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日経平均は何の役に立つの?
株を初めたばかりの者です。 株情報で日経平均などが必ず出てきますね~? 株と日経平均はどういうかかわりがあって、どんな役に立つのか 教えていただけませんか? 入門編を見ているのですが、たくさんありすぎてわかりません。 よろしくお願いします。
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難しく考えなくても大丈夫です。簡単に言えば「相場の方向性」を表現している指標でしょうか? 企業に何の変化が無くても株価は変動します。円高になれば輸出関連企業の株価は下がるし、原油高になれば多くの銘柄が下げ相場になります。 相場が現在、どういう状況にあるのかということを分かって投資するのと知らないのでは大きな違いが出てきます。 例: 9/11総選挙後の株式相場はきっと上がるか下がるか大きく変動すると思います。どれくらい全体で上がったか下がったかを知るためにも日経平均株価やTOPIX等の指標は重要です。
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- muchas
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追加です。 東証のホームページを見ていたらぴったりのがありました。 その名も「「学んでみよう!株価指数」 ~無料セミナーのご案内~ 」 http://www.tse.or.jp/academy/course/manande/050912topix/index.html 残念ながら、定員になってしまったようですが、チェックしていればまた開催されるかもしれません。 (お住まいが遠かったらすいません) 東証や金融庁のホームページはお堅いイメージがありますが、解説は初心者向けにも充実していますよ。
お礼
2回の回答ありがとうございました。 例えがわかりやすく納得いたしました。 東証や金融庁のホームページ参考させていただきます。
- muchas
- ベストアンサー率49% (52/105)
指標って何? ということですが、ご自身でも指標を持っていると思います。 例えば、ガソリンの価格、キャベツの値段。 ガソリンが120円は高い、とかキャベツ1個80円は安いとか。 これらの判断のもとは、過去の経験だったり、いろんな店の価格を覚えておいて「普通は大体これくらいかな」という値段を計算していると思います。こういう基準となる値が指標です。 出し方はその地域の平均だったり、過去の平均だったりします。 >どんな役に立つのか 正直、私が株をするのに直接役に立ったことはありません。 株式の指標で普段目にするのは、「市場の平均」だと思いますが、 「今日は全体では1%上がったけど、私の持ち株は下がったなぁ、がっくり。」 という使い方をしています。 投資って孤独で(勝っても負けても言いにくい)、比べる相手がいませんので。 1968年以降のTOPIXのグラフ↓ http://quote.tse.or.jp/tse/quote.cgi?F=histidx/HistIndex&basequote=151_1968&begin=1968/01/01&end=2005/09/08&mode=M&histtype=CSV これを見ると、「一番高いところがバブルで、それ以降、波はあるけど下がって来ていて、最近は、ちょっと前の安値から上昇している。」というような傾向(トレンド)がわかると思います。 これを見て、「株をする環境は良いのかな」と思う訳ですが、だからといって「今が安いから買い」というような投資判断の理由にはなりません。 参考URLは東証によるTOPIXの解説です。 一応、利用のされ方なども書いてあります。 個人にはあまり関係がないような気がしますが。
- makachinn
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I.指標とはなにか 個々の銘柄が"木々"とすれば、指標は"森"全体である。 個々の銘柄の価格が"木々の一本一本の価格"とすれば、 指標は"森全体の価格"である” II.指標作成の考え方 "森全体の価格"を表す、表し方に大きく二通りの考え方がある (1)"森"の中にある、一本一本の木々をすべてくまなく買ってしまう (2)木々の種類ごとに代表的な数本を選んで買い付け、それを "森全体の価格"に見立てる (1)の考え方に立脚したものが、東証TOPIXである、すなわち、すべての銘柄を その株価×発行済株数(時価総額)で完全買い占めをした場合の総額である。 もちろん、ある時点を100として指数化している。 (2)の考え方に立脚したものが、日経平均株価である、すなわち、市場を代表する 銘柄を各業種から選び(日本の産業構造を配慮し、また流動性等も勘案して選ぶ)、 選んだ銘柄に等株投資(等しい株数で均等に投資するという意味、 今日では、みなし額面を設定し株数を決める)した総額をその銘柄数で割った値で表す。 【詳細は省きますが、過去との連続性を持たせるため、工夫されています】 III.指標を別の角度から見ると たしかに、IIで"森全体の価格"を表示しているとは言え、別の見方をすると、 知能の低い猿の株式投資とも思える。すなわち、人間は少ない元手で、 最大の利益を得るために、その時々に応じて物を選別する、しかし、猿は その判断・選別がが出来ないため、そこにある全てのものを、 または目立つものを全て買おうとする。つまり、指標は、猿が取った投資行動に 基づき、その価格変動を表しているとも言える。 専門家はこれを『ベンチマーク』と呼ぶ。 以上で2回に分けて、指標についてご説明しました、 少しくご理解の手助けになれば幸いです。 次に追加のご質問について、 A.株をどのように学んだか 答え:「自然に」としかお答えしようがない。 必要は発明の母と言いますが、何としても儲けたい・損したくない、 と欲心があれは、いつのまにかいろんな事を学べるのでは? B.専門書は必要か 答え:証券マン・アナリスト・専門家を目指されるのなら必要でしょう。 ただ、指標、それ自体(作成方法等)を深く研究しても、あまり得るところが、 ないように思いますが、経済・金融の動きと株式市場の動き(指標の動き) を研究するほどには、といった意味です。
