- ベストアンサー
胡粉について
日本人形について勉強しようと思っています。 「胡粉」なのですが、これはどのようなさわり心地なのでしょうか? 家にある人形の顔は ・ツルツルして表面が滑らかで、造形的に美しい。 ・小学校で使った紙粘土みたいな見かけで、でも表面は滑らかで、中にはちょっと盛り上がったり穴があったりする。 の2種類です。 前者がプラスティックで後者が胡粉なのでしょうか? それともまだ断定するのは早計でしょうか? どうかお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
胡粉はN01の方の書かれているようにカキのカラを原料に作られた白色の顔料で、備粉末で流通しています。主成分は炭酸カルシウムですね。 人形では、これをニカワや糊などで練って、塗装や細部の造形などに使われています。胡粉の粒子の大きさもいくつかありますし、何でどのように練るかでも質感がずいぶん変ります。土や木彫の人形の上に白色の下地として塗ったりしますし、桐塑や張り子では厚く塗って盛り上げたり。雛人形や市松人形など、お顔など白色の肌を表現する上塗りとしても使われます。下地や盛り上げ用では、やや荒くツヤの無い仕上がりで、やや柔らかい物が使われています。上塗りの物は卵のカラのような感じで、硬く緻密で、磨けばかなりつややかにもなります。昭和期頃以降の人形では、胡粉の上に塗装されている物もあります。最近の物では、胡粉塗りといっても、糊として合成物質を使っている場合も多いです。 類似の物で人形にも使われている物質としては、しっくい、石膏などあります。最近の物では、アクリル系の画材や溶き粘土のような素材もあります。ぱっと見た目にはどれも似た質感になる物があります。 御質問の物については、前者は胡粉の可能性が高いですが、石膏の上に塗装とかの可能性もあります。後者は、しっくいや泥絵の具のような可能性もありますが、胡粉かもしれません。 削って顕微鏡で見ればすぐ判るのですが・・・
その他の回答 (1)
- Reiher
- ベストアンサー率26% (102/385)
胡粉、日本絵の具の白に使われる粉ですね。牡蠣の殻から作られているはずです。 人形の事には詳しくありませんが胡粉を使い。しっかり磨いたものなら紙粘土みたいにはならないと思いますよ。 ちょっと探してみました。御所人形がそうらしいです。 御所人形-島田耕園- http://www.kakenk.co.jp/kouen/about.htm 綺麗ですね。
お礼
ありがとうございます。また色々集めて勉強しようと思います。ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます。また色々集めて勉強しようと思います。ありがとうございました。