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統合失調症の長女について(長文です)
まず私は父親で、長女は22才です。 現在統合失調症で2回目の入院中で、約9ヶ月になろうとしています。 1回目は昨年で約3ヶ月の任意入院でした。 2回目は当初医療保護入院でしたが現在は任意入院です。 長女は小学校6年の後半から登校拒否で、現在に至るまで集団での生活・教育は受けていません。 登校拒否が始まってから義務教育期間は市の教育センターの施設などにお世話になりました。 高校は受験せず大検予備校に通い1回で合格しました。 長女の行動・言動がおかしいと気づいたのはこの頃からで総合病院の精神科にも通いました。それと平行して大学受験を目指してスポーツを含めた個人スクールなどに通いましたがすぐに頓挫しました。 更に症状が悪化したのは20才前で軽いですが自傷行為も始めました。 この頃市が運営するこころのセンターも一時期ですがお世話になりました。 前置きはここまですが、9月になって病院から呼び出しがありました。 担当医師からの話では「最近異常な行動をしている。しかし病気としては落ち着いている。この行動は人を試していると思われる。病気に対しては病院だが社会教育的なことは指導できないので退院をお勧めします。」でした。 この異常行動とは「非常階段を出てフェンスをよじ登る」「洗濯機の上によじ登る」「自動販売機の前を陣取って買いに来る人の邪魔をする」「隔離室に入れたら照明器具を外して壊した」などです。 ここ数ヶ月は1回/週で大学派遣の先生のカウンセラーを受けていたそうです。 来週から強行ですが「市の保健所の相談員」「病院のケースワーカー」「病院のカウンセラー」と会い、今後について相談する予定です。 この行動計画について専門家・経験者の方に限り何でも結構です少し助言をお願いします。 追伸:長女の唯一の趣味はピアノで大学へ行きたいを最後には口にします。
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きついことを言いますので、心の準備をして下さい。深呼吸してから読んでください。 「最近異常な行動をしている。しかし病気としては落ち着いている。この行動は人を試していると思われる。病気に対しては病院だが社会教育的なことは指導できないので退院をお勧めします。」 僕個人として、上記のような説明をする主治医は信じません。「最近異常な行動をしている。」、「この行動は人を試していると思われる。」という言葉からは、人格障害を考えてしまいます。「異常行動」が統合失調症としてのものでなく、「試し行動」となれば、人格障害圏、特に「境界性人格障害」の可能性をまず考えます。あるいは、知的には普通レベルのようなので、発達障害、広汎性発達障害、アスペルガー症候群なども考えられます。その可能性を考えもしないで、それを「社会教育的なことは指導できないので退院をお勧めします」というのは、主治医としての治療放棄でしかないと考えます。 問題行動が多いのであれば、「限界設定」を行う事が医師には認められています。この場合の限界設定は、隔離室、個室を使用する、外出制限をする、という意味です。まだまだ、いろいろ治療上の工夫をする余地はあると思います。 以上から考えて、すすんで別の病院、別の医師に転院した方が、娘さんのためになると、僕は考えます。 「人格障害」、「境界性人格障害」、「広汎性発達障害」、「アスペルガー症候群」、「隔離室」、「外出制限」などの語感としてきつく、難しい専門用語を使って申し訳ありません。一つ一つについては説明するスペースがありませんので、OKwebや他のHPで調べてみてください。 中沢正夫著 「治せる精神科医との出会いかた」 朝日選書 をお勧めします。
