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暗い室内で写真を撮りたいんです
今度、音楽会のカメラマンに抜擢されてしまい、困っています。会場はステージにスポットライトが当たってるのみで、ストロボは使えません。演奏中多少、スイングというか動きが入るものもあるそうです。 腕前は一眼レフ暦5年くらいの素人で、カメラはEOS-KISS レンズはシグマの28-80と100-300だったかな?を持っています。フィルターはプロテクターくらいしか持ってないです。 責任重大で緊張なのですが、フィルムは感度がいい方がいいとか、三脚を使った方がいいとか、シャッタースピード遅ければ撮れるけど、ぶれるしどうしよう、くらいしかわからず頭を抱えています。フィルムの選び方(感度やメーカー)、シャッタースピードや露出、等など撮り方についてアドバイス頂きたいです。よろしくお願いします。
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こんにちは、責任重大だと自らプレッシャーを掛けてしまうのはマイナスですから、気軽に行きましょう(^_^)v まず、三脚は使用する。これは大前提です。 次にフィルムから。フジフィルムのISO-800のSUPERIA Venus 800もしくはNATURA 1600をご用意ください。 以前の高感度のフィルムは暗い所で撮れるが出来あがった写真の粒子が荒れるなどの弊害が多かったのですが、最近のフィルムはそうではなく、通常使用に耐えれるようになりましたので800をメインとして使ってもいいでしょう。 また、スポットライトが当たっているということは昼間のように明るいということです、早いシャッタースピードで撮影できるということで、動きのある動作を止めて撮影したりブレを防いだり、奥までピントが合った写真が撮れるようになります。 今回、音楽会の記録写真という前提ですから奏者一人一人をアップで撮る必要も無く、全体もしくは数人ごとグループで撮ることで、望遠レンズを使ったブレブレ写真を少しは避けることができます。 まず、28-80mmのレンズを使って舞台全体が撮れる位置から撮影します、絞りはf11になるようにカメラの撮影モードをAvにしてダイヤルを回して11に設定します。 奏者全員にピントの合った写真が欲しいですから、この場合は絞ります、シャッタースピードは自動的にカメラが設定してくれるのでそれに任せます。 シャッタースピードが1/30s程度に落ちますが、三脚を使ってしっかりとカメラを固定して撮ってください、この写真は全体の雰囲気や配置、構成などを目的としますので多少奏者が前後して重なってても構いません、全体が撮れることが重要です。だから全体が写っていたらそれだけで成功です(^_^)v 次に、アップですがソロの演奏があるかとは思いますが、基本は音楽会の撮影ということで、あまり一人だけをアップで撮る必要はありません。 一度に3~5、6人が一つの画面に納まるようにズームレンズを操作して、少なくとも3人の顔が判別できればいいので(後ろの方は、仕方がないと諦める(^^;)中心に人物を据えて撮影します、この時の絞りはf8、シャッタースピードはカメラ任せになりますが1/60sや1/125sになりますので、ブレも少なく全体にピントの合った写真が撮れます。 この時に注意しなければいけないのが奏者の服装です、カメラの光を読むセンサーが奏者のタキシードなど黒い部分を拾ってしまうと、スポットライトが当たっているにも関わらず、暗いと判断して明るくなるようにカメラが自動的に調節してしまいます、そうすると顔や楽器などが真っ白になった写真の出来あがりとなりますのでご注意ください。 カメラの露出を読み取る設定は予め評価測光になるようにしておきましょう。 カメラのファインダーの中にシャッタースピードも表示されますので、それまで60と出ていた物が(1/60sの意味)急に4とか8とか出たら奏者の黒い部分を測ってしまっているので、少しカメラの位置を動かすなどして元の表示になるようにして撮影をしてください。 明るいのか暗いのか判らなくなった時はカメラをステージの床に合わせて軽くシャッターボタンを押して、その時に表示された数値を見てください、その数値がステージ全体を照らしている明るさなので、これは1日中変わりません。 カメラの扱いに不慣れ?なご様子ですから、最初から(全体写真から)最後までAvモードで絞りはf8に合わせて撮るのでもいいでしょう、途中で設定を色々と変えるのはミスの原因となりますので それでも迷うようでしたら、カメラのモードをPにしてください、完全にカメラ任せの撮影モードとなりますので、このほうが無難です(^_^)v また、暗転したり、一人の奏者のみにスポットライトが当たっている状態なった時などもPモードで撮るのがいいでしょう。 撮影時には緊張して撮りずらくなりますので、ペットボトルのお茶を飲むなどしてください(持ち込み禁止になってますが、構いませんからこっそりと飲むように(^_^)v)ガムや飴などもあるといいですね。 