- ベストアンサー
大学の英文科と英米科の違いは?
大学受験に際し、「英会話が上手くなりたい。」と言いますが、それに関する国文学部・英文科と外国語学部・英米科の違いは、どこなのでしょうか? 同じ大学で、両方ある大学が結構多いのですが...
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
英文科の場合には英語作品の文学を勉強する場合が多く、 英米科の場合には英語はもちろんのことヨーロッパやアメリカの文化についてを勉強する場合が多いと考えられます。 英語が上手くなりたいならどちらでもよいと思いますが、文学に興味があるか、文化に興味があるかは自分の中ではっきりさせておいたほうがよいと思います。 入学してからどちらを中心に学ぶかではかなり異なってくると思いますので。
その他の回答 (2)
- mayuusa
- ベストアンサー率18% (108/579)
文学部なら文学も、語学も学べます。 みなさんおっしゃっているように、英文学部の趣旨は文学で、必須ツールとして英語力養成や比較文化論、オプションとして貿易実務の基礎なんかもやれたりします。その辺は直接、希望大学に電話して聞いても良いのじゃないかと思います。 語学部生と文学部生が合同で受ける講義も非常に多いのではないかと思います。1、2年生のうちは特に、現代英文法とか英会話実践なども取れるでしょう。ヒアリングの講座とかもあります。 それに英会話はラジオやテレビ講座を利用しても自分の努力で身に付きますしね。 でも、文学部で学ぶものって何でしょう? 私は英文学部で、文学の読み取り方・取り組み方、その時代にその作品が生まれたことの意外性とか必然性、作者の決断力の大きさなどの「感じ取り方」、などを学びました。 それらを勉強して読むのと、重要さ珍しさ本当の凄さを知らないでなんとなく読むのでは、感動も違います、というか一人では読めないな。分からなくて。 国文科生は日本史が頭に入っていないで文学だけ勉強しても面白みは半分だと思います、同じことが英文学にも言えて、世界史には詳しいほうが良いし、逆に大学の英文科では高校までとはまた違った世界史が学べたりもします。 それと、英文科でも、現代英文法は、かなり学べましたよ・・! 文法的に間違ってはいなくても、英語的に何かすっきりしない文章には英語なりのわけがある。 辞書を執筆されている先生の講義で、すっごく面白くて、毎週夢中でノートを取ったものでした。 大変長くなりましたが、さらにもうひとこと。 大学にはたまに、別の大学の教授が講演に来てくださるんですね。私は実はそれに感銘を受けて、その別の大学までその先生の本を買いに着いてゆき、卒論もその先生の影響で書いたものでした。 ようは、本人のやる気次第なのだ。英語好きがさらに何かに発展して、充実した勉学生活になると良いですね。
お礼
本を読む事も、歴史も大好きな我が子には向いているとおもいます。やっぱり、こども自身のきめたことを尊重してあげようと思います。とても参考になりました。ありがとうございました。
- hulot
- ベストアンサー率60% (6/10)
英文科っていうの「英語文学」ではなくて「英国文学」の事です。つまりその学問の主になるのはあくまでも「文学」です。もちろん他の学部学科に比べれば英語に触れる機会は多いでしょうが、海外作品の日本語訳をテキストにすることもあります。極端に言ってしまえば英文科は英語を勉強するのではなく文学を勉強する場所なんです。(もちろん、言語学として英語学や英語史を勉強したりもしますが) 英文科にとって英語は目的ではなくツールなんですね。 一方、外国語学部としての英米科、英語学科は一般的にもっと実用的な言語としての英語を勉強します。英会話学校ではないので、より理論的、学術的ではありますが。 もちろん学校によっては(っと言うよりほとんどの大学では)英文科も英語学科のような実用的な英語の勉強もしますし、その逆もあります。 単に英語が好きで、文学作品の名前や作者、執筆年なんか勉強したくないというのであれば英語学科をお勧めしますが。 因みに私は英文科ですが、文学史とかは大嫌いでどっちかというと英語学科のような勉強ばかりしてました。
お礼
うちの子には、どちらも向いているようですので、あとは、こどものレベルにあった大学をさがします。大変参考になりました。ありがとうございました。
お礼
早々のお返事ありがとうございました。 本を読む事は大好きで、通学の電車の中でも常に本を読み、原文のままの本も好んで読んでいます。 外国の文化にも非常に興味があるようですので、うちの子には、どちらでも向いているようです。両方の学科が向いている事がわかり、受験する大学の範囲がひろがりました。こどものレベルにあった大学を選びたいと思います。