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将来、工学に関わる仕事をしたいのですが
東京に住む中3の男子です。将来は工学関係の仕事をしたいと思っています。 進学先は普通高校ではなく、高専や工業高校と思っていますが 周囲の人や掲示板で聞くと、「学歴で差がでるからやめておけ」と言われます。 そんなに学歴には差が出るものなのでしょうか。 自分自身は理科や数学が好きで、たぶん高専でやっていけるんじゃないか と思っているのですが 将来への不安もまだあります。 実際に高専や工業高校を出られて、どうなのかを お聞きしたいと思っています。 よろしくおねがいいたします。
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私は高専卒です。 以下、高専を卒業した場合に関して書きます。 学歴に関して。 差はでません。むしろ有利です。 高専卒は準学士と呼ばれ、短大卒と同じ扱いです。 よってそのまま就職すると給料は安く昇進も不利です。 (おそらくpappeterさんの相談者はこのことをおっしゃていたのでしょう) が、高専から大学3年次へ編入することが可能です。 編入試験では普通の大学受験に比べて簡単に有名国立大に合格できます。 相当成績が悪くない限り、どこかの国公立大学には引っかかります。 大体クラスの半分以上は大学へ進学します。 その後の就職に関してですが、 昔から高専卒の人間は非常にまじめで優秀であることが知られています。 理系企業の採用担当の目には高専卒の学生は魅力的に映り、高専卒の経歴を持っていることは一つの武器と言えるでしょう。 要するに、高専卒はいい大学に行けて、就職もしやすい、その後も活躍できる、ということです。 ただそれは、専門が合っていれば、の話です。 編入の過程で自分の興味にしたがい進路を決めるのは重要だと思いますが、 それで専門がコロコロ変わったりすると、専門性という観点では不利になります。 つまり高専に入学する時点で、何学科に入るかが重要な意味を持つようになります。 本当に自分が興味を持ってずっと続けていける分野があるなら、高専に行くのは最良の選択だと言えます。 私はあまり考えずに「普通科より工学やりたい」程度の興味で高専に進学したので、 やや後悔する結果となりました。 「工学関係」とか「高専でやっていける」とかのぼんやりした目的ではなく、 「これがやりたい!」「それには高専以外考えられん!」 ぐらいの意思が無いと、だめなのかも、と思います。 ただひとつ知っておいてほしいのは、普通科に進んでも、 理系の大学に進めば工学関係の仕事は高専卒と変わらずにできる、ということです。 今の時点で決断しないと逃してしまうということはありませんので、 あせらず、考えてください。
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- KILLY_kiri
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No6です。 私はした事が無いので、はっきりと言いきる事ができないのですが企業内学園と言う物はインターンシップとは全く異なるものとして認識しています。 インターンシップとはその会社の仕事を期間を限定して体験する物と思いますが、企業内学園では各企業が行っている事業に関係した専門的な知識やワークマンシップなどを教育する機関で厚生労働省が認定している学校がほとんどだと思います。ようは企業が自分の企業に染まってくれる事を前提に若い人を教育する機関です。 この様な学校を持っている企業はやはり大企業がほとんどですね。前回も書いたようにトヨタグループ、松下グループ、マツダなどなど他にもあるとは思うのですが力不足で調べられませんでした(><) ただこの様な学園生の募集は学校指定で来たり、専攻している科を指定して来たりすることが多いようなので(うちもそうでした)進学希望の学校へ聞いてみたほうがいいと思います。ちなみにうちの学園に限って言えば私の同級生は東海と九州の出身者がほとんどで静岡より北は一人もいませんでしたし、関西方面もいませんでした。
お礼
お礼が遅くなりすみません。企業内学園のこと、くわしくわかりました。 ありがとうございました。
- KILLY_kiri
- ベストアンサー率14% (1/7)
こんばんわ、工業高校の卒業生です。 工業系志望者と言うのは後輩みたいで良いですね~(^^) さて本題ですが、地域性はもちろんあると思いますが私が卒業した学校は就職率100%でしたね。ただこの中にはもちろん工業とは全く関係ないような企業に就職した人もいますが(^^; 私の現在の肩書きは某企業の技術員見習です。じつは工業高校卒業後就職と同時に企業内学園と言うものの学生になり2年間勉強し今年の3月に卒業しました。4月からは今年の大学・院卒の技術系新入社員の方たちと一緒に研修を受けているのでまだ見習いなんですが。 何がいいたいかというと努力次第では高学歴でなくても高学歴の人達と同じ仕事ができると言う事です。これは小人数の話ですが実際に有る制度です。学歴により多少の給料の差はますがそれは年齢が若いからと言う事もあげられます。特にこれからは大企業から実力主義が取り入れられて行くようになるようなので本人の努力次第で学歴は関係無くなる時代になって行くと思います。 私が卒業したような企業内の学園を持っている企業は意外と多いです。例をあげるとトヨタグループ。ここの企業の多くは独自で学園を持っています。学生の間はほとんど仕事=勉強と言う形になり給料ももらえますし、私の企業ではボーナスも出ました。ただ普通の学校のような休みは無く会社の休日が休みと言うところが多いようですが、卒業後は本人によっぽどの問題が無い限りそのまま配属され仕事も一般の高卒などより上の仕事が任されることが多いようです。 結論を言うなら将来有名大学をいい成績で卒業する可能性があるなら普通科の高校に行き理工学部を卒業後できるなら院を卒業して就職することをお勧めしますが、三流大学に行くくらいなら工業高校から就職する方が親孝行にもなると思います。 ただキャンパスライフを経験していない私からすれば大学4年間というのも魅力的な時間にも思えなくも無いのが正直なところですが(^^;)