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専門家ではないですが、家族が統合失調症であり、病気には詳しいです。 統合失調症は家庭環境や育て方が原因でなるのではなく、遺伝的な要素などが本人にあり、「ストレス」が引き金になって表面に出てくるもので、遅かれ早かれ病気の症状が出ます。 ただし、病気が発病してからの本人を取り巻く環境は、病気の回復を左右する大事なものになりますので 家族仲良く、娘さんが病気のことなど何でも相談できる、話せる関係でいる事、家庭が心休まる場である事を心がけてください。 ご存知かと思いますが、この病気は長い付き合いになります。手術して悪い所を取って治る病気とは訳が違います。薬も色々試してみるのも良いと思いますが、 薬は症状を抑え、安定を保つためのもので、「飲んだから全ての症状がピタッと無くなる」というものではありません。 病院の入院に関しても、本人の意思が書かれていませんが、娘さんは何と言っているのでしょうか。 強制的に入院が必要な場合は、本人が自分や他人を傷付ける危険がある場合で、その危険がないのに 「入院」を考えるというのは、私も同じ立場として ?という感じです。 この病気は「病気を根本からなくす」のではなく、 「病気とうまく付き合って生きていく」ことです。 そのためには勿論薬の力も必要です。 発病から何年か経って症状が落ち着いてきて、薬を飲みながら社会生活を送っている方も沢山います。 私の身内も、発病してからもう5年近く経ちます。 最初は何かにとり憑かれたような感じで、毎日ハラハラしていましたが、今ではだいぶ落ち着き、作業所に通ったり、普通にスーパーに買い物に行ったりしています。(本人が言うにはある程度コントロールできるようになっているらしいです、自分で「今日はちょっと病気が良くないから休もう」などしています。 >異常行動をしている と担当の医師から言われたようですが、その担当の先生はあまり病気に詳しい方ではないと思います。 なぜなら、統合失調症の人の症状として、 1・他人の目を気にしたり周りの状況に気を配ること が困難。 2.他人がどう思うか、というようなところまで気を まわすのが困難。 3.何か一つの事に脳が集中するため、その他の事を 同時にやったり考えたりすることが困難です。 (そのため、どうしても「自分の考え」で 頭がいっぱいになってしまいます) 以上のような事があるため、他人から見れば 「異常行動、しつけの問題」と思われてしまいます。 逆に病気の長所と呼べるものもあります。 1.ずば抜けた集中力(特に自分がやりたいと思った事 2.自分がこだわる事には徹底的にこだわる あと、これは私が一番言いたかった事ですが 3.「音」にこだわる人が多い」事です。 私の身内もそうで「音」が非常に気になるらしく、 普通の人では聞き分けられないような音の違いも聞き分けたりします。 音響機器にも凄くこだわります。 もちろん音楽を聴くのも大好きでしょっちゅう聞いています。でも音楽はとても人の心を癒し元気になるので病気のためにもいいと思っています。 娘さんが「ピアノで大学へ行きたい」と仰ってるそうですが、それは病気と無関係ではないと思います。 是非行かせてあげてください。 とても才能のあるいいピアニストになると思いますよ。 この病気を持つ人は、普通の人のように「ファミレス」で働く、といったような浅く、広く、という事は向きません。 狭く、深く、といった事が向いています。 (専門分野の仕事や勉強、研究といったような) ピアノを弾くといったような事はとてもむいていると 思います。 長くなりましたが、「統合失調症」でありながら 数学の分野でノーベル賞を受賞した方(実話)の話が映画でありましたよね。 確か「ビューティフルマインド」という映画だったと思います。 病気は憎いですが、それがあっても本人なりに良い人生を送ってくれればいいと思います。 私の身内と娘さんの歳はとても近いです。 お互いに希望をもって、先を明るく見て頑張りましょうね。
お礼
長文のアドバイスをありがとうございました。 先週長女に面会に行きました。 そこで今回の2度目の入院に関して長女は「前の看護士さんと話していたように来年の3月までいるつもりだ!」と言いました。 このことから推測ですが、8月一杯で退職された女性の看護士もこれに従った治療計画が組まれ、相互に合意のもと2人3脚で療養していた模様です。 また退院して家に帰ることに関しては「もう暗い思い出しかない自分の部屋には帰るのは嫌だ!」「専業主婦で終日在宅状態で精神的・体力的に疲れている母親とずっと一緒に居たくない!」と久々に長女から自分の意見を述べました。 このことから家族・家庭関係が悪く、居心地も良くないんだと頻りに考えるようになりました。 そこで唐突ですが以下の方法を現在考えています。 (1) アパートでも借りて私(父親)と長女としばらく暮らそうか? (2) 病んでいるのは母親であり母親中心の家族療法が必要なのでは? (3) 長女を近くのNPO組織への入所を薦めようか? (4) その他(具体的には持ち合わせていません) たしかにyuonnさまが仰るように音に対しては鋭い感覚を持っています。 「盲目のピアニスト梯さんのピアノタッチは繊細で好きだ」と言いながら近くの場合はコンサートに出掛けたり、「ラフマニノフの作品・演奏は素敵だ」と言っては音質の良くないCDを買って来ては聴きいっています。 また、「ピアノをそろそろ調律して欲しい」と期限でもないのに要求することがあります。この音に対する感性をなんとか育ててやりたい思いで一杯です。 PS:ログアウトしていたためお礼が遅れたことお詫び致します。
- gekkoutyou
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すみません,何度も。1個所打ち間違いがあったので、訂正です。 誤「あなたは私を見せてないでしょうね?」 正「あなたは私を見捨てないでしょうね?」
- gekkoutyou
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(2)についてだけ、少し僕の考える事を述べたいと思います。僕の考えですから、正しいかどうかは分かりませんが、「そういう視点もあるんだな」程度に捉えて、本人の言動を受け取りつつ吟味してみて下さい。 前の看護師さんがよければよいほど、新しい受け持ちの看護師さんは「優しくない」、「気の利かない」悪い看護師さんと見えてしまいます。これには、おそらくいくつかの理由が重なります。 前の看護師さんへの憧憬が、今の看護師さんを必要以上に悪く見させてしまう、本当は前の看護師さんにぶつけないといけない「何で私を見捨てたの!」という怒りをその看護師さんにぶつけている、「あなたが来たから前の看護師さんが出て行ったのじゃない?」といういわば逆恨みの感情、もう少し単純に考えたら、「あなたは私を見せてないでしょうね?」という気持ちからの試し行為、などからその看護師さんを悪者視している可能性が考えられます。 だから、娘さんが言うほどに本当にその看護師が悪いかどうかは今は保留にし、少し距離を置いて二人を見守る、というスタンスでい続けることをお勧めします。 「新しい看護師さんが本人が言うように本当に良くないかどうか、もう暫く様子を見て決めよう」という感じで構えて、本人と一緒にその看護師さんを、早い時点で悪者視するのは注意しましょう。
補足
様々な方面からサジェスチョンありがとうございます。 長期の治療は覚悟していますし、気は長く接するつもりです。 この度の病院からの呼び出しの時は時系列的な事実の報告のみで特に気になりませんでした。 呼び出しの数日後、長女の今後について相談したいので電話で「ソーシャルワーカ」「カウンセラー」に合わせて欲しいのでアポをお願いしようと担当看護士に申し出ました。 少し間を置いて看護士の長が電話に出て来て前後の会話はありましたが「もう他の病院はあたられましたか?」と言う容赦ない言葉でした。 ここでわからないことは以下です。 (1) 現在入院している病院ではもう相談すべき相手はいないのでしょうか? (2) 転院先は家族が探すもので現在の病院に紹介義務は無いのでしょうか? (3) 退院とはあらゆる責任は家族で、今回の病院は責任放棄になるのでは? どこまで攻めるべきかをもう少しどなたか教えてください。
- germi
- ベストアンサー率51% (23/45)
専門家でも経験者でもありませんが、少し気になったので失礼します。 メンタルヘルスや病気のカテではありがちなことですが、個人の経験を一般化してしまうことがあります。 不登校や統合失調症は、親の育て方とは別問題であり、切り離して見なければならないことだと思います。 それはともかく・・・ 少し質問の主旨がわかりにくいのですが、「市の保健所の相談員」「病院のケースワーカー」「病院のカウンセラー」と会うことの是非を問うていらっしゃるのでしょうか? だとすると、複数の精神医療関係者に相談して、少しでも多くの情報・アドバイスを求めることは悪くないと思います。 もう少し質問の主旨をはっきり、具体的にされたら、回答も得やすいのではないかと思いますが・・・。 登校拒否、統合失調症と、娘さん本人が一番辛かったでしょうが、親御さんも大変な心痛だったと思います。 娘さんが快方に向かわれることをお祈りいたします。
