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FFストーブ・蓄熱式暖房器具について
「FFすとーぶ」「蓄熱式電気暖房器」をお使いの方。 使用感・ランニングコスト・満足度などを教えてください。 また、お薦めの方法を。 木造2階建ての家を建てる予定です。1階は、水まわり以外はほぼワンルームで、2階に6帖・6帖・9帖の個室があります。石油ファンヒーターは止めたいので、考えているところです。よろしくお願いします。床面積は42坪です。
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灯油焚きのFFストーブと電気カーペットの組み合わせはいかがでしょうか。 28畳を一台のFFで負担すると、暖房ムラが生じるので、対角線に二台設置するとよいと思います。 床はフローリングでしょうから、電気カーペットを敷いても違和感はないと思います。 本格的な床暖房は必要ないと思われますので、コスト的にも採用する必要はないでしょう。 お尋ねの蓄熱式暖房器具の意味わかりました。 これは、見かけ上の省コストにはなりますが、省エネにはなりません。 電気を主暖房に使う考え方は、電力会社が勧めていますが、 原子力発電の稼働率向上のために、深夜電力の単価を下げた結果の省コストですから、お勧めはしません。 本来、電気を暖房に使うことは、エネルギー効率からみると、邪道です。 FFは強制給気・強制排気の意味ですから、灯油が燃焼した後に出る排気はすべて外に排出されます。 燃焼に使う空気も外から吸気します。 そのため、室内の空気は温度が上がるだけで、空気の質的には何も影響されません 。 排気に含まれる熱量は、発熱量の5%前後です。 人がいるところの床だけを電気カーペットで暖房すれば、部分的なふく射暖房の効果も得られ、効率的です。 電気カーペットなら、冬季以外は撤去できますので、部屋が有効に使えます。 温暖な地域では、暖房を使う時期は短いので、据え置き型の暖房器具は最小限にしましょう。 電気カーペットのふく射暖房効果は、老人などの体力のない方にも向いています。 ただし、寝転んでしまって、低温やけどにならないように気をつけて下さい。 天井付近に高温の空気がよどまないように、攪拌するためのファンを取り付けることをお薦めします。 天井が高い時は、天井取り付け方のプロペラを、低い時は壁付け扇風機でよいでしょう。
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- tubist
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使用感、ランニングコスト、満足度などは、地域によってかなり差がありますね。今のところ回答されていない蓄熱式電気暖房機について知っている範囲で。 蓄熱式電気暖房機(以下蓄暖)は、ちょっと大き目の「箱」の中に「レンガ」がたくさん積んであり、そのレンガの間に電気ヒーターが入っていると想像してください。電気料金の安い深夜の時間帯に、電気ヒーターでレンガを温めておきます(これが蓄熱です)。あとは、日中レンガに貯まった熱をゆっくりと放熱してやるといった仕組みです。 「箱」の大きさがありますので、大きなスペースが必要です。レンガの分重いので、夏季間でも移動することはできません。場合によっては床の補強が必要です。 また、貯めた熱の放熱ですが、天気のよい日などでも、いつも同じ熱量を放熱しますから、室温のコントロールがちょっとだけ苦手です。能力の選定を誤ると、冬に窓を開けて生活することにもなりかねません。 高断熱・高気密の住宅なら、灯油にせまるランニングコストが期待できますが、性能のよくない住宅の場合はお勧めできません。 また「建物が乾燥して木材が狂う」という大工さんも一部にいるようです。 ただ、蓄暖のよいところは、安全性です。燃料を使いませんので、火災の心配は他の暖房と比べ物になりません。 また、排気ガスが一切出ませんので清潔です。 それと、輻射式であれば、風を送ったり、温水を流すような音がありません。 さらに、燃焼部分がありませんので、消耗部品がほとんどなく、メンテナンスのコストがかかりません。 北海道では、採用する住宅も増えてきています(住宅の性能がよいからでしょうか)。北海道電力の子会社のURLを紹介します。蓄暖のよいところがたくさん載っていますよ。(当然、デメリットは載っていませんが) 最後に、個人的には灯油ボイラーとパネルヒーターによるセントラルヒーティングをお勧めします。(トータルでメリットが多いので)
お礼
