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外国の大学しか出ていませんが、日本の大学に就職できるチャンスはあるでしょうか?
私は今年ドイツの大学で修士課程を終了し、現在、引き続きドイツで博士論文を執筆中ですが、日本の大学はドイツに渡る前に中退しています。 日本の大学を卒業していないと、将来日本の大学に就職できる可能性が(ただでさえむずかしい厳しい世界なのに、もっと)低いと聞いたことがあります。どなたか日本の大学に就職するうえでの大切な情報をおしえていただけませんか?
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ちょっと追い風ですよ。 ある大学の将来構想に絡んでルール作り(中期計画とか目標とかです。)していますけど、 ”有能かつ多彩な人材を幅広く求める”といううたい文句は、多少言葉の差はありますけれど、ほかの施設を見ても一様に新しく盛り込まれています。 つまり、同じレベルの競争相手に対して有利であることを意味します。 そこで、各大学の公募情報を見ることをお勧めします。URLには「JREC-IN(研究者人材データベース)」(JREC-IN(ジェイレックイン):Japan REsearch Career Information Network)をつけておきます。これは研究に関する職を希望する研究者情報と、産学官の研究に関する求人公募情報をそれぞれ収集・データベース化して、インターネットを通じて無料で提供しています。資格には日本の大学卒業者に限定なんて書いていませんぞ! で、 あなたは注目されること間違いなしです。(ドイツとのコネという資産あるでしょ。売りは資質よく大きいです。ドイツへの学生の留学を促進、援助することもできるでしょ。企業に顔が利けばなおよいですが。これは自分から言うときは控えめにいって、あまり強調して言わなくてもいいです。下手すると(特に自分の手下を入れたい輩に)反感買われて非難される。) ここまでで、十分と思いますが、よけいな心配事があるかも知れませんね。 たとえば、いままで、しばしば、海外で活躍中の人が、日本の職種に応募したら、あいつは日本に帰りたがっているから、という、本人を知りもしない風評で、貶められていました。これを確実に回避するためには、招請を受ける形にするのが一番でした。やきもち焼きの日本人は、というより、一人多く帰っってくると、それだけ食い扶持が減るとしか考えない日本人は、学問の向上とか、海外の仕事の価値などは鼻から認めていませんでしたから。それがいまも日本の大学の現状かも知れません。 それを打ち消すための公募でもあるのですが、トライする海外の人が少ないのも事実です。理由?決まってますよ。海外のほうがいい仕事ができるからです。私なら、現状を知っているのでいえるのですが、日本にはかえってきません。でも、帰ってくる人は大歓迎だなあ。守ってあげてたいとさえ思う。 あと、招請を受けるには、うまく力のある人に呼んでもらうのですが、そちらで業績を上げて、日本の大学がほしいと思われればベストです。 では幸運を祈ります。
- 参考URL:
- http://jrecin.jst.go.jp/
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- nickdayo
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日本の大学院にいた時に見たことなのですが、助手としての募集がかかる場合があります。コネがあると就職がしやすそうでした。多分学部・学科にもよるかと思います。しかし現在日本の大学では人員を削減する傾向にあるのではないかと思います。大学時代の先生が「これからほとんど採用がなくなる」と言ってぼやいていました。博士課程で学者になることを諦めて就職する人もいます。 あと、大学院時代に思ったことなのですが、日本の大学は「学生のための就職塾」のようになっており、学者にとってはやりにくい場所ではないかと思います。おそらくこれから日本の大学で流行るのは、学生を喜ばせることができる「先生」であって、「優秀な研究者」ではなくなるのではないでしょうか。ドイツにいた方が良い研究できると思いますけど・・・
お礼
さっそくのお返事ありがとうございました。ドイツでも大学が人員を削減する傾向にあります。とくに文系は厳しいです... 職がないと自分の研究はもってのほか、生きていけないですし。常に悩みはありますが、可能性がすこしでもあるならば、そして自分の研究に興味があるうちは頑張ってみようと思います。
お礼
さっそくのお返事ありがとうございました。最近将来について悩んでいたので、また頑張ってみようという気持ちになりました。実際、私はドイツがとても好きなので、ここで暮らしていければベストですし、ここまで勉強できたのは、外国人までもがドイツの税金で勉強させてもらえるというドイツの寛大さにあるので、できれば自分が勉強したきたことでこの国に貢献をしたいという思いがあります。ただ、私の専門がそんなに大きな学部ではないため、外国人の私がドイツの大学に残るというのは不可能に近いと思います。いまでは、「自分のやっていること/やってきたことが発揮、貢献できる場所、国ならば、どこへでも!」という気持ちに達しつつあります。どっちにしても博士論文を書き上げるまで、まだ3、4年はかかるので、その間できるだけ多くのことをここで学べたらと思っています。公募という重要な情報を頂いたので、これからは日本での可能性も考慮に入れてみようと思います。焼きもちや妬みとは常に無縁でいたいですが、大学も人の世、そう簡単ではない様ですね。 丁寧なお返事ほんとうにありがとうございました。元気がでました!
補足
お忙しいところ、度々ごめんなさい。もし、日本の大学に所属していない人も対象になる奨学金についてないにかご存じでしたら教えていただけないでしょうが?ありがとうございます。