補足
申し訳ありません、言われるとおり私の教えて欲しい内容から外れました。 入院するまでは案外長女の意思を聞かずして強引に夫婦で探した施設・相談所・病院などに出掛けました。この結果として長女から聞いた究極の言葉は「お父さんとお母さんが喜ぶと思って従って行った」でした。 これで20年近く長女と過ごした喜怒哀楽がクリヤされました。 ならば入院中で退院を勧められている長女に対して親として取るべき行動がほとんど見えません。 既に有名な著書も読んでいます。名の知れた精神科医の講演も現在定期的に聞いています。一流のカウンセラーも経験しました。 しかし、ピッタリと合致する事象、具体的な取るべき態度に遭遇しません。 親が長女といっしょになってこのハードルを乗り切りたい。決して他人に頼るつもりは毛頭ありません。 今度あわてて行動を取ると同じことの繰り返しになると思いこの教えて!に経験者の方、専門家の方にサクセスストーリーのアドバイスを期待しました。
- tsuiteru53
- ベストアンサー率31% (24/77)
♯1です。専門家でも無い者に、信頼してくれて(?)ご家庭の事情を教えて下さって有難うございます。 思い出すのも辛いですよね。 言いたいことは山の様にあるんです。(娘さんの気持ちが痛いほど分かるからです。)でも、病院の先生では無いので、あまり無責任になると良くないと思うので、自分が大切な事に気づいたきっかけになった本を紹介したいと思います。何冊か紹介しておきます。本や、著者の名前をあげるので、何かまづければ削除(出来るのかな?)して下さい。 「失速するよい子たち」三好邦雄 「お母さんはしつけをしないで」長谷川博一 「毒になる親」 スーザン・フォワード 「子どもへのまなざし」佐々木正美 一番最初の本が、私の目を開いてくれたきっかけの本です。 オークションでさっき検索をかけたら安くあったので、図書館とか、オークションででも探してみて下さい。 これらの本を読んだら、小さい頃、娘さんが不平不満が皆無で、手の掛からなかった子だった事が大変な事で、可愛そうな事であったと分かると思います。 「精神的に病んで会社を休んでいるお父さんが良い」と言った意味もよく分かります。 間違ってるのは娘さんじゃ無いんです。娘さん自身はとても正常なんです。その事を気づいてあげて下さい。 あー、やっぱり色々言っちゃいました^^; 何かわかぞうが、エラそうに聞こえたらごめんなさい、でも実は私自身も子育て中(子供はまだ小さいですが)でかなり苦戦してるんです。。。 多分同じ理由でです。。。だからご両親のお気持ちもよく分かります。でも、やっと大切な事に気づいたので、きっとやり直せると信じて奮闘しています。 あと、「無言のプレッシャー」と言う言葉は私は言ってなかったと思いますが、「親の期待」です。言葉で言わなくても、子供は敏感に感じ取るといいますよね。普通に学校行って、普通に大学いくんですよって、信号出してませんでしたか??? では、また言葉が溢れて来そうなのでこの辺にしておきます。。。 同じ悩みを持つ者より。
- tsuiteru53
- ベストアンサー率31% (24/77)
専門家・経験者の方に限りとありましたが、自分はちょっと外れるかも知れませんが、自傷行為が始まってしまった娘さんの事を心配に思ったので自分の考えだけ書き込みさせてもらいます。多分に的外れだと思うので、その場合はスルーして下さい。^^; 娘さんは小さい頃から良い子だったんじゃないですか? お母さんの話が出て来ず不思議ですが、厳しい方じゃないですか?曲がった事は許せないような。または、大変失礼ですが、ご両親の仲があまり良くなかったとか。 娘さんはご両親に好かれよう、嫌われないようにしようと けんめいに頑張ってこられたんじゃないですか? 大学は本当に本心からご本人が望んでいることですか? 娘さんが誰かと喧嘩したり、問題を起こしたとき、いつも娘さんの味方をしてあげましたか?身をていして守ってあげましたか?それとも本人を責めましたか? 