お礼
卒業生の方ですか。ご返答ありがとうございます。 お話しの内容では、最近はあまり学歴重視ではない、ということなのでしょうか。すこし、希望が持てます。 企業内学園というのは、インターンシップとは違うのでしょうか? 企業の中に学校を持っている、となると、やはりトヨタとか、大企業に限られる気がしますが。
- hahanohaha
- ベストアンサー率16% (1/6)
去年あたりから、工業高校の就職が、よくなっていると聞きます。 大企業の求人も多くなっているようです。 しかし、大卒とは、職種が違います。 ほとんどが、現場。工場の仕事。肉体労働が、多いようです。 せっかく就職しても、しんどくて、やめる子もいるようです。 工学関係でも、高卒で、できることは、限界があるかも。 工業高校の説明会に参加されて、就職先の企業名だけでなく、 仕事内容など、質問してみてはいかがでしょう。
お礼
来月、工業高校にも見学に行きますので、そのときにいろいろ聞いてみようと思います。アドバイスありがとうございます。
- BWV1012
- ベストアンサー率38% (133/347)
現在では、工業高校を卒業してすぐに就職する場合、「専門を活かして就職する」という例は、少なくなりつつあります。もちろん、電気科を卒業して電力会社に就職したり、土木系の科を卒業して建設会社に就職したり、ということもありますが、それはかなり優秀な生徒の場合で、科を指定しない(=あまり専門的なことは要求しない)求人の方が多いですし、その意味では、中堅技術者として期待される人ばかりではないのです。 ですから、ある程度、専門的なことをやりたい人の場合、大学に進学したり、高専に編入したりする人が増えています。推薦入試等もあるので、工業高校で頑張った場合、考えようによっては、普通高校からの大学進学より楽かもしれません。 ただ、進学先がある程度限定されることに加え、英語や数学、物理といった普通教科は、工業系の大学に進学してからも必要なのですが、工業高校卒の場合、授業時間の関係等もあって、この分野はどうしても学力不足になりがちなので、大学に入学してから補講を受けたりすることもあるようです。 また、入試などではとりあえず関係がない国語や社会だって、多少はできないと困りますよ。工業関係の資格を取る場合だって、安全関係のものを中心に法律に関する試験科目もありますし、就職してから報告書を書かなきゃならない場面だってある。 興味を持った分野を早く勉強したいという気持ちはわかりますが、長い目で見ると、普通教科をしっかりやることが、基礎的な力を伸ばす土台になるという面もあるのです。
お礼
ご返答ありがとうございます。 工業高校と高専との区別があまりつかなかったのですが、すこしわかったような気がします。 もちろん、普通教科もがんばるつもりです。
- seamanzu
- ベストアンサー率28% (19/66)
将来、具体的にどのような仕事をしたいのでしょうか。 工学関係といってもかなり広い分野になります。 職種的に分けると電気系・機械系・建築系・化学系・情報系・土木系など分類されるますし、業種的にも、開発系・生産系などに分けられます。 生産系の仕事を希望する場合には高専に進学された方がスキルが上がって手に職をつけることができます。 開発系の場合には大学で工業系の勉強をされたほうがいいと思います。 なので、質問者様がどのような仕事をしたいかで進学先が変わってくるのではないでしょうか。
お礼
ご返答ありがとうございます。 とにかくものづくりに関わりたいと思っています。 ロボットも好きですし、電気系も、機械系もいいと思います。 (情報系は少し違う気がします)
- chidori_ko
- ベストアンサー率48% (328/683)
学歴の差というのも一つなのですが、学ぶ内容が工業高校は『工業』であって質問者さんが想像している『工学』の領域までは到達していないのではないかという危惧があります。 工学関係の仕事に就くには 工学分野の勉強をする必要がありますが、工学をじっくりと勉強するには大学に入ってから学ぶ理科・数学が必要で、これを勉強するには普通高校の理科・数学を得ておかないときついものがあります。そういう意味で、普通高校に入れるようであれば、そこで工学を学ぶための素養を身につけ、大学に入ってから工学をみっちり学んだほうがよいのではないかと思います。 ただ、上記は普通高校から大学と工業高校の比較をしていますが、普通高校から大学と高専の比較であれば、それほど差はつきません。高専で学ぶ内容があなたの選ぶ道と合致するならば、という前提つきなのですが、受験と大学の教養課程をすっ飛ばすため、工学の専門知識では大卒22才と高専卒20才はあまり変わりません。その上で、高専卒業後に大学に編入学して大学も卒業したり、高専に備えられている専攻科を卒業して大卒同等の資格を得たりすることができますので、高専入学時点で自分の人生の道を迷いがないのであれば、高専という選択肢は排除しなくてもいいと思います。 言葉を選ばずに書くと、下手な大学に進学するよりも、高専に進学をしてから、高専枠のある4年制大学に3年次編入を目指すというのはかなりお得な現状にあります。(もちろん、分野にこだわりが持てて相性がよいことが必要ですが。)
お礼
くわしいご返答をありがとうございます。 自分としては、早く工学関係の勉強をしたいので、3年間普通高校で一般的な授業を受けるのはなんというか、もどかしいのです。 大学への進学・編入は、その時の状況でどうなるかわかりませんが 選択肢には入ると思います。 ただ、大学進学せずに就職した場合、実際の仕事はどうなのだろうと思ったわけです。
お礼
経験者の方からの貴重なお話し、ありがとうございます。 とても参考になります。 やや後悔する、というのは、たとえばどういうことで後悔されたのでしょうか。 その辺をもうすこしお聞きしたいです。