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家のメンテナンス費用について
3・4年以内の間に新築の二世帯住宅を建てたいと 思っています。 今はいくつかのHMを調査している段階なのですが、 皆さんは建てた後のメンテナンス(検査、補修)費用は どの程度を見込んでいるのでしょうか? 建築構造によって違いがあるのかもしれませんが、 ヘー○ルハウスのHPに掲載されているメンテナンス プログラムを見ると、「990万円/60年」とありました。 http://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/longlife/concept/4_2.html この金額はどのように受け止めればいいのでしょうか? 高い、安いというのが良く分からないです・・・。
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■こまめにメンテナンス・補修するほうが安くすみます。塗装が劣化していくとより深い部分まで腐食や浸水が進みますので、そうならないうちにリフォームをします。 ■10年に1度というのは、塗装部分の耐用年数がそのくらいだからです。部分的に耐久性の良い部材を使っていても弱い部分があれば意味がないので、結局一番弱い部分(例えば塗装や樹脂)にあわせてメンテナンスをしなければなりません。 ■建築構造でのメンテナンス費用の違いについてですが、シロアリなどの被害が無ければ、木造も鉄筋も50年くらいまでは外壁、屋根など構造に関わらない部分のリフォームばかりです。ですから、建築構造によるメンテナンス費用の差は基本的にはありません。 ■問題は、外壁や屋根の部材によるメンテ費用の差です。通常のサイディング・塗装ならば10数年に1度の塗り替えとしますが、これがタイルの場合、メンテナンスの期間は長くなるでしょうが、メンテナンスフリーというわけではないので、結局同じような金額と考えます。 ■耐久性のよい部材とそうでない部材は、メンテの総額で決まるものではなく、一時期(建築時)に大金を用意できるかどうかで決まるようです。お金持ちは高級な服を買って長く着れますが、貧乏人は(高い服を買うお金がないので)安い服を何度も買いなおさなくてはならないのと似ています。 ■先にも書きましたように「家本体だけのメンテナンス」であれば、積水とか、へーベルとか大手メーカーは一定の評価があります。「メンテナンスが良い=安く済む」というものではありませんが。 ■でも家の内部や電気製品はどこの同じです。 ■No2さんの書かれているように、家の持ちようは使い方やコマ目な家への世話で大きく変わります。DIYの知識があれば、塗装や屋根意外は全て自分でもできます。
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- produce
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こんにちは! 追加のご質問については、ponsuke04さんのおっしゃる通りかと思います。 小まめなメンテナンスの方が費用的にも安く済みますし、何より建物の為にいいと思います。風邪のひき始めに薬を飲んで治すのと、こじらせてから入院して治すのとの違い・・・って感じでしょうか。 構造によるメンテナンス費用の差も考慮する程の差はないと思います。鉄筋コンクリート建ての“構造部分”は外壁・屋根等のメンテナンスが完璧であれば半永久的とも言えますが、木造建てでもメンテナンス意識の高いヨーロッパ等では、築100年の木造家屋も珍しくありません。 構造部以外の部分のメンテナンス費用は、使用する材料によります。特別な仕上がりを期待した特殊な材料でない、一般的な材料では、概ね材料費と耐久性は比例すると思っていいと思います。安い材料だから粗悪・・・と言うのではなく、見栄えや好みは勿論、メンテナンスの周期、予算によってご判断されるべきかと思います。 メンテナンスの評価の高いHMさんは・・・分りません。唯、永住指向が高まりメンテナンスを含むリフォーム業は成長産業と言われております。各HMさんもサービスとしてではなく、事業として本気で参入されている様です。但し、割高です。 yyysssdddさんの様にご計画時からメンテナンスを真剣に検討されておられる事はすごくいい事だと思います。なかなかそんな方はおられません。ほんの一例ですが、以下の様な点をご検討されてはいかがですか? ・軒を長くとると、外壁に直接雨がかかる事がすくなく、汚れや耐久性が全然違います。また、雨の日でも窓を全開できたり、いい事沢山です。 ・デザイン面やロフトを作る事から急な屋根勾配の家屋が増えています。急だと水切れはいいのですが、葺き替えにしても塗替えにしてもチョットしたメンテナンスにしても屋根足場を要します。あまりに緩い勾配も問題ありますが、人が歩ける程度の勾配がベストです。
お礼
詳細なご回答ありがとうございます。 大変参考になりました。
- produce
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こんにちは!工務店を自営しているものです。 私がよくお客様にアドバイスさせていただくのは『¥10,000/月』の“メンテナンス専用積立貯金”です。ヘーベルハウス風に換算しますと『720万円/60年』ですね。マンションの修繕積立金も工事時の追金等も含めますと、実際の支出額はこれ位です。共同でメンテナンスするマンションと個人が全額負担する戸建では比較にはなりませんが・・・。 何年か毎のメンテナンス費用がこの貯金でまかなえる場合もあれば、内容によっては足りない場合もあると思いますので、メンテナンス費用のベースとして考えて下さい。 実際のメンテナンス費用は、建物の構造、使用材、グレード、住む方の意識や考え方で大きく変動します。ヘーベルハウスの設定は“高い・安い”ではなく、目安としては妥当な金額ではないでしょうか。 唯、キチンと建てられた家に愛着をもって住み、適切なメンテナンスをすれば、そんなに莫大な費用は要しませんし、住宅ローン以外に月平均数万円・・・一生住めばもう1軒小さな家が建てれる程のメンテナンス費用を要する建物っておかしいですよね?