暗い場所からの撮影となるので、カメラを使い方を熟知しておいてください、小さなペンライトを用意しておくのがいいでしょう、あまり長時間の点灯は避けること、光る部分には黒い紙やガムテープなどを貼って、光があまり外に漏れないようにしたり、赤いセロファンを貼っておきます(無ければライトのガラスを赤いマジックで塗ってしまうとか、赤い紙を被せるなどしてください。 何カットか写真を押さえることが出来ましたら、絞りやシャッタースピードを変えるなどの挑戦しても構いませんよ(^_^)v設定の戻し忘れに注意してくださいね。 服装は動きやすくて音の出ないかっこにしてください、ビニールなどのガサガサと音のする物は避けましょう、カメラバックやズボンのベルト金具などにこすれて音がしてしまうので、ご注意ください。 撮影位置にもよりますが、28-80で最初に全景を撮ったら100-300?に交換する時は、入り口の脇など(非常灯があるので)その明るい場所でレンズ交換をするのがいいでしょう、見学者に背を向けて光が漏れないようにして明かりをつけて交換する方法もありますし、客席の一番後ろまで下がるのも有りです。 あ、それとタオルもご用意ください、緊張して汗をかきますから(^_^)v白は避けてね。 これだけで完璧とは申しませんが、まだ判らない事がありましたら質問してくださいね(^_^)v では、がんばってください
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- sionn123
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akiaki3456さん こんばんは 多くの方はISO1600のフィルムを使うな、ISO400で大丈夫と言っています。これはフィルムの特性としてISO感度(数字)が大きくなると粒子が荒れる事を気になれているんだろうと想像します。でも今のフィルムは性能が良くなっていますから、四つ切位ならISO1600のフィルムを使っての左程気にならないです。逆にISO400のフィルムしかなくて増感する事を考えるとフィルム感度そのままの方が良いと思います。 と言うことでISO1600をメインに使うつもりでもって行き、明るかった時の為にISO400を予備に持っていかれたらと思います。 キッスは中央部分測光(スポット測光)が出来ますから、スポットの当ってる部分の露出を測って出来るだけ早いシャッター速度が出る絞りで撮影されたら良いでしょう。 どの程度の会場での撮影か解りませんが、多分100~300のレンズを使う事が多いと思います。それは多くの場合、撮影位置が客席の一番後ろになる事が多いからです。ですから三脚を使われると手ぶれを防げて良いと思います。 後は「下手な鉄砲数打ちゃ当る」式の連写で沢山撮って後から選択する方式で撮影されたらと思います。 気おらず頑張って撮影して下さい。
お礼
遅くなりましたがお答えありがとうございました。 適切なお答えありがとうございました。フィルムは800を中心に1600と400を何本か持っていったのですが、暗くてやはり1600のものがぶれも明るさもよかったです。 中央部測光今まで使ったことがなかったのですが、なるほど便利な機能なんですね。2時間の会に20本ほどとりましたが、なんとか一つの演目に10枚くらい使えそうな物がとれたので、当に下手な鉄砲数うちゃ当たるでした。 ありがとうございました。
- underware
- ベストアンサー率14% (33/224)
全景ならiso400、15-30分の1秒、絞りスポット測光で出た値、三脚。 アップなら(300ミリとか)iso800(400でもいいかも)、30-60分の1秒、スポット測光の値、三脚。 でちゃんと写るし、止まってる。できればF2.8の方がいいけど、5.6からという暗いレンズでも三脚使えば多分大丈夫。 iso1600は絶対使わない方がいい。
お礼
遅くなりましたがお答えありがとうございました。 具体的なお答えありがとうございます。フィルム400から1600まで800を中心に用意したのですが、思った以上に暗く、スポットの当たってない状態もあったので苦労しましたが、なんとかぶれずに撮れた物もあってほっとしました。自分としても教えていただいた数値でとらせてもらったり、色々なパターンを試したり、とても勉強になりました。 アドバイスありがとうございました。
- harukka
- ベストアンサー率35% (111/310)
撮りなおしが出来ない・・結構なプレッシャーですよね。 私もフィルムはISO400あたりで良いと思います。 三脚は手ぶれを防止しますが、被写体ぶれは防げません。 シャッタースピードを上げるしかないですね。 明るいレンズ(F値の小さい)を使いましょう。 他方面から迫るとすると、 1.立ち位置(照明の位置との関係や距離からベストポジションを選ぶ) 2.出来る限りの多数撮り(下手な鉄砲数うちゃ当たる方式) 3.逆にぶれを生かしてゲイジュツ作品とする(照明に当たった金管楽器は流れが美しくスウィング感抜群!) 4.万が一の場合に備え、予備のカメラも準備(心理的にも心強い) ホントは複数のカメラを持ち、別種類のフィルムやレンズをつけておくといいですね。 がんばってください。
