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水泳が苦痛で仕方ない理由
指導に当たる方に特にお聞きしたいと思います。 私は性同一性障害に近い感覚を抱えた者です。 小学高学年の時、プールの授業が大変な苦痛でした。理由は水着に着替えるのがイヤだったからです。 戸籍上女性なのですが、自分の体が受け入れ難く、胸まである水着を着用しないといけない事が辛く、人にそんな姿をさらすのが恥ずかしくて仕方なく、親にも黙ってさぼっていました。(理解しにくい方は、男性は無理矢理女性用水着を着さされて公の場に出ないといけないと想像して下さい。女性は例えが難しいですが、化粧を念入りにされている方がすっぴんで表に出ないといけない感覚でしょうか?ずれていたらごめんなさい。) もちろん先生には、なんでいつもさぼっているんだと、頭ごなしに叱られましたし、親にも本当の理由は言えなかったので、どうしようもない子だと思われていました。 そこで先生に質問です。 担当の子供が全く理由を言わず水泳をさぼった場合まずどうするか教えてください。 そしてその子の理由が性的な苦痛に伴う理由だった場合どう指導するのか教えて下さい。
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私は性同一性障害ではありませんが、テレビ番組で見たことがありますし、質問者様の文章を読んでみますと、大変辛い思いをされたんだなって感じました。私自身の意見を話したいと思います。 >担当の子供が全く理由を言わず水泳をさぼった場合まずどうするか教えてください。 教師は理由なしに水泳の授業をさぼらせることはできないので、強引に水泳に参加させます。しかし、保護者から休む理由について連絡帳に書かれてあったり、病気や怪我などの理由があれば必ず授業は休ませます。というのが答えになってしまうんです。 先生の職務として、児童をちゃんと授業に参加させなければなりません。もし理由がないのに、児童に「休んでもいいよ」なんて指導したら、職務を放棄したことになりますから問題になります。先生がどんなに頑張っても、児童からきちんとした理由を示してくれないと、何もしてあげられないのが現状です。 >そしてその子の理由が性的な苦痛に伴う理由だった場合どう指導するのか教えて下さい。 私は性同一性障害について理解はしているつもりなので、なんとかしようと働きかけたいと思いますが、周りの人たちが理解してくれるかどうかが問題です。それに働きかけを行ったとしても、できれば秘密にしておきたいことを、「この子は性的な苦痛を伴っているのだから、なんとかしてやれないだろうか?」と周りに説明していかなければならないので、子ども自身にも辛い思いをさせてしまうことになってしまいます。周りの人たちで理解してくれる人が多くて、校長先生など管理職の立場である人も理解を示してくれるようなら、すぐに対応できます。 こうして周りの人から理解を得られて、何か対策を講じるとするならば、私だったらスキューバダイビングで着るダイビングスーツのような水着とか、サーフボードで着るような水着とかで水泳に参加させたいと考えます。これなら男性も女性も同じような水着なので、気にならないと思うのですが。こんな意見は、どうでしょうか??(反対に質問をして申し訳ないです。) 参考になれば、嬉しいです。
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- kan_y_
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小学校教員です。水泳指導ももちろんします。 高学年の女子なら生理で…ということもありますが…明らかにサボりなわけですよね? もし私なら… まずは保護者に連絡を取り、理由を尋ねると思います。 でも親御さんにも理由は知らせていないのですよね…。 保健の先生に相談に乗ってもらうようにするかもしれないですね。保健の先生の性格次第ですが…。 もし「水着が恥ずかしくてどうしても水着になれない」ということが分かれば、Tシャツを上から着るというような方法はどうだろうかと提案すると思います。 高学年の女子を水泳パンツで授業を受けさせるわけには行かないですからね。 でも何らかの方法で授業が受けられるのなら、できるだけの方法をいっしょに考えたいと思います。 「性的な苦痛」で授業が受けられないということがわかったなら、そこからは担任よりも保健の先生の分野だと思いますので、主導は保健の先生にお願いすることにすると思います。もちろん様子や経過、相談は随時行います。 でも子どもも親御さんも何も言われていないなら、なかなか「性的な苦痛」と考えるよりも「着替えるのが面倒で嫌」「水が嫌」などの「サボり」ととらえて厳しく指導することがあると思います。 これはお節介ですが、公表までする必要はないと思いますが、必要のある部分には、知らせた方がお互いのためと思います。 教員には守秘義務がありますから口外はしませんし、悩みは信頼できる人となら分かち合った方が楽になるのではないでしょうか。
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回答ありがとうございます。 やはり理由を言わない限りは厳しく指導する。 理由を聞いた後は、保険の先生等と相談して授業参加できる方法を一緒に考える。と言う事ですね。 先生という立場からのご意見ありがとうございました。 最後の4行のご意見を読んで、性同一性障害、同性愛問題を話しても信頼できると思えるような先生がもしいれば、私の小学生時代も随分違っただろうなと思いました。(現実には小学校で同性愛教育は行わない為、「先生」の中にそういう人を見つけるのは相当困難だと思いますが・・)
お礼
回答ありがとうございます。 やはり理由を言わないと叱責してでも参加させざるを得ないんですね。理由を言った場合は、その所属する学校の方針なども大きく影響してくる問題になるんですね。担任一人で解決出来る問題ではないという事になるんですね・・ >こんな意見は、どうでしょうか?? スキューバダイビングの水着ですか。今だと面白いなと思います。ただ、せっかく提案して頂いたのに本当に申し訳ないのですが、当時だったらやはり着たく無かったと思います。全員がそれを着ているなら喜んで着たと思いますが、一人だけとなるとやはり勇気がいります。私がその水着を着ている時点で、学年中に私が性同一性障害だというのがバレてしまうと思うので、それが怖くてやはり一人違う格好は出来なかっただろうな。。と思います。周りの大人が理解してくれていても、やはり小学生だと「オトコオンナ」など何を言ってからかわれるか分からないので・・(実際私は自分の性的指向が原因でいじめられていました・・) 本音は水着も着たくない、みんなと違う格好もしたくない。結果、プールに入りたくない。ということになります。とてもワガママな事を言っていると思います。先生が一生懸命対策を考えてくれてもこれでは永遠に噛み合わないですよね。自分でもどうするべきだったのか分からず、学校を出て何年も経っているにも関わらず、今でも小学校のプールの授業を外から見かけるたびに一人問答しています。 ここで回答を頂いて、当時の先生の態度に正直納得のいかないものがあったのですが、だんだんと苦労が分かって来ました。 ありがとうございます。