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ウォン・カーウェイの映画

 友人にウォン・カーウェイの作品を薦められました。まず借りて見たのが「恋する惑星」なんですが、正直なところどうしてこんなに高く評価されているのかわかりません。見た方の意見を聞いてみたいのですが、どの辺りがそんなに高い評価を得られるのでしょうか?  なんか後半の彼女とか頑張り過ぎに見えるんですよね。なんていうのかな、ちょっと常軌を逸したキャラを演じようとしてるのが伝わり過ぎるっていうか。言い出したら色々あるけど、"california dreaming"を度々爆音で流してる辺りが一番寒かった。金城のパイナップル缶にしても、あのブレ気味の映像の撮り方もなんか斬新さを狙い過ぎな感じがして見てられないんですよね。  そうは言っても、香港の雑踏とか、金髪ヅラの女の描き方には結構引きつけられましたが。  やっぱこういう映画って金城とか、あとあの手の香港俳優が出てると無条件でメロメロになれる人しか楽しめないのかなって気がしたのですが、「2046」はどうなんでしょう?

みんなの回答

  • ddmm1711
  • ベストアンサー率25% (15/58)
回答No.6

大学で映画を勉強中の女子です^^ 私も、世界で評価されているほど彼の作品はいいと思えません。確かにハリウッドの作品と比べると作り方も映像も雰囲気も何もかも違い、海外の人たちから見ると「これはすごい新しい!」となるんだと思います。 私も初めてみたときには「これはすばらしい!」と思いました。 でもいろんな作品を見ていくうちにとくに最近のものは残念なくらいにワンパターンで次が読めてしまうのです。 個性的だからこそだと思うのですが、あーやっぱりそう来たか。。どんどん新しいものに変えていけばいいのにな。と思います。

bqe
質問者

お礼

皆様、アドバイスをありがとうございました。 もう幾つか見るうちに違うことが見えてくるかもしれませんね。お奨めしてもらった作品を探して見てみまーす。

回答No.5

私も最初見た時は理解できませんでした。「何でこれが?」と思ったものです。 ですが、あるとき、頭の中でフェイ・ウォンの「夢中人」(コーヒーのCMで今使われてた曲です)がポンと浮かんできたんです。 何の曲だっけ? なんて思って、もう一度思い出したように、「恋する惑星」を借りて見直してみました。 そしたらばなんと。私はこの話がこんなに好きだったのか!とビックリしました。 最初見た時に、「変なやつ~」と思っていたフェイやトニー。「軽いし何だこいつ?」と思っていた金城武。全部がなんだかものすごい勢いで好きだったことにきづきました。しかもなんで好きなのかよくわかんないんですよ。だからこそミラクルと言うか、よけい好きというか・・・。セリフとか、光とか、音楽とか、なんかいろいろなものがツボに突き刺さってきて、驚いたの何の。あの驚きは今までほかのものでは味わったことがありませんでした。この「謎の感動」が彼の作品の醍醐味なのではないかと。 ちなみに「ブエノスアイレス」も2回目見た時に「うおお~~」って思ったんです。1回目は「ふ~~ん」くらいでした。 相性とか年齢とか体調とかあると思う。だから、「私は嫌いなんだ!」と思っていてもいいと思いますよ。 もしかしたら私のようになにかが降ってくることもあるかもしれないし、来ないかもしれないし、です。 焦っていろんなもの観てるとかえって嫌いになっちゃうかもです。「2046」は、初見に近い状態ならばあまりおすすめしません。もし、追っかけで観るのならば「欲望の翼」か「花様年華」にした方がよいかと。 香港俳優に無条件でめろめろになる人間ではないつもりですが、香港作品は好きな方なので、あまり言い切れません。ですが、金城武はこの作品で好きになったも同然でした。 長文失礼しました。

  • kirikyon
  • ベストアンサー率0% (0/0)
回答No.4

私もウォン・カーウェイの作品は何本か見ていますが確かに難解な部分も多いですよね。 他の方も述べられていますが彼の作品の特徴は映像美と都会の人間模様を上手く撮るセンス、それと即興的な撮影手法からくる爆発的なエネルギーではないかと思っています。 難解なのはその即興性からくるのではないのでしょうか?台本はあって無いようなもので現場でどんどん変わってしまうようですからね。 これはジャズのインプロビゼーションに通じるものがあると思いませんか? 一部のマニアでは高い評価をうけるも、一般的には「何だ、この演奏?」っていうジャズミュージシャンがいますよね。 ウォン・カーウェイもそうした爆発的な熱いパワー、エネルギーが高く評価せれているのでしょう。 彼のパワーに正面からぶつかり合う俳優陣も自然と力が入るのはそのせいではないのでしょうか。 私的には『ブエノスアイレス』がとってもおススメです。とっても良いですよ

noname#14127
noname#14127
回答No.3

 ウォン・カーウェイ作品で一般的におすすめできるのは『いますぐ抱きしめたい』です。アンディ・ラウ、マギー・チャン、ジャッキー・チュンの共演作でストーリー自体は香港でよくあるチンピラもの。それを演出でスタイリッシュにみせています。  彼の作品の香港での評価はいまいちらしく、途中で客が帰ることもよくあるとか…。スターを集めてもスターの魅力を生かしきれてないという印象を私はもっています。香港映画ファンの間でも彼の作品は(スターが出てるので一応みるけど)賛否がわかれます。  『恋する惑星』は彼の転機にもなった作品で『楽園の瑕』と同時期の作品です。じっくり時間をかけて作った『楽園の瑕』と、早撮りした『恋する惑星』で後者の方が評価が高く、だったらこの方法で撮ろうと考えたという記事を読んだことがあります。(出典忘れました。すいません) 『楽園の瑕』は金庸の『射雕英雄伝』をもとにした古装片で原作とは随分違いますが、雰囲気はよく出ていてみごたえがあります。ただせっかくサモ・ハンが担当したアクションシーンが独特のカメラワークのせいで何をしているのかさっぱりわからないという不満が残りますが、笑。  『恋する惑星』の後半の女性は日本でも有名なフェイ・ウォンという歌手です。彼女に自由にするように指示してそれを撮ったらしいです。  『2046』は比較的時間をかけて作った作品のようですが…『花様年華』をみてからご覧になることをおすすめしておきます。

noname#13981
noname#13981
回答No.2

「2046」は少々荒っぽい作りでした。 それよりも、「楽園の瑕」か「花様年華」がおすすめです。と言っても、ウォン・カーワイの映画は独特の雰囲気が有るので、あれが苦手という人もいます。好みの問題ですから。 香港はもちろん、台湾・大陸・日本の人気俳優をがんがん使うので話題作りもうまいです。じっさい俳優の中には、彼の映画に出たい!という人も多いのです。 「高い評価」が有るかどうかは知りませんが、地元香港より海外でむしろ人気が有るのは確かです。#1さんがおっしゃる通りと思います。

回答No.1

1クリストファ-ドイルのカメラワーク 2都市における人間関係の繊細な描写 3タランティーノが絶賛→配給 断言はできませんが、 こうした理由があるのではないかと…。

参考URL:
http://www.cinema-today.net/0011/04bp.html
bqe
質問者

お礼

なるほど。その辺重視して彼の類似作ためしてみます。 ちなみにUS版のDVDを借りて見たのですが、3についてはジャケットにでかでかとアピールされていたので最初驚きました。評価した映画監督の名前が真正面に。。色々ですね。

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