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映画からテレビ(DVD)へ
映画からテレビ(DVD)への変換(テレシネ)について疑問があります。 (1)映画の撮影自体は4:3なのでしょうか? それとも撮影自体もワイドで撮ってるんでしょうか? (メイキングを見ると通常のテレビ画面内に長方形の枠が表示されているモニター画面を覗いているシーンをよく見ます。) (2)撮影が4:3の映画を16:9ではなく、4:3でテレシネする場合、元の画像をそのまま使うのか? それともワイドにした後の画面の左右をトリミングして4:3にするのか? 以上、ご存知ありませんか? 特に(2)が気になります。ワイドにした後のトリミングだと元の画像から比べてかなり小さくなってしまいますよね? それに逆に元の画像をそのまま使うのなら劇場公開時より上下分が大きくなっているということになりますね?
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(1)について それはいろいろですね。フィルムで撮影する場合と、HDビデオで撮影する場合でも違います。ワイドスクリーンで撮影する場合も、上下を切ることを前提に4:3(スタンダード)で撮影する場合もあれば、アナモフィックレンズという特殊なレンズを使って、スタンダードサイズの中にワイドスクリーンサイズを圧縮して撮影することもあります。 モニターは、それぞれの撮影仕様に合わせて表示させていますね。 (2)について 元の画像(撮影素材)は使いません。できあがったワイドスクリーンサイズを左右トリミングして使います。これをサイドクロップと言います。その際も、単純に真ん中を切り出すのではなく、映像的に良い部分を切り出すことも行われます。これをパンスキャンといいます。 また、上下に黒い部分をいれて、ワイドスクリーンを4:3のテレビサイズにすることもありますね。これをレターボックスと言います。 ちなみに映画のサイズは16:9(1.78:1)ではありません。邦画でよく使われるビスタサイズと呼ばれるものが1.85:1、ハリウッド大作等の横に長いのがシネスコサイズで2.35:1になります。これらがワイドスクリーンと呼ばれています。16:9はHDビデオのサイズですね。 以前、聞いた話では、ハリウッドのSF系の大作等は、スタンダードサイズで編集を行い、上映は上下を切ってシネスコサイズとし、DVDにはスタンダードサイズを入れることもあるそうです。ぼくはそういうDVDは観たことないですが。。。
お礼
ご回答ありがとうございます。 とてもよく分かりました。