お礼
遅くなりましたがお答えありがとうございました。 ほんとに自分のカメラの限界を感じました。でも、下手な鉄砲数うちゃ当たるって言ってもらってちょっと気が楽になり、とにかくいろいろなパターンで枚数を撮りました。やっぱり、暗いはブレるはって失敗写真も多かったですが、使える写真も三分の一くらいあったのでまぁまぁよかったです。 アドバイスありがとうございました。
- kkky9
- ベストアンサー率11% (110/995)
どの様な音楽会なのでしょうね。 フルオーケストラ形式から小編成(アンサンブル) ピアノがメインの演奏会等などで撮影方法が違って きます。 >シャッタースピードや露出、等など撮り方についてア>ドバイス頂きたいです 音楽会の形式、撮影者のスタンバイ位置(被写体 との距離など)を書き込まれた方が具体的な回答 が得られると思いますが・・・・。 今の時点でのアドバイスは当日一発勝負を掛ける よりテスト撮影(当日条件に近い所で)をやると 安心できます。 露出計を持っていれば始まる前に露出を取ると 大きくは外れないと思います。
お礼
遅くなりましたがお答えありがとうございました。 確かに前もって見れればよかったなぁとつくづく思いました。とにかく失敗用にシャッターをきりまくり2時間くらいの演目で20本撮りきり、なんとか使えそうなのも出す事ができました。 アドバイスありがとうございました。
- camera_oyaji
- ベストアンサー率25% (109/436)
ダンスやピアノの演奏会は、明るさF2.8のレンズ+感度400のフィルム+三脚または一脚の組み合わせで撮影しています。 お持ちのレンズはF2.8より暗いので、感度400のフィルムでは厳しいかと思います。 70-200mm F2.8のレンズを借用できればベストです。 手持ちのレンズで撮影する場合は ・感度1600のフィルム (フジカラー NATURA 1600がお勧め) (照明が明るい時の為に感度400のフィルムも用意) ・三脚または一脚を使用 (雲台はロックせず、カメラを動かせる状態で撮影) ・レンズは開放またはひと絞り絞る (絞り優先を選択) ・シャッター速度は1/60以上をキープ) ・シャッター速度は1/60以下なら、被写体の顔が止まった瞬間を狙う。腕や足はブレても良い。 (これができれば凄腕です) 感度1600のフィルムはサービス判でやや粗目の感じがします。 感度400のフィルムが使える明るさだといいですね。
お礼
遅くなりましたがお答えありがとうございました。 NATURA1600用意してみました。800を中心にしたのですが思った以上に暗く、1600で撮れた物は割りとシャッタースピードも保つことができました。 顔中心というはまさに!という感じでしあがりを見ると手などはぶれてる方がスピード感が出ていていい感じに仕上がりました。 本当にいいアドバイスをありがとうございました。
- char2nd
- ベストアンサー率34% (2685/7757)
ISO400などの高感度フィルムを使いましょう。若干粒子は粗いですが、少ない光源でも結構きれいに写ります。スポットが当たるなら、これで十分です。 ここ最近の機種で在れば、フィルムを入れるだけで、フィルムにあるバーコードを読み取って、フィルム感度を自動的に設定すると思うので、あとは普通にフルオートで撮せばいいと思います。あえて、マニュアル設定をするので在れば、絞りをオートにしてシャッター速度はやや早めにすると良いでしょう。 三脚を使えばぶれは少なくなりますが、動きを追うのが難しくなります。単なるぶれ防止なら、一脚でも良いでしょう。
お礼
遅くなりましたがお答えありがとうございました。 iso400以上のフィルムを沢山用意してやってみました。スポットが思ったより暗く、800を中心にしましたがやはりシャッタースピードも遅くなりましたが、三分の一くらいの確率でいい写真を撮ることができました。 ありがとうございました。
お礼
遅くなりましたがお答えありがとうございました。 本当に丁寧なご回答ありがとうございました。プリントアウトして何度も読ませてもらって熟知しましたが当日もメモして持っていかせてもらいました。 具体的に教えていただいたので、書いていただいたフィルムを用意し、夢の中までシュミレーションしていたので当日までに漠然とした不安は大分軽くなりました。オートで撮った後は書いていただいた方法で色々なパターンで撮ることができました。仕上がりを見るとPモードで無難にとれていてさらにマニュアルで撮った物はぶれがやけに臨場感が出ていたりと、面白いものも何枚かでてきました。 ここまでカメラをきちんと使いこなしたことは今までなかったように思います。また、カメラの楽しみを見つめなおしました。 本当に具体的で適切なお答えを頂いてありがとうございました。助かりました。