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FM放送の音質
もっぱらクラシックをCD、レコード、FM放送などで楽しんでいます。 録音はMD、PCへ取り込んでいます、そこで疑問なのですがFM放送の音質はビットレートでどの程度でしょうか?本来耳で判断すればよいと言われそうですが微妙な音感には自信ありませんので皆さんの知識と経験をお聞きしたいと思います。 1)ある本でFM音質はMP3で64Kbps相当とありましたが本当でしょうか? 2)MD,MDLP2,MDLP4のビットレートはどの程度でしょうか? このサイトでFM放送は15Khz以上はカットまではわかったのですが原音をどこまで再現しているか端的に教えてほしいのです。
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- yyfront
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FM放送はFM変調を利用した情報伝達方法で音声圧縮方法では無いので、原音をそのまま家庭に届けていると思います。ただ放送規定で15KHzまでになっていますので15KHz以上はカットされています。 また生放送でないものはDATに録音してから放送されると言うことですので、これを考慮するとデジタルで考えると サンプリング周波数は 32KHz 量子化ピットは 16bit サンプリングレートは CDとほぼ同じの1.2Mbps と思っています。ただFM放送はそれ以上のデータを送る能力があるように思いますので24bitデータであればもっとサンプリングレートは上がってくるでしょう。
- nabehashi
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簡易的な方法ですが、SoundPlayer Lilithのイコライザ設定で周波数の成分ごとに聞くことが可能です。 (聞きたい周波数の設定は変えず、それ以外は一番下に下げる) 可能なら、CDと成分ごとの音質を聞き比べてみると面白いかもしれません。 http://www.project9k.jp/ CDの音質のWAVファイルを聴いても、16kHz以上の高域は私にはゴミのようにしか聞こえないです。 22kHzや24kHzのイコライザを弄っても無意味に近いくらいですし。 FMの場合、受信状況が良くて、録音が適切であるならば音質は問題ないのではないでしょうか。 前回の回答の64Kbps、22.050kHzのMP3ファイルというのは、 一旦Ogg VorbisやMP3でエンコードしたものからのlame3.96.1を使って再エンコードしたMP3ファイルです。 CDやWAVから直接エンコードしたものと比べると、音質が安定しているように思います。 やはり、音質とはどれだけ高音成分を残すかではないと思います。 携帯プレーヤー以外の使用目的ではOgg Vorbisの4.00という設定を使っていますが。(音質、保存性、波形重視のため) MDは優れた技術かと思いますが、著作権保護でがちがちガードされている点ではNGですね。 dosanko_xyさんの書いている >MP3 は基本的にビットレートは少なければ少ないほどに音は破綻しやすくなります。 というのは、サンプリングレートが適切ではないからです。 例えばlame.exeをコマンドラインで使用した時、サンプリングレートを指定せずに 64Kbpsでエンコードすると勝手に24kHzにダウンサンプリングされてエンコードされます。 この場合、大きな音質の破綻は起きないはずですよ。(64Kbpsでエンコードする場合は再エンコードの方が音質は良い。) FM放送ではノイズが付与され、そもそも吸収されてしまって全体が劣化していることを忘れているのでは? 実際に聴き比べて128Kbps程度はあるというのなら反論はしませんが。 (FM放送がMP3の128Kbps程度ということは有り得ない。波形でどれだけ出ているからこの音質というはナンセンス。)
- dosanko_xy
- ベストアンサー率44% (25/56)
> 1)ある本でFM音質はMP3で64Kbps相当とありましたが本当でしょうか? 個人的には同意できません。 仮に、モノラル 1.ch / 64kbps で、ステレオ 2.ch 換算で 128kbps 程度、というのであれば 話も分からなくはありませんが、ステレオ 2.ch で 64kbps でFM品質というのは難しいと思います。 MP3 は基本的にビットレートは少なければ少ないほどに音は破綻しやすくなります。 音の品質を安定させるためにも 128kbps 以上はキープする方が個人的には無難だと思います。 # MP3 のサンプリング周波数が 32kHz 以上で、2.ch ステレオ音声の場合。 FMラジオは再生周波数の上限が 15kHz 程度なので、サンプリング周波数は 32kHz で 一応はカバーできる範囲ですが、余裕を持って 44.1 kHz でサンプリングさせた方が良いと思います。 44.1 kHzでサンプリングしても、ローパス・フィルターで記録上限周波数を 15kHz 程度に設定すれば 余分な周波数情報を記録せずに済みますし。 ビットレートに関しては、自分が満足する範囲で決めるのが基本だと思います。 なるべく綺麗な音で残したいのであれば、ビットレートを上げていくことになりますし。 