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公立の幼稚園
大阪市内の公立幼稚園に通園させている母親です。むすこは、はじめての年中組からの入園で一昨日運動会がありました。かえっこのときによーいどんはするのですがゴールしたときに一番二番と順番を決めず、園児がゴールに近づくと先生は白いゴール用のテープを上にあげるだけでそのまま園児は自分の席につくのです。自分が幼稚園の時は少なからず着順を決められていたような記憶があるのですが今時の幼稚園はないのでしょうか?父の日や母の日の絵も園ではかきません。少しさみしいような気もします。他の幼稚園ではみんな一緒にゴールしたりとかきいたりしますし、なぜなのでしょうか。園の方針なのでしょうか。
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(3) 道徳性の芽生えを培うに当たっては,基本的な生活習慣の形成を図るとともに,幼児が他の幼児とのかかわりの中で他人の存在に気付き,相手を尊重する気持ちをもって行動できるようにし,また,自然や身近な動植物に親しむことなどを通して豊かな心情が育つようにすること。特に,人に対する信頼感や思いやりの気持ちは,葛藤やつまずきをも体験し,それらを乗り越えることにより次第に芽生えてくることに配慮すること。 >>>。 これは、参考URLの中の、幼稚園教育要領の一文です。他にも、引用できるところが、たくさんありますが、健常児、障害児、各学齢ごとに、「葛藤やつまずきをも体験し,それらを乗り越えることにより」と記されているように、トラウマにならない範囲での失敗を経験する場であり、また、健常児は障害児におもいやりの場をもてるような体験を設定してあげるよう配慮が必要と思われます。 よって、運動会の順位がどうのということにはこだわりませんが、すべて、なあなあで、卒園というのも良くないので、年間指導カリキュラムのなかで、上記の教育要領も達成しなければならないわけです。 素人に、教育要領を読みなさいという前に、プロがもっと読んでほしいものです。
- kirata
- ベストアンサー率37% (19/51)
幼稚園教諭です。 私が勤務する私立幼稚園では、順位はつけていません。(が、つけることに全く反対ということではありません。) 我が園では、ハンディを持ったお子さんも多数お預かりしています。 従って、かけっこなどはどうしても差がつきます。 ハンディを持ったお子さんは、順位がわかるお子さんもいますが、ゴールまで走る(行く)のさえやっとのお子さんもいます。 でも、みんなが何とかゴールまで辿りつくように、友達みんなで声援を送ります。 元気に走れるお子さんは、「今日は、一番だった!」と嬉しそうにしているお子さんもいます。 そういうお子さんには、もちろん、「良かったね!」と、頑張ったことを褒めてあげます。 でも、最後まで頑張ったら、みんなが褒めるに価すると思います。 子ども達は、早く走れることが嬉しいことも知っていますが、運動会を通して、苦手なことを頑張ることの大切さも知りますし、ハンディを持ったお子さんの姿を通して、順位が全てではないこと、友達に気持ちを寄り添わせることの大切さも学びます。 順位も大切、でももっと大切なものもあることを学べたら、順位をつけようがつけまいが、どちらでもよいのではないかと思います。 まとまりのない文章になってしまってすみません。
- mamigori
- ベストアンサー率44% (1140/2586)
幼稚園では「勝ち負け」よりも大切な事を学びます。 確かに、質問者様や#6さんの仰る事もわかります。 5歳児でも5歳児なりに、悔しい思いをして、その気持ちを消化することは可能です。 悔しい思いをして、次はもっと頑張ろうという気持ちになれる子もいます。 でも。 中には、悔しい思いをして、頑張っても頑張っても勝てない子がいるのも事実です。 実社会では、そんなのよくあることかもしれませんが 幼稚園は決して挫折する事・劣等感を教える場ではないのです。 幼稚園では、 遊ぶことを通じて様々な事を学んだり、心身の発育を助長する為の場であります。 全ての活動に意味があります。 なので、幼稚園教諭には、様々な活動を経験させ、それらの楽しさを伝えていく必要があると私は思っています。 一時的な「勝ち負け」や「挫折」「劣等感」が原因で 特定の活動の楽しさを見いだせないまま、その活動が嫌いになってしまうことがあってはならないのです。 幼稚園教育要領を隅々までお読みになって頂ければ 幼稚園では、何を目的としているのかがわかってもらえると思います。 