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人にうつったトリインフルエンザについて
今現在トリインフルエンザが人にうつる例が、ポツポツ出てきているようですが、まだそれが人から人へは感染はしていないですよね。 そこで質問なのですが、(1)何故人にうつったトリインフルエンザなのに それが他の人へ感染しないのか? (2)また人→人へ感染する様になった時、それは何が変わったため そのようになったと考えられるのでしょうか? よろしくお願いいたします。
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こんにちは。 鳥インフルエンザは、鳥の細胞を好んで増殖するわけですが、そもそも鳥以外では全く増殖しないってわけじゃないのです。 人間も動物ですから、条件が許せば増殖する可能性はあります。 ただ、人間で増殖した場合、鳥インフルエンザウィルスにとって、人間は上質な食料ではないので、大量増殖しにくく、免疫の質も違うので、免疫につかまって食べられちゃったりしやすいので、人間では殆ど発症しないわけです。 たまたま、免疫の質が鳥インフルエンザにとってそれほどでもない人がいて、大量のウィルスに暴露されたような場合に発症すると考えられてるようです。 ただ、怖いのは混合発症といって、人のインフルエンザウィルスがいる人に鳥インフルエンザウィルスが発症すると、両方の遺伝子をもった合成インフルエンザが出来上がってしまい、これは人間にも非常に強い病原性を持っているのです。 過去、人類ですさまじい流行をしたインフルエンザはこういうタイプであろうと考えられています。 これから人間のインフルエンザが流行する時期ですから、今の時期の鳥インフルエンザの人間への感染は非常に恐ろしい引き金になる可能性が高いので、世界的に注目され、恐れられています。
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- kiriku
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トリインフルエンザは人への感染力は持っていないそうですが、ヒトインフルエンザとトリインフルエンザに同時に感染すると、遺伝子交雑を起こし、新型の人への感染力を持つインフルエンザが発生するようです。 参考URLは厚生労働省の「新型インフルエンザ対策報告書」で、この報告書(1)に説明があります。
お礼
詳しいサイトを紹介していただきありがとうございます。 これからゆっくりと読んで行く事にします。ありがとうございました。
- googuy
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僕も余り詳しくは無いのですが、先ず、インフルエンザは全て、非常に頻繁に突然変異を繰り返しており、毎年、流行るインフルエンザでも、去年と今年では、もはやウイルスの型が違うので、去年のワクチンは今年はもう使い物にならないくらいです。 この変異が進んで、鳥→鳥にしか感染能力を持たなかったウイルスが、鳥→人にも感染する段階にまで進化(?)してきているのが現状です。 それがそのまま人→人にも感染しそうにも思うのですが、ライオンと虎のあいのこのレオポンが生殖能力を持たないのと同じ様なしくみがあるのではないでしょうか? その変異が更に進んで、人→人に感染する様に進化(?)するという事ですね。 少し前までは鳥→人インフルエンザと、人→人に感染する何らかのウイルスが、豚の体内で交雑(遺伝子交換)して人→人インフルエンザになると言われていましたが、最近になって、豚の介在が無くても人→人インフルエンザに進化(?)できるという見解が出てきています。 いずれにせよ、インフルエンザの変異は非常に早いので、まあ、時間の問題だと言われていますね。
お礼
お返事ありがとうございます。 >インフルエンザの変異は非常に早いので、まあ、時間の問題だと言われていますね。 怖いですよね。日本でも新型インフルエンザが流行したら最悪で64万にんが死亡するなんてテレビでやっていました。死亡率では約2%くらいでしょうか? お互いに無事にこの冬を乗り切りましょう。
お礼
詳しい説明をありがとうございました。 なるほど、鳥インフルエンザのウイルスでもまったく人に感染しないわけではないのですね。ただ大概の人は感染しにくいとと理解すればよいのですね。 それが、混合発症によって新しいインフルエンザが生まれると人→人へ感染する危険性があるのですね。 ありがとうございました。