お礼
詳しいご回答ありがとうございます。 新たにお聞きしたいことを「ponsuke04」さんへのお礼の欄に 記載させて頂きました。 もしご存じでしたら教えて頂ければと思っております。 よろしくお願い致します。
■へーベルハウスの「990万円/60年」は高い安いという表現よりも「甘い」ですね。 ■家は住めればよい、というわけにはいかないので外観をきれいに保とうと思えばどのようなHMでも10年に1度の外壁、屋根の塗り替えが必要です。雨どいなどの補修も大抵一緒にしますので45坪の家で250万円ほどかかります。30年で3回行えば、それだけで750万円かります。 ■ほかに30年間のうちにキッチン、フロ、トイレなどが傷んでくればキッチン、バスはそれぞれ300万円、トイレは50万円、くらいかかるでしょう。「耐用年数」は30年でも実際には汚れてきたり電気部分が壊れてきたり、でそのまま30年使えることなどありません。 ■へーベルハウスのメンテナンスプログラムには電気機器の内容が一切含まれていませんよね。これが落とし穴なのです。電気機器はどんなものでも10年が耐用年数です。例えばキッチンの食洗器の電磁弁が10年で壊れているのに気がつかず、床や壁まで水漏れが続いて腐食した場合、いくら床や壁の耐用年数が20年30年だといったところで意味がありません。ユニットバスでも同じです。浴室乾燥機などもやはり十数年で壊れます。 ■ヘー○ルハウスのメンテナンスはあくまでも構造とその付属部分に限られている内容なのです。 ■メンテナンスは30年で1000万円かかると思っていればよいのです。けれども、この点を考えないでローンを組んでいる方々がほとんどなのです。ですから、ローンが完済する頃には家はボロボロ、補修するのには一挙に何百万もかかって「苦しい老後」ということになってしまう可能性が大きいのです。実際、この低金利で家を手に入れた(ような気になっている)方々の多くはそのようになる可能性が極めて高いと業界では考えています。 ■日本人で家を建てる方々は、建てるだけで精一杯なのでメンテナンスの仕方が非常に下手です。というより、メンテナンスの費用を考えてません。そこに付け込んで業者は「立替え」というのをもくろんでいますので「メンテナンスはお金がかかるばかりで実効性がない」ことを意図的につくっています。悪徳リフォーム業者も一役かっているというわけです。
お礼
詳しいご回答ありがとうございます。 住宅の維持費を甘くみておりました・・・。 新たに三つほどお聞きしても良いでしょうか? ・家の補修は5年や10年毎に定期的に実施するのと、 30年くらい住んでから一気にリフォームするのでは どちらが良いのでしょうか? ・建築構造でメンテナンス費用はどのように違うので しょうか? 例えば、木造は安い(高い)、鉄骨は高い(安い)とかです。 ・メンテナンス面での評価が高いHMはどこでしょうか? もしご存じでしたら教えて頂ければと思っております。 よろしくお願い致します。
お礼
詳細なご回答ありがとうございます。 大変参考になりました。