参考になるURLを教えていただきありがとうございました。北海道では、取り扱いも多いようですね。 こちら瀬戸内海地域で、風は強いときもあるものの温暖な場所です。家自体は、高気密高断熱ではないので、適するかどうかの判断がむづかしいところです。 風なし、音なしは魅力的ですが。 自分なりにまた調べてみるようにします。
- rakki
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蓄熱式電気暖房器とは、どのような機種のことを言われているのでしょうか? オイルヒーターを指しているのでしょうか、分からないので、回答が必要ならば補足してください。 FFストーブについてお答えします。 床面積は水回りを除くと30坪強のワンルームになるのですね。 これを、FFストーブで暖房するとなると、かなり強力な機種を選択する必要があります。 FFストーブ(以下FFに略します)に限らず、空気を暖める暖房器具は、大空間の暖房は苦手です。 暖められた空気は、居住域より上の天井にたまる性質があるからです。 ファンを使って空気を循環させれば、全体の空気が温まるようになりますが、部屋のぬくもりを得るにはかなりの時間がかかります。 家を建てる地域が記載されていないので、冬季の最低温度や降雪の有無がわからないので断言はできませんが、 FF単独では、十分な暖かさを確保できないでしょう。 大空間を効率よく暖房するには、空気を暖めるのではなく、人体を直接暖めるほうが効率が良いし、ぬくもり感を得られます。 FFを代表とするストーブは空気を暖めます。空気が温まってから、空気に触れているものが、間接的に暖められます。 しかし、部屋の壁や天井、床はなかなか温まりませんので、「冷輻射」により室温は暖かいのに「寒気がする」状態になります。 これを防ぐ暖房器具が「ふく射暖房器」です。 オイルヒーターなどもこの部類ですが、これだけの大空間をまかなえるふく射暖房器具は限られます。 一番お勧めは、薪ストーブですが、万人向けとはいえません。 次善の策は、FFプラス床暖房です。 ある程度までFFで室温を上げて、人がいるところは床暖房の輻射熱でさらに暖房します。 こうすると、FFだけの暖房に比べて室温が2~5℃ほど低く設定しても、十分な暖かさが得られます。 燃料のランニングコストは、灯油が一番です。 燃料の供給は、屋外に灯油タンクを設置して自動給油にしておけば、わずらわしい給油の手間が要らなくなります。 床暖房の熱源は灯油が安いのですが、設備工事のイニシャルコストがかかります。 この比較をするには、お住まいの気象条件を加味しないと、判断は難しいでしょう。 一般的なことだけでも、まだ書ききれない状態ですので、必要なポイントを絞って補足していただければ、さらに細かく解説します。 補足を書き込む前に、私の良回答記録に「暖房・ヒーター」に関する回答がたくさんありますので、ご一読の上で足りないところを要求してください。
補足
早速ご回答ありがとうございます。良回答も拝見しました。 説明不足の点補足いたします。 建設予定地は、瀬戸内海の島です。風は強い日もありますが、寒さはそれ程厳しくはありません。温暖です。ただし雨は相当多いです。 1階は、水周りと玄関をのぞけは28帖ほどになります。 現在はプレハブの賃貸アパートにいますが、今考えている家は、1階に仕切りをあまり設けていないので、灯油の FFストーブがよいか、クレダなどの蓄熱式電気暖房器が 適しているのかと思い質問しました。オイルヒーターは寝室用に今も使用しており快適さは良く感じています。 設置コストを思うと床暖房をするほどの地域でもなく、 まして、周りにこのような器具を使っている家はないのです。80近い老人も幼児もいます。何が良いでしょうか? 、
FF式ストーブでは、ガスト灯油が有ります。 ランニングことでは灯油ですが、温風が出るまで5分ほど掛かります。 ガスは直ぐに温風が出て快適ですが、コスト的には灯油にかないません。 もう一つ、灯油の場合は給油の手間が大変です。 もし、快適さを優先するならガス、コストを優先するなら灯油です。 蓄熱式電気暖房器については経験がありませんので。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 灯油の補給の手間をいとわないなら、灯油が良さそうですね。FFを実際にお使いでしょうか? 灯油のオンオフのときの臭いなどは室内ではないのですか?使い心地についてもまたお知らせくだされば嬉しいです。
お礼
詳しい説明よくわかりました。電力会社のお薦めを鵜呑みにするわけにはいきませんよね。お薦めの方法を是非採用したいと思います。天井高さは240センチなので、扇風機がよさそうですね。ありがとうございました。