まずは
今より筋力のUPとしなやかな動きが可能にする体作りは必須。
重いボールの定義は球が速く、鋭い回転のかかった事を指す
すが、その打ち方は下の方々が書いて言われるように
フラット系のインパクトゾーンが直線的に長く、厚く
当てることにより、ボールを潰しながら打ちぬき、最後に
前腕の捻りと手首の動き(小指から親指へ)で強烈な
スピン回転をかけるのです。
ボールはフラットに飛び、ベースライン近くでガクッと落ち
バウンドして急激に跳ね上がります。
それを打つ為には、腰のキレが鋭いことです。
古い言葉で恐縮ですが、車の運転で急コーナーを回るとき
逆ハンを切り素早く戻し回る方向へハンドルを切ってゆく。
あの感じでしょうか?(分りにくいですね)
腰のキレが鋭いというのは、慣性モーメントが小さく回転が
速いということです。その回転力がパワーを出し、ボールに
大きな衝撃を与えるのです。
パワーというのは瞬発力の富んだ筋力としなやかさを合わせ
持ち、ブレのない軸を作り、体重を絡ますことにより力強い
パワーが作りだされるのでしょう。
その回転のパワーと言うのは車を例にとって考えてみると、
強力なパワーを生み出すエンジンで、それに絶えうる強靭な
足回りのバランスがとれないとダメです。
人もそういう意味での良いバランスがとれていなとダメです。
ラケットについて
その為には19mm前後の薄いラケットでガットを硬めに張る
ことでボールを潰しやすく、ラケットのしなりでほんの
僅かのホールド感がうまれ、あたかもボールを乗せる
時間が延ばせる感覚が生まれるのです。
(上手い人は柔らかいラケットにガットを硬く張るが好き)
当然軽いラケットよりも重いラケットの方が質量があり
当る衝撃力が増すのです。(質量×スイングスピード)
さらに
トップヘビーの方が遠心力が働くので振りぬきは速く
なります。
これが厚いラケットでガットも普通の張りですと、バック
ネット直撃でノーコントロールになります。
これらの重い球を打ち続けるのは、そういう身体を
作って、かつ予測能力が高く、いつもベストポジションで
待ち、目に止まらないほどのスイングの持ち主でしょう。
最初の一歩は身体作りです。
一般車から峠を走る程度のチューニングは必要です。
あまり無理にやると腰、肘、手首を痛める原因になります。
その辺は自分の身体と相談しながら行って下さい。
お礼
やはりフラット系にボールを捉えるということなのでしょうか? 高い打点でフラットに捉えることはできるのですが腰の高さ暗いでも低い弾道の球を打てばいいんでしょうかねえ? 体重を乗せる打ち方のよい練習方法があればまた教えてください。