本当の愛情(受け入れ)をもって接してきましたか? それともゆがんだの愛情(エゴ)でもって接してきましたか? ゆがんだ愛情でそだてられた子供は心がゆがみます。 本当に娘さんが気の毒です。 本当に助けてあげたければ、周りの力を借りつつも、 でも助けてあげられるのはご両親しかないです。 ご両親が娘さんが生まれてきてから今までの生い立ちを振り返って、娘さんの気持ちになって苦しみを分かってあげることです。ご両親が変わる事です。心から「分かってあげられなくてごめんね」と言う事です。本当に娘さんの痛みが分かったら、涙が流れて、じぶんたちのした事にいたたまれず、いてもたってもいられないはずです。そうなったらしめたもので、娘さんにこれから何をしてあげたらいいのかおのずと分かる様になります。 私は、いい年をして苦しくて、長年の思いを両親にぶつけました。結果は両親は謝ってくれました。少し救われて少し前に進める様になりました。私の様に原因が分かった人はまだマシです。分からずに自分を責め続けるしかない人は気の毒です。だから自傷してしまうのでは? 思うがままに書き連ねてごめんなさい。 娘さんが少しでも心が軽くなりますように、祈っています。。。
補足
経験者としての疑問を多く投げ掛けていただき感謝します。 約10年は限られた文字数で言い尽くせませんが以下が事実です。 長女は4つ下の次女が生まれて小学校入学するまで約6年間、様々な場所に連れ歩き私(父親)としても良き思い出です。決して嫌だ!とか不平不満は皆無でした。そう言う意味では手の掛からない子でした。 家内は不登校になった直後はかなり厳しく長女にあたりました。しかし、中学・高校にあたる年代には長女のために教育施設・家庭教師探しとできる限りを尽くしました。 しかしその結果が芳しくなく私は当然長女が大学に入学しただろうと思う頃に長女の将来と管理職の狭間に追いやられ、精神的に参り約30年続けた勤務を止めました。そして失業保険が有効な最長期間(1年)、産業カウンセラーの指導のもと人生設計を見直し、再就職しました。 また失業保険の期間中に家内は奇病で1ヶ月入院しました。この失業保険中は家内に相当なストレスをかけたのか精神的・体力的に参っていたのは事実です。この前後が長女の症状が悪化しました。 結局私が再就職して3ヶ月の頃に最初の入院をしました。 長女がよく言います「精神的に病んで会社を休んでいるお父さんが良い」と。 無言のプレッシャーってなんなんでしょうか?
補足
アドバイス有難う御座います。 学術的な専門用語に驚くことも、過去を隠すことももうありません。そのことが長女にとって良くないこともわかっているつもりです。 もう少し事実のみを箇条書きします。 1回目の入院に関しては相談相手の誰もが薦めて戴いた某都道府県立大学付属病院に入院したく、本人を連れて初診に訪れました。この時は症状が悪化したため緊急でそれまでお世話になっていた総合病院の精神科の担当医はスルーして飛び込みました。しかし、病室が満杯で紹介状を戴いたうえで現在の病院でお世話になりました。そのうち逃げ帰るように本人の意思で退院しました。その結果が2回目の医療保護入院でした。 それから9ヶ月ばかりが経過しましたが、最初7ヶ月あまり毎週のように面会に行きました。その最後の面会には「そう再々面会に来なくても良いよ、用事があればこっちから電話するし…」でした。この言葉にわずかな前進を期待しました。にも拘わらずなぜこの時期に病院から呼び出しかと親としては疑問でした。 では長女の取り囲む病院での生活環境で何が変わったかと考えました。8月エンドでずっとお世話になっていた女性の看護士が退職され、男性の看護士に代わりました。 実は昨日長女に面会に行っても良いかと電話しました。帰ってきた言葉は「自分でなんとかする、でも今の看護士は嫌いだ」でした。 ここから推測で書かせていただきます。 (1)女性の看護士が長女も気に入って居心地が良かった。 (2)男性の看護士がクッションにならず事務的に処理している。 (3)主治医・看護士・カウンセラーのチームワークが乱れた。 以上を感受性が鋭く、主張することを決してしない長女が行動で示しているとますます感じるようになりました。このような環境下ではまた長女を孤立状態にして、辛い思いをさせることは必至です。 いまは本命の病院になんとか転院させたい一心です。 追伸:紹介戴いた著書は今までの本とは違う視点ですので必ず読みます。