お礼
詳しく説明ありがとうございました。 そして2回の回答感謝申し上げます。 今後の学習に参考させていただきます。
- setamaru
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>>どうしても指標って呼ばれるものが理解できなくて >>悩んでいます。 >>分析する上でとても大事だと聞きました。 指標とは、簡単に言えば「ものさし」と理解すれば、よいのでは? たとえば距離でいうと、「遠い」「近い」といっても、どのくらいかは、人により異なる可能性があります。そこで、距離を数値の「ものさし」で表現することによって、客観的にあらわすことができます。 たとえば、駅から100mなら「近い」とか、駅から2kmなら「遠い」という感覚でいうこともできるでしょう。 それと同じで、株価の市場全体のものさしが日経平均です。 たとえば先週の日経平均は、12,692.04 でした。これが、選挙後に、たとえば12,800になったら、「選挙後に株価が上がった」と新聞の見出しなどで表現することができるのでょう。 ひとつの数値だけでも市場全体の動きを表現できることが、簡明さにつながっています。
お礼
なるほど・・。敏感に動くものなんですね~? これから気をつけて観察してみようと思います。 2回目の回答ありがとうございました。
- makachinn
- ベストアンサー率75% (244/324)
I.最重要キーワード 『平均株価はすべてのものを織り込む』 II.発端 19世紀末、アメリカのチャールズ.H.ダウというおじさんが、平均株価を発明しました。 当初の開発目的は、株式市場の予測とか、投資家へのガイドライン・利便などを 考えて考案されたものではなく、単に景気動向のバロメーターとして 開発したと言われています。 III.その後 この平均株価を中軸に『ダウ理論』なるものが確立します。 この『ダウ理論』とは、以下のような内容です、 (1)株式市場を潮の干満にたとえ、トレンドは三つある 長期トレンド・訂正トレンド・日々の短期変動 (2)長期トレンドは三つの局面に分けられる (3)出来高はトレンドと動く などなど、つまり平均株価について、トレンド・局面などの考え方が確立します。 しかし、細かな事はともかく、大前提は、『平均株価はこの世で起こる、 森羅万象、すべての事を反映・織り込みつつ変動する』という考え方です。 IV.まとめ 日経平均株価(昔の名前:日経ダウ式平均株価)は、もちろん、米国のまねをして 戦前に東証が算出、戦後は日経が継続したものです。 通常、個々の銘柄の株価は、平均株価のトレンドと同じ方向に動く、 もちろん、1~2割のへそ曲がり組がおりますが。 したがって、平均株価の動向・トレンドを把握することは、 (1)個々の銘柄への投資スタンスを判断するのに役立つ (2)資産運用の配分をする場合に、参考となる (3)景気のバロメーターとして役立つ と言ったところでしょうか。 では、では、がんばって下さい。
補足
詳しくご説明いただきありがとうございました。 ※貴方様、そして皆様が株をどのように学ばれたのか参考程度で差し支えなければお聞かせ願いますか? どうしても指標って呼ばれるものが理解できなくて悩んでいます。 分析する上でとても大事だと聞きました。 何種類かあるようですが、そういったものを学習するにはやはり専門書などを参考にするのがベストなのでしょうか? おわかりになる範囲で回答いただければ幸いです。
- setamaru
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日経平均のもとは「ダウ平均」すなわち、ダウ・ジョーンズ工業株平均(DJIA)です。これらは一般的に、 「マーケットの動きを表す代表指標」として用いられています。 上場されている個々の銘柄は、種類が多いので、特定の日・月だけを取ると、全部が一斉に同じ動きをするわけではない、といえます。 それゆえ全体としての動きを知るためには、このような「日経平均」といった指標の利用が便利になります。 全上場銘柄終値の合計を銘柄数で割ると、単純平均がでますが、品薄株の影響や権利落ち(増資など)の場合に、個々の銘柄の事情で全体が影響を受けてしまいます。 そこで、それらを加味したものを指数として算出されたものが、「日経平均」となっています。 投資家が自分のパフォーマンスを調べるため、日経平均の動きと比較すれば、その成果を正しく評価することができます。 また、市場が全体としてどの位置にいるかを知り、分析するための基礎データともなります。 株価の将来予測をうらないために使う人もいるでしょう。 また景気の動向を知るための道具のひとつとして使う人もいると思います。
お礼
なんだか難しそうですね~ 聞いた私が馬鹿だったのか・・・>< 指数や日経平均を理解するにはやっぱり経験でしょうか? 良い方法をご存知であればお教えください。 ひとまずお礼申し上げます。
お礼
とてもわかりやすく説明いただきありがとうございました。 無知な私にも少し理解できました。