私立の幼稚園でも、最近は「勝ち負け」にこだわらない園が増えてきています。 幼稚園教諭が、「幼児の特性」や「今の時代の子ども」を勉強されたからこそ、こういう傾向にあるのだと思いますが・・・ http://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/sonota/990301a.htm 父の日母の日については、他の方の仰っている通りです。 片親の家庭の子への配慮ですね。 私が勤務していた園では毎年5月に「大好きな家族」の日、という物をもうけています。 私は都合により、6つの幼稚園に勤務経験がありますが(それぞれ別の都道府県で、いずれも私立) どの園も、運動会に順位はなかったし 父の日母の日の絵もありませんでした。
年齢とともに学習しなくては、いけない、悔しい思いをするとか、相手を思いやるとか、そういう人間性や、 物を食べるということは、その物の命を戴いているとか、とにかく、順位、競争とか分類、区別、あるいは、差別というものも含めて、 どこかで、それぞれの、学齢ごとに、習得してもらわないと、いけないというのが、私の個人的な主観ですね。 2学期の秋で、5歳児が、おもいっきり運動会に参加できないようでは、 あくまで、私個人の考えですが、残念ですね。 まあ、3歳児組は、みんな仲良くも、いいんでしょうが、5歳の2学期まで、みんな仲良く。。。。じゃあ、 いつ、実社会の競争とか失敗とか経験させるのって感じですね。 5歳は5歳なりに、事実を理解できますよ。 で、いいたいことは、一貫した信念のある教育理念を持って進学させるということです。 もし、小学校が父親の転勤で外国の小学校へ行くことになってもいいような教育、世界で通じる教育をしないとね。 文部省なんてちっちゃな方針を鵜呑みにコピーした教育はしては、だめだと思うから、何か寂しい感じが、質問者もされるのではないでしょうか? で、私立は、公立と異なり、文部省のいうこともそこまで迎合しなくていいんですね。 近年、女子ゴルフだって、マラソン、スケート、大リーグ、サッカー、みんな勝ち負けがあって、中学生くらいの子から20歳未満の子の大活躍ってすばらしいと思いませんか? まあ、考えの違いなんで、もっと幼稚園教諭が勉強やいい競争してもらいたいものです。 専門家に対し、失礼しました。
- aoislave
- ベストアンサー率30% (324/1066)
幼稚園教諭です。(私立) うちも順位は決めません。 運動会自体を勝敗の場ととらえていなく、皆で楽しく 体を動かすことに重きを置いています。 まぁしかし子ども自身は何番でも「1番だ!」と言っています。 父の日母の日の絵は、母子父子家庭への配慮ではないでしょうか。 私の園はまだ実施していますが、そういう家庭からは「廃止して欲しい」と言われています。
- nobugs
- ベストアンサー率31% (1061/3349)
地域的な問題もありますが、差別をなくすための措置です。 逆差別ですね。
まあ、おおむね#1さんのような考えですが、私立は、順位をつけたり、父の日の参観もしますし、皆勤賞も出します。 それだけ、信念があるのです。 スポーツには、結局、順位が付き、勝負があるわけで、悔しい思いも幼いうちからしないと、人間教育には、なりません。 保護者、国民に迎合するから、サラリーマン化した先生としては、トラブルが無いのが、公務員の出世の道ですので。。。 個人的には、間違った教育だと思いますよ。ゴール前で止まって、最後の子が来たら、みんなで、手をつないでゴールなんてね。 スポーツマンシップのオリンピックでも、ゴルフでも、そんなことありえないでしょう。 馬鹿な話だと思いますよ。
- crying
- ベストアンサー率20% (16/77)
だいたいの公立の幼稚園はそうなってきているみたいです。 順位を決めてはいけないし、お母さんやお父さんのいないこに寂しい思いをさせてはいけない、運動会のときの行進もやらない方がいい(軍事的な意味を示すため)、など変わってきています。 いいことだとは思うのですが、確かに少しさびしいですね(^^;
- myume
- ベストアンサー率25% (621/2470)
保育園や私立の幼稚園と違い、公立の幼稚園は文部科学省の教育課程に基づいて園児を指導しています。 公立のこれは小学校、中学校も同じです。 確かに私達の小学校の時は順位を決めましたし、早い子には賞品もありました。 今は 子供に優劣をつけない方針みたいですよ。 それから 父の日母の日に絵を描かせないのは 母子家庭や父子家庭のお子さんが寂しい思いをしたり 描けなくて差別されたりするのを防ぐためみたいです。 昔と今では 教育方針が変わって来てるんですね。