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天狗連(アマチュアの落語家)の衣裳についてお伺いします。

先日、素人噺家の高座を聞く機会があり駆け出しの前座より手馴れて上手く感心しました。 そのとき三人聞いたうち二人が羽織を着ていまして、その事についての質問です。 プロの落語家は前座から二ツ目になって初めて羽織を着られるわけですが、アマチュアの方には、その様な決め事はあるのでしょうか? 将棋や囲碁のアマ○段の様に階級があり昇進があるならば、どの様な決まりで誰が決めるのでしょう? また、ある一人が他の一人を『師匠』と呼んでいましたが、素人同士で師弟関係が有りうるでしょうか?(単なる呼び名だったかもしれませんが) 以上ご存知の方いらっしゃいましたらお教え下さい。

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  • mans_sato
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回答No.1

アマチュアの落語家(天狗連をはじめとする)に関しては、プロのような細かい規程はありません。囲碁や将棋のアマのような組織もありませんので、客観的な視点によって決められているわけでもありません。 大学などの落研などでは、学年によって1年前座、2年二ツ目、3年真打、4年大御所といったところもあるように、社会人の中では、それぞれのサークル(?)ごとの決めごとがあるくらいですね。 師匠というのも同様で、上手な人や稽古をつけてもらっている人(先輩格)をそう呼ぶこともあります。また、かけるネタにも特に制限がありません。 これらの方々は、落語を本当に好きな人たちです。確かに素人ではありますが、噺を聞いて落語に興味をもってもらいたい、あるいは純粋に落語を楽しんでもらいたい、という人ばかり。その気持ちの表れが「羽織」であったり、「師匠」という呼び名だと考えて頂ければ幸いです。

yagi3yubin
質問者

お礼

丁寧な御回答ありがとうございます。 仰るとおり、素人離れのした聴かせる方達でした。 大学の落研なぞはイタタマレナイ時があるほどなので期待せずに行ったのですが、噺にも年季が感じられ、実際羽織も似合っていました。 また機会があればゼヒ伺いたいと思ったものです。

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