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- Zimmer
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>売り場面積の縮小 ソフト専門フロア(店舗)の場合でしたら販売場所の分散が大きいです。 当時はいわゆる電気街でしか買えなかったソフトですが、今ではコンビニ、 インターネット、家電量販店など身近な場所で買える様になった為です。 全国的に見れば売上げ数量は伸びていますが、家庭用ゲーム機と比べると 圧倒的に少ない牌をみんなで奪い合うのですから当然厳しい状況になります。 現在は(アダルトを除いて)パソコンソフトだけのお店というのは成り立たない程に 当時の売り上げと比べると減退しています。 >商品の少なさ これはいろいろ理由がありますが、まず家庭用ゲーム機とのバランスが変化した点。 PCゲームの魅力は「フライトシミュレーター」など家庭用ゲーム機では出来ない映像と 内容があった為です。 現在は洋ゲーなどを中心にマルチプラットフォームで開発されるゲームが多くなってきた為、 PCでゲームをする理由が少なくなってきているのです。 また「売り場面積の縮小」とも関係がありますがオンラインゲームの普及により一つのゲーム を継続してプレイする時間が増えた為、ほかのゲームを買わなくなったというのもあります。 そしてオンラインゲームは小売店にとって利益が取れない(取りにくい)ソフトです。 開発、販売側の問題としては(家庭用ゲーム機で)目が肥えた消費者に満足させるゲームを 作るのは難しいのです。1000本も売れないソフト埋もれていく姿を見てはリスクが高いことが お分かりでしょう。 家庭用ゲーム機が約5年のサイクルで進化しているのに対して、 PCは各パーツが足を引っ張りますのでトップパフォーマンスで ゲームを楽しめる方は僅かです。パソコンゲームのウリでもある画面の 高解像度も家庭用ゲーム機の進化とHDTVの普及で差は縮まりつつあります。 この流れは緩やかに続き、PCゲーム市場は(オンラインゲームを除いて) 縮小していくのでは無いでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。 詳細なご意見、参考になりました。PSが出た頃、いずれ市場が逆転するかなと思ってはいましたが、実際にそうなりつつあるのでしょうね。「高度なゲーム」=「PCでしかできない」という方程式が成り立たなくなっていくわけですね。 オンラインゲームで検索してみて驚きました。PKG版しかないと思っていましたが、無料版もあるのですね。 勉強不足で的外れだったら申し訳ないのですが、店頭で某ゲームを手にとってみたのですが、PKG購入代金の他にプレイ時間に応じた課金があるという点に、ちょっと敷居の高さを感じました。しかし今後はこのような形態が当たり前になりつつあるのでしょうね。 どうもありがとうございました。
- 2531kbps
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思い出しました。PCの種類が多くて動作検証が困難という書き込みを見て。 KOEIのゲームで、試用版があったので動作検証のためにダウンロードして実際に動かしてみました。試用版が動いたので、製品版を買ってみたら動かなかった。 KOEIのサポートに「動作検証をするのが試用版で、試用版で動いた物が製品版で動かないのは、おかしいだろ?」と問い合わせたら、 「試用版についての動作を一切保証していない」とはっきり書いてあるでしょ?試用版はそんな目的で配布しているのではない。という回答が返ってきた。 それだけPCの種類が多くて、メーカー品でも数が多いし、自作も含めたら無限種類となりそうです。動作確認のための試験用プログラムが必要でしょうね。 スペック上ではOKでも、実際に動かしてみるまでは分からないです。
お礼
ビジネスソフトならユーザ登録しますが、ゲームソフトの登録はしたことがないので盲点でした。 メーカにはサポートという重大なサービスがありましたね。うっかり忘れていました。 サポートのためには多くの検証が必要ですね。ここにも目には見えない形で費用はかかっているわけですから、この市場での勝負を躊躇するメーカーがあっても不思議ではないですね どうもありがとうございました。
- HAK_JF
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PC ↓ スペック的、相性的な問題があって、万人が問題を起こさずにできるようなゲームの開発が難しい。 性能の低い家電PCが一般的に浸透したために、特にこの問題が大きくなっている。 開発側にとって非常に大変。 一般的な家庭用ゲーム機 ↓ ある一定品質の確保ができているので、スペックや相性部分の考慮が必要ない。 一応性能もPC並にはなったので、今まではPCでしかできなかったような性能を要求されるゲームも開発可能になった。 単純に開発側にとって楽。 --------- 家庭用ゲーム機って基本的に全員同じものを持っていることになるので、開発側はとても楽だと思います。