音質を重視するのであれば、VBR モード(可変ビットレート)を活用するのも手だと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 質問の趣旨はこのFM放送はどの程度の音質かなという素朴な疑問です、音源がCDなら44.1Khzー16ビット以上にはなりませんが、コンサート実況収録、外国放送のマスターテープならかなり高音質は可能だと思われます。 FM放送はアナログなのにデジタルのビットレート換算で低い評価されている理由が知りたかったわけです。 FM録音にはS RECというフリーソフとを主に使用しWAV又はMP3(gogo.dll)vbrで取り込んでいます。いろいろ試しましたがこれが一番使いやすく機能も豊富です(作者に感謝!!)。市販ソフトではcarryonMusicを使っていますこれもかなり高機能で、しかも安くお買い得です。
補足
FM放送の受信再生環境にはかなり気を遣っています、FMアンテナを立て、チューナーもデジタルでは満足できず古いトリオのバリコンチューナーに変えました。 アンプはintec275でスピーカはkwnnwoodのLS11です、再生機器は点数をつければ50点ぐらいと思っています。何せ6帖の和室で聴いているので経済状況上もこの程度で身分相応と思っています。 余談ですがこのサイトで、スピーカーケーブルや電源ケーブルを変えて音が良くなったと言う議論を見かけますが、世の中にはなんと音感にシビアな人がいるものと感心しています。雑音だらけの都会に住むにはかなりつらいものがあると同情します。
- nabehashi
- ベストアンサー率48% (189/389)
出ている周波数だけで決まるものではないと思います。 15kHzとするとMP3で112Kbpsや96Kbpsとなるとは思いますが、 聞こえる感覚では64Kbps(10kHzまでの音声成分)と同じようなものでしょう。 アナログとデジタルではノイズ等が違うので、周波数で決めてはいけないのでは。 受信状況が良ければAMでも十分に聞けるのであって、周波数がどれだけあるから高音質というのは違います。 私は、MP3プレーヤーに入れる時はLAMEのコマンドラインオプションで -b --resample 22.05と設定していますが、十分に聞ける音質だと思います。 aoTuVの作者である蒼弓氏のこのページが参考になるのでは。 >11/21/2004 「波形 != 音質」 http://www.geocities.jp/aoyoume/comp_co/index.html MDのビットレートはウィキペディアに載っているので参考にしてください。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AF#MDLP
お礼
回答ありがとうございます。参考サイトとても勉強になりました。 しかしFM変調の仕組みはとても専門的で日本のFM放送で許されている100Khzの帯域の中でどこまで原音を忠実に発信しているか理解できませんでした。又、本当か嘘かわかりませんがわざと音質を落としていると言う話も聞いたことがあります(音楽業界からの圧力?)。 私の聴覚はかなり劣化し10Khz以上は聞こえないみたいです、従ってWAV,MP3,MD,FM放送の微妙な違いを聞き分ける事が出来ないみたいです。とりあえず気に入った曲は将来のCD化のためWAV、その他はMP3ーVBRで取り込んでいます。 MDについてですが、sonyのこの技術はかなり優秀だと思いました、しかし日本では普及していますが諸外国ではさっぱり使われていないそうですね。その原因は面白いデジタルコピーの制限にあると思います。ユーザーの利便性より著作権者の利益を優先したsonyの体質がユーザーに敬遠され業績悪化を招いたと思われます。
お礼
nabehashiさん再回答ありがとうございます。 Lilithは再生用に愛用していますので又試してみたいと思っています。話が”FM放送の音質”から圧縮コーデックに飛んでいきそうなのですがdosannko_xyさんが言われるようにHDDの容量が許す限り低圧縮で取り込む方が良いと思っています、再エンコードの手間も面倒です。ダイレクトにogg vorbis録音できるソフトとしてrockonMTを入れているのですがまだ試していません。 FM放送の音質なのですが、本当は放送局側の情報が欲しいのですがなかなか見つかりません、又電波送信から受信までの間にノイズが付与され全体に劣化していると書かれていますが、FM変調はs/n比が良い方式ときいています。TVでも映像はかなり乱れていても音声には雑音が混入していません、(調べるとTV音声の最大周波数変移は±25Khzだそうです)受信状況が良ければもっぱら送信側の設定に依存すると思います、POPが主である民間放送ではかなり音質を加工して送っていると聞きました。 MDについてですが最初は録音の手軽さと編集の容易さで使っていましたが、デジタルデータの使い回しがほとんど出来ないこと、メディア価格が割高なことから最近はあまり使っていません、概算すると1GBあたり単価で、MD=700円、CD-RW=120円、HDD=70円、CD-R=30円となりsonyにかなり特許料?が入いっているのではないかと疑いたくなります。HI-MDも結局sonyの一人舞台で終わると思います。 FMとTV音声が同等音質とすれば、TVキャプチャーの音声標準は48Khz228Kbps、MP-2ですので一般的にはFM放送も128Kbps以上で取り込むのが常識的と思いますがいかがでしょうか?但し聴覚で比較したわけではありません。