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何でFDは壊れやすいのでしょうか?
FDはPCで長いこと使われているメディアで、かつてはHDDの代用にもなっていましたが、どうも壊れやすいメディアです。 ある本には、「FDは壊れやすいので長期保存には向かない」とかかれており、実際当方もFDDが未フォーマット扱いになったことがあります。 FDDはHDDより若いドライブレターが与えられるぐらいのシステムですから、FDにはある程度耐久性があっても良いのではと思います。また5インチまではフロッピーの名前の通りぺらぺらしたものでしたが、3.5インチでは頑丈になりシャッターも装備されています。 3.5インチは結構耐久性を持っているように見えますが、なぜFDは壊れやすいのでしょうか?
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これは全く個人的な想像で確証はありませんが、3.5インチFDは接触式の割には記録 密度が高いので、記録面のダメージに敏感なんじゃないかなと思っています。 個人的には、普通に取り扱っているのに死んじゃった、という経験は5インチFDの方が 少ないですね。 シャッターがあるのも一長一短で、中にホコリが入った時に取れにくいため、記録面の 傷を増やすこともあります。その点5インチは、多少ダメージを食らっても記録密度が 低いですから、データに与える影響が少ないでしょう。 全く余談ながら、初期の3.5インチは、メディアが頑丈なためにドライブの故障が 多かったようです。5インチは多少斜めに入れてもメディアが曲がるだけですけど、 3.5インチでそんなことをしたら、まともにドライブ側へストレスがかかりますから。
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現在のFDは磁気を水平に配置して記録するタイプなので、そのまま長期保存すると隣同士の記録部分が引き合ってデータ喪失してしまう様です。 垂直記録も研究されたようですが実用化しませんでした。 過去のユーティリティー・ソフトにFDデータの保存期間を延ばすため、「FDの内容を読み取り、再度同じ位置に再書き込む」というものがありました。 自分自身にディスク・コピーするものですね。 壊れやすいのは、メカ的でなく磁気的なものに起因することが殆どでしょう。 ご存じかもしれませんが、5インチフロッピーを貸したら、ホワイト・ボードに「有難う」というメッセージと共に「マグネット」で留めてあったというものや、昔のペル式の電話機の横に立てて置いてあった5インチFDが、電話のベルが鳴ったトタンに3~4枚やられてしまったなど笑えないエピソードもあったようですね。
お礼
ありがとうございました。 FDをマグネットを使ってボードで留めたらデータが破壊されたという話は、Windows95が出て間もない頃の雑誌で読んだことがあります。 でも磁気で記録された部分同士が引き合うことは想像も付きませんでした。
- 大明神(@bathbadya)
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私の印象では、フロッピーの故障よりも、ヘッドの故障が的圧倒に多い。 磁気に対しても、普通の磁石でじかにケースにこすりつけたぐらいでは消えない(データ消去がめんどくさくて試したけど消えなかった)。超強力磁石でも消えなかった(読み取れた?)。
お礼
ヘッドですか…それも一理ありますね。 ありがとうございました。
- mokichidenki
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ドライブの名前が若いのは昔のパソコンでは、HDDがなくフロッピーディスクが変わりだったのでA・Bドライブとして使用されています。 フロッピーディスクの耐久性ですが昔の紙のときと比べるとだいぶ耐久性は伸びましたが、記録面自体は変わっていないのです。 記録面は薄いフィルム(カセットテープと同じ)で出来ているので、熱に弱く、時磁気にも弱いです。 ケースに入っているので、埃やキズにはある程度耐久性がありますが、やはり熱や磁気、何回か使用しているとトラック面の溝が深まり針が読めなくなったりします(レコードをイメージするとよい)。 後、湿度が高いところにおいているとカビが生えてだめになるケースもあります。
お礼
結局、ディスク部分が耐久性があまりないのが原因みたいですね。 ありがとうございました。
- te12889
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私の記憶が確かならば、「ヘッドが磁性体に接触するから」だと思います。 一方、ハードディスクは、ヘッドが磁性体に接触しない構造と聞いています。 実際、壊れたフロッピーディスクを分解すると、記録面に円形の筋が入っていたりします。 FDDに若いドライブレターが与えられるのは、「歴史の流れ」ではないでしょうか。 昔はデータ量も少なく、HDDはとても高価でしたから。昔のHDDは1MBあたり1万円でも買えませんでした。
お礼
接触式ですか…テープとなんだか似ていますね。 ありがとうございました。
補足
FDもかつては1枚2000円ぐらいしていたそうで、その時代はテープで記録していたそうですね。 ドライブだけで29万円なんて時代もあったそうですね…
- OsieteG00
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単純に昔はHDなしのPCなんて当たり前でしたから、ドライブレターが若いのです。で、互換性を維持するためにA,Bドライブは固定していると。 3.5インチは対衝撃性はともかく外界の磁気の影響に弱いですね。CD-Rですと磁気の影響は受けませんし。 また、磁気なので放出してしまう(結局、書き込み方式でいうとアナログで、一定値以上をデジタルで言うところの1にしているだけ)事もあるので保存性も良くないかと。 あとは、内部に機械的動作をする部分があるのとヘッドと磁性体が接触している事も関係あるでしょう。
お礼
回答ありがとうございました。 磁気の影響ですか…フラッシュメモリは不揮発メモリですので関係ないですが、FDはテープと同じく磁気記録ですから、しょうがない面もありますね。
HDDのように密閉されているわけではないので、外部からの 埃の混入があるのが一因でしょう。 また、磁石などによって故障することもあります。 >FDDはHDDより若いドライブレターが与えられるぐらいのシステム これはOS側でそのようにしただけで、耐久性とは関係ありません。
お礼
回答ありがとうございました。 「FDDはHDDより若いドライブレターが与えられる」から耐久性が出ていた件ですが、OS側でそのようになっているぐらいなら耐久性も必要なのではと思ったまでです。 でもFDは密閉されていないのですね。3.5インチは結構耐久性ありそうだと思ったのですが…
お礼
ありがとうございました。 メディアの頑丈さが逆に仇となったり、記録密度の高さがメディアの寿命を縮めてしまったりとは、なんとも皮肉ですね…