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スピード違反の際の自動車メーカー犯罪幇助は?
私はスピード違反で捕まったことがないのですが最近疑問に思うことがあります。 日本の道路の最高スピード制限は高速道路でも100キロだと思うのですが、現在日本で販売されている車は違法な改造を行う事無く100キロ以上のスピードが出る車がほとんどです。 よく警察に捕まった際に「急いでいる」と言っても見逃してもらえる事がないと聞きますが、つまりそれはどのような状況においても一般者がスピード制限速度を破る事は絶対にいけないという事です。 しかしながら上記の通り日本の車は法律で認められていない速度を簡単に出す事が出来ます。 出す必要があるかどうかは、個人の判断で決める事が出来ず一律に法律に反するという判断があるにも関わらず、なぜ自動車メーカーの販売する車が100キロを超えるスピードが出るのでしょうか? 180キロを超えるとリミッターが作動すると聞いた事があるのですがその設定がなぜ100キロではなく180キロなのか分かりません。 自動車メーカーは犯罪の幇助にはあたらないのでしょうか? 国が罰則金を大事な国の収益源に考えている。自動車メーカーと政治の問題など様々な憶測も出来そうですがそういった事は置いておいて、上記の問題に関して法律的な知識をお持ちの方のご回答をお待ちしております。 追い越す際にスピードが必要など、100キロという数字に関しては微妙な違いが出てくるかと思いますがこれらは無視して頂ければと思います。 また実際に自動車メーカーが訴えられた場合幇助罪が成立するかどうかもお分かりになられる方がいらっしゃましたらあわせてご回答お願い致します。
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No.7です。 さらにお答えします。 これは、私の推測ですが、最高速度が180キロであった、最高馬力が280馬力と上限を設けられているのは、ドライバーのためではなく、メーカー同士、過当な競争を避けるため、つまりあくまで自動車メーカーの都合で、法定速度をはるかに超える速度を上限としたり、不必要な馬力を上限としているのだとおもいます。 先ほどお話した「道路運送車両法」が成立したり、改正するときも、自動車メーカーは相当な圧力団体ですので、法律を制定する場合、自動車メーカーに不利になるような法律は制定できないのかもしれません。 その結果、スピード違反で交通事故や交通犯罪が発生して不利益を被るのは結局、われわれなのです。 一方、このような最高速度や最高馬力を自動車メーカー同士が競ったことについて、すべてがマイナスと考えることができません。 これまでは、高性能を自動車メーカーが互いに競う過程で新技術を開発されてきました。 自動車に新たな新技術が採用され、日本車が外車と比較してもなんら見劣りすることなくなったことで、自動車産業が発達し日本経済に大きな貢献をしてきたことも事実です。 ですから、これまでの自動車メーカーの姿勢やそれを取り巻く環境についてすべて否定することはできません。 大切なのはこれから、どのような方向に進めるかです。 自動車が高性能化することで、スピード違反やそれが起因する交通事故が増加するといった「高性能化の犠牲者」がこれから増えないようにするのはどうしたらいいのでしょうか。 ここで、私の意見を述べます。 ○高性能車、高排気量車に対する規制を強化する。 自動車の新技術開発の牽引役であったこのような自動車も、これからは必要ではありません。 これから必要な自動車は ・環境に与える負荷が小さいこと ・安全性が高いこと だと思います。 そのためには、メーカーがこれからの社会や自然環境について不利益を与えるような自動車を過当に開発しないように監視できる法律と機関が必要になるでしょう。 また、逆に環境に与える負荷が少ない自動車や、安全性が高い自動車をメーカーが開発できるような環境も必要でしょう。 そのためには、消費者がこのような自動車を求めやすい環境作りをしなければなりません。 ○道路交通法の罰則を強化すること 日本の道路交通法の罰則は甘い面があります。これは時代錯誤的な側面もあります。 発展途上国では、歩行者よりも自動車の方が優先される国もありますが、これは国益から、産業を発展させる原動力である自動車を優先させなければ、経済に影響を与えてしまう恐れがあるからです。 日本にとっては、このような時代はすでに終わっています。 