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映画の中の映画監督
映画監督が出てくる映画を教えて下さい。ただし、実在する監督の物語ではないものを。そして、その劇中の映画監督は撮っている映画監督を反映していると思いますか?洋画も邦画もよろしくおねがいします。
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続きが遅くなってしまいました。 先に挙げた作品についてあれこれといっても仕方がないと思いますし、既にspontaさんからも傑作ばかりだという応援の言葉も有りますから、これらに関しては一言だけ付け加えて終わります。 私もトリュフォーは大好きです。彼のテーマは常に愛でしたが、「アメリカの夜」は、映画に愛をこめて、という副題が日本で付けられた通りの作品でした。これを観ればあなたも映画作りに参加することが出来ます。楽しいですよ。 ゴダールは全般に、気ままに生きてきた主人公がちょっとしたトラブルに巻き込まれて、最後でドンパチやった挙句に死んでしまう、というパターンの作品が多い人です。はっきり言って私はその傾向の作品はほとんど評価しません。しかし「軽蔑」はそれらとは一線を画する、人生の奥行きを見事に切り取った傑作です。主人公が映画監督であるということで、さすがにゴダールさんも真剣に登場人物を描いたのかもしれません。 フェリーニは、「甘い生活」の様に極めてシリアスなものから、「アマルコルド」のようなノスタルジックなものまで、作品は色々有ります。時々シュールレアリスティックなシーンが挟まって、はっとさせられるようなことも有りますが、この作品にそれが一番大きく現れているかもしれません。なにしろ映画を撮れない映画監督の悪夢の映画ですからね。ただし、映画史上の傑作とは言うものの、私はもう一つ体調が良くない(睡眠不足)時に見たため個人的な評価は保留のままです。 「すべて売り物」は、まだ欧日協会と言っていた頃の某所で私も観ていす。ワイダの作品としては良くも悪くも無いといった辺りでしょうか。 その後、考えていましたが、捜せばまだいくつも有ると思います。と言っても、広い意味での映画人を描いた作品は相当に有りますが、監督が主人公で映画製作の現場を、という条件は結構厳しいかもしれません。それでも、例えば。 ・「ことの次第」 ヴィム・ヴェンダース 荒れ果てた海沿いのホテルの跡地で、B級SF映画とおぼしき怪しげな映画を撮影している一行を、状況そのままに、捉えどころの無いシナリオで描く(