お礼
この比較論は非常にわかりやすいです。 CPU、メモリ、ビデオカードに依存するようなものだと市場への投入の判断は難しくなりますね。その点、家庭用は特に買い足す必要もないですから。 どうもありがとうございました。
- mokonoko
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他にも ・不正コピーの横行が酷かった時代があった ・ユーザーの持っているPCの仕様に幅が広がっている ・上に関連して動作検証に物凄い手間が掛かる (市販PCを100機種以上使い込んでデバッグしているメーカーもある位です) 持ち直すにはPCは難しいというイメージを払拭し、なおかつゲーム機では難しくてPCでないと出来ないようなゲームが増えていく必要があるでしょう。
お礼
デバック作業までは思いつきませんでした。確かにパッケージの片すみを見ると、自作マシンは対象外なんて記述がありました。 ソフトの開発サイクルとPCの発売サイクルを考えると、ソフトメーカーにとっては、頭の痛い問題なのでしょうね。 ご指摘のように家庭用ゲーム機ではできないようなものが求められますね。それがハードウェアなのか、ゲーム自体の難易度なのかは意見は分かれるかもしれませんが、昔のPCゲームは割合良くできていたと思います。復活を願うばかりです。 どうもありがとうございました。
- wago
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現在は、インターネット販売(通販)も大きいのでそのせいもあるかもしれません。 また、家庭用ゲーム機と違い、PCにある程度知識がないと難しいのでその性もあるかも・・・。 また、違法コピーという声もあります。18禁ゲームも含めて違法コピーは非常に危惧すべき問題です。オンラインゲームはさすがに対戦は違法コピー物だと難しいので、そこのところはまだいいかもしれませんね。 違法コピーは関係ないという意見と、関係あるという意見があります。 海外でも音楽の場合はP2Pなどによるネットの影響はないという研究も発表されました。違法入手している人は、どうせコピーできないなら買わないよ=売り上げ数は変わらないなどという意見もあります。個人的には影響はある、と思います。 ただ売れないのをP2P問題のせいだけにするのはどうかと思います。 話が脱線しましたが、衰退しているというのは確かに思います。 私が思う原因は 1・・・やる人がいなくなった(少子化、不景気、マンネリ化) 2・・・違法コピー、違法DL (やはりこのせいもあるかと) 3・・・家庭用に移植される事も多い 4・・・ゲーム環境をそろえてまでやりたいと思うコアユーザーが減少(1に関連 って感じでしょうか・・・。
お礼
違法コピーの問題は大きいですね。ビジネスソフトのようにパイが膨大なわけではないですから、これをやられるとメーカーには死活問題ですね。 ご指摘のとおり、光栄のシリーズ等は昔から家庭用にも移植されていますね。メーカーによっては続編を家庭用で出した例もありますし。大きな要因の一つだとは思います。 最後の環境は言えると思います。ビデオカード、メモリの増設までしてというヘビーユーザは少ないかもしれませんね。 どうもありがとうございました。
- googuy
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ウチにはPCとPS2とゲームボーイが有りますが、小学4年生の子供を見ていると、PCゲームには「キャラクタもの」が殆ど無いのが大きく効いていますね。ゲームの中身ではなくて「キャラクタ」に引かれて買っている様です。ストーリに感情移入できるのでしょうか? 息子がやっているPCゲームは「シューティングゲーム」くらいの様です。 また、家庭用ゲームは店頭販売/通販しか入手経路が有りませんが、PCゲームには「ダウンロード」と言う強い手段が有りますので、その活況が市中では目につきにくいのかも知れませんね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 PCゲームでキャラクターものというと、「信長」じゃある程度年齢が高くないとちょっと辛いですね(苦笑) 思いつきませんでしたが、ダウンロード販売という流通経路もあるんですね。この販売チャネルが大きいようだと店頭流通も少なくみえるのかもしれませんね。 どうもありがとうございました。
- 2531kbps
