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分配金のある投資信託商品について
投資信託初心者です。自分なりに調べてある程度のリスクを覚悟の上ですでにグローバルソブリンを350万円購入しています。今、余裕のある資金が600万ほどありますが、やはり分配金が出るものに分散投資したいと思っています。ソブリンに対して否定的な意見が多いので、リスク分散するためにこれと逆の値動きをする商品がよいと思い、現在次の商品を考えています。 1)「株式配当オープン・四季の実り」(中央三井) 2)「財産3分法ファンド」(nikko am) 3)「マイストーリー」(野村証券) 4)ハートフォード変額年金保険10年もの 1)は年4回の分配が予定されていますが、今年6月に設定されたばかりで第1回目の10月は無分配、現在基準価格も実績もあまりはっきり出ておりません。 配当を重視した商品のリスクレベルなどはどの程度でしょうか。 2)はソブリンと債券の部分がかぶりますが、まあまあバランスよく投資先が配分されていると感じています。 3)はエマージングが入っているので、かなりリスクが高いのでしょうか。 4)は、特約をつけると元本が保証され、1年に1回まで運用利益が手数料なしで引き出せるという特別引出があります。しかし、元本保証特約を付けるには特約掛け金が必要であることと、収益の特別引出請求額は10万円以上であることなど条件があり、信託費用など運用費用もかかります。保険期間10年の商品の過去の平均収益率は3.86%です。しかし、グラフを見ると1979年から2003年までの平均なのでバブル時代の収益も平均の計算に入っております。ここ数年は2~3%位です。 この4つの商品について何か考慮点、アドバイスをお願いします。
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変額年金は、結局保険部分や手数料などで割高になります。有効なのは、保険控除枠が利用できるケースのみだと思います。結局債券と株式で運用するのですから、ご自分で投資信託やETFを利用して運用されたほうが得です。 グローバルソブリンをすでにお持ちとのことなので、債券と値動きが異なる株式(国内・海外)投信、不動産投信への投資をお勧めします。 また分配金にこだわる必要はないのではないでしょうか。分配金は結局その都度課税されるので、投資効果を弱めます。どうしても、現金が必要な場合、その分、投信を定期的に解約していけば済むと思うのですが。 列挙されている投信は、基本的に手数料が割高です。TOPIX連動のインデックスファンドを中心に考えられたほうが良いと思います。 リスクコントロールをしたい場合、投信銘柄を選ぶより、株式投信の保有額を調整します。低リスクにとどめたい場合は、株式投信部分を少なくし、残りを個人向け変動利率国債にふりわけておきます。 資産運用の最大の敵は手数料と税金です。この二つを上手にコントロールできれば、よりよい複利効果が期待できます。あらかじめ予測できるのはこの二つです。投信の運用成績予測は誰にもできません。
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- muchas
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これまでの回答の補足なんですが、よりコストに敏感になるならインデックスファンドよりもETFの方が有利です。 購入手数料は株式と同じなのでノーロードには負けますが、大抵の投信よりは安いでしょう。 信託報酬も0.2%台だったと記憶している(最近ので確かめてください)のでこれもETFの方が有利だと思います。 インデックスならTOPIXをお薦めします。 日経平均は時に大きな銘柄入れ替えがあり、これが売買手数料に効いてきます。なぜなら銘柄入れ替えの度に、ファンドが証券会社に払う売買コストが必要となるうえに、入れ替えされる銘柄(=これからファンドが買わなければいけない銘柄)が有る程度予想できてしまうので、先回りされてファンドが買うときには高く買うはめになるからです。 TOPIX投信・ETFも浮動株基準に変更されることでこれまでよりもコストはかかるようになりますが、日経平均よりはましでしょう。というかプロ向け運用で日経平均を採用するところって聞いたことありません。あっても信用できません。(専門性があるかという点で)
お礼
いろいろと細かく教えていただいて有難うございます。 アドバイスをあまたに入れて考えてみます。
- Trane37
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>平均株価連動のノーロードのインデックスファンド >も考えたのですが、TOPIX連動のインデックスファ >ンドと基本的に同じと考えていますが、間違ってい >ますか。 はい、基本的に同じです。 日本株のインデックスに連動する投信は、大別すると日経平均225に連動するものと東証株価指数(TOPIX)に連動するものと二種類あります。 両者は基本的に同様の変動をするので大差ないと考えてもいいかと思います。 厳密に言えば、日経平均にはハイテク企業が多く含まれ、輸出動向に左右されやすい傾向にあります。また、銘柄入れ替えが頻繁かつ恣意的なので、その分市場動向とズレる危険性があります。
お礼
有難うございました。TOPIXの方が市場動向により沿った値動きとなるということが分かりました。
補足
「資産運用の最大の敵は手数料と税金」という言葉に「なるほど」とうなりました。手数料は仕方がないと思っておりましたのですが、確かにそのとおりですね。平均株価連動のノーロードのインデックスファンドも考えたのですが、TOPIX連動のインデックスファンドと基本的に同じと考えていますが、間違っていますか。