自動車は「走る凶器」です。 自動車の利便性は、あくまで法律の範囲内でそれが運用されることであり、法律を逸脱すればわれわれに重大な危険性を与えることになります。 ですから、道路交通法の罰則をもっと厳しくして、ドライバーに意識改革を迫る必要があるでしょう。 自動車メーカーも消費者の声は無視できません。もし、われわれがもっと賢くなって、本当に社会や環境に好影響を与える自動車を望めば、自動車メーカーだけでなく、法律にも反映されて、質問者様が疑問に思われるような自動車は交通社会から駆逐されて、これからの社会にふさわしい自動車がでてくるでしょう。 そうなるために一番大切なのは、われわれがどうするかだと思いますし、それを考えることが第一歩なのです。 そういった意味で、質問者様の疑問は意義があると思います。
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- MicroHard
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これは面白い質問だと思うです。 オイラもスピード違反で捕まったときは、警察官から「あなたの乗ってる車は、少し踏むだけで加速が凄いからなぁ」と車の特性を理解してる言い振りだったので、「こいつら警察は、車種により狙う車種を選んでるのかな?」「それを知ってるなら、なぜ公安は通産省に『危惧して』リミッターの申請」をし直さないのか。個人の所有物に警官たる立場でも評価などの発言をして良いのかな? など思いました。 アメリカなどだと法律が変わり、カリフォルニアだと速度違反は、殺人未遂罪と同じレベルになるですよ。
お礼
回答有難うございます。 カリフォルニアだとそんなに厳しいんですね~。 確かに飲酒運転のように一気に少なくなりそうですね。
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補足
ご回答ありがとうございます。 私も質問したのは良いもののイロイロ考えるうちに確かに自動車産業・経済発展に立って言えばその技術開発・発展の為には人命を最優先にした法律よりも、疑問は残るものの現状の法律の方が今までの日本にとって(経済・産業にとって)は良かったのかもしれないと思っていました。 世の中全てが丸く収まりうまく行くなんて事はなかなか難しいわけで「何処かの部分」で我慢しなければいけない事が多いと思います。 法律によってなんらかの事柄を規制しなければいけない場合、制定当時において、この場合であれば自動車産業そのもののスピードを緩めてしまうような、技術者の情熱を削いでしまうような、またそれが日本経済全体の遅れとなるような産業・技術であった場合は、その産業そのものに規制を加えるのではなく利用者に罰則を設けて規制しようという考えがあったのかもしれないですね。そう考えると私の疑問は解決します。 解決すると思う箇所は産業を守るために幇助にも当たらない様な法律に意図的にしたと言う点に関してです。 上記に即して言えば先ほどでたwinny等の問題は今でこそ問題になるが敗戦後の日本では技術発展などを考慮すると問題にならなかったとも思えます。(もちろん当時それらの技術・インフラが存在すればです。) 敗戦後、諸先輩方のおかげで日本の経済は世界をリードするまでに成長し、その暮らしも裕福になったと思います。感謝しつつも次の我々の世代には時代の流れにあわせて改正すべき法律が今の日本には沢山あるように思うのですがこれらを ○ 改正するべきではないですか?、 ○ 疑問に思うのですがどういうことですか? と言った事を私が今回のように思った場合、本来であれば私は誰にその事を聞き、改正等の余地があるか検討してもらうのが一番だったのでしょうか?政治家?警察?法務省?自動車メーカー?そういった部署は正式にどこかに設けられているのでしょうか?どちらにせよ私1人が疑問だ疑問だと騒いでも相手にされないような気もしますね(笑 インターネットの普及はこうした大事な議論が出来る場は増えたもののその先については話題に火がつけば仕方なしに国が動く・企業が動くしかその発展方法がありません。 日本が世界に誇る自動車産業であればやはり国内におけるその政治力も強そうな気もします。おいそれと簡単に企業側が不利になるような法改正には応じないかもしれないですね。 「私個人に出来ること」を考えてもなかなかそれが思いつかない、検討がつかないのが日本なのかな?と思ってしまいました。最初の質問とずれて来そうなのでこれはまた別の問題ですね。