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PC-8001のバグファイヤーの頃からゲーム好きです。 その理由をいろいろ考えると、以下のような感じでしょうか? PCゲームの否定的要素: (1) ゲームをする子供の数が減った。売れるゲームの数が減った。 (2) オリジナリティーあふれるゲームが少なくなった。いまの環境は、Windows, Mac, Linux(?)と数少ないし、移植するにも楽だ。昔のようにマシン語で書いていない。(と思う) (3) ビデオカードやCPU能力が高いため、それに頼る傾向がある。昔のPCはいまの数千分の1しか処理能力がないが、アイデアはすごかったですね。 (4) PSやGCなどのゲーム機は、世界的に共通なので、たくさん売れるから、多くの開発費を投入できる。 (5) 通信環境の発達により、AIやプログラムを進化させるより、人と人を対戦させる環境を作る方が楽だと分かった? (6) キーボードとマウスでは、操作性が悪い。それに、そのためだけに専用ペダル等を導入しにくい。 # 私が期待しているのは、Blizzard社を退職したメンバーが作ったソフトGuild Warsです。
お礼
8001の頃ですと大先輩に当たりますね。私の買った初ゲームははROM BASICで書かれていました。「バトル」という現代海戦ゲームですが、「太平洋の嵐」の開発元が手がけていた奴です。懐かしさの余り脱線してしまいました。 ご指摘のとおり、アイデアは凄かったですね。でもそれゆえ一部の人にしか受け入れられなかったのかもしれませんね。 ボードゲーム(ウォーゲーム)の世界でもマルチ対戦ゲームが投入されると、そちらへ大勢のプレーヤーが流れていきましたが、通信環境の向上でそれと同じようにオンラインゲームへの流出現象がおきつつあるのでしょうね。スターウォーズには惹かれましたが、メモリが1GB必要だと知って買ってません(笑) どうもありがとうございました。
PCゲームが衰退したのではなく、家庭用ゲーム機の普及とともにそれらのゲームソフトが増えたので、相対的に減っているように感じるのではないでしょうか? 普通のゲームならわざわざPCの必要の無い家庭用ゲーム機のほうが良いでしょうし。
お礼
私が良くいく東京/神奈川の量販店でも、売り場面積や取り扱い本数を見ると、家庭用ゲームソフト、PCビジネスソフト、PCゲームソフトという傾向は気づいていました。寂しいものです... 他の方のご回答にもありましたが、ハードウェアは誰もが使えて、PCより安くてという方が開発費用の投資先としては理にかなっているのでしょうね。 どうもありがとうございました。
- globef
- ベストアンサー率17% (1306/7306)
ジャンルにもよりますが、 全体的には、衰退しているとは思いません 次々といろいろなビデオカードが新たに 販売されてます。 (技術も向上/新たな規格) 新しいタイトルのゲームも雑誌広告でよく見ますが・・・ >売り場面積の縮小、商品の少なさ等が、 >目に付いてしかたがありません。 ・単にその店舗の縮小? ・昔は、(95/98時代)に比べクソゲーと呼ばれる ソフトが少なくなったのでは? (最近の方が完成度が高い?) 特に韓国製のは人気があると思いますが・・・・
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かにビデオカードは日々進化していますね。私も今年、直販メーカのPCへと買い換えましたが、オプションで、カードをつけるべきか、オンボードで済ますべきか悩んで、後者にしました。あまり3Dゲームをバリバリという使い方はないなと思ったのです。 クソゲーに当たるほど、数をこなしていませんが、完成度の低いものが少なくなってきたのは一理あると思います。 ありがとうございました。
- ishitani
- ベストアンサー率25% (10/40)
PC用に開発するより、PS2等の専用機向けに作る方が、ハードが安定しており、なおかつ売り上げも立つからです。 ゲームでPCに負けているようではゲーム専用機は立つ瀬がありません、ということではないでしょうか。 なお、オンラインゲームがまだまだPCの世界で幅を利かせているのは、個人的にはキーボードの存在が大きいからだと思っています。 チャットが出来ないとつまらないですしね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 限られたリソースをどこに投入するかと問われれば、家庭用ゲーム機の分野になるのは時代の趨勢でしょうね。DOS/V普及以前も98に投下していたメーカーが多数ありましたね。それと同じなのかなと思いました。 本当に家庭用ゲーム機は進化していますね。私もPS2を今年買ってみて性能の良さには驚きました。オンラインゲームはやったことはないですが、マルチプレーヤーの分野に該当しますね。一人でコツコツとPC相手にプレイするシーンは少なくなっていくのでしょうね。
お礼
そうです。昔のゲームはそこそこのCPUとメモリとサウンドカードがあればできました。 今は3Dが主体になっていますから、+αで何かを買い足さなければならないですね。敷居が高くなっているという意見には賛成です。ユーザ嗜好が高速の画像処理を求めるような方向に向かっているのなら、パッケージの推奨値をみて、ため息をつくユーザも多くなるのでしょうね。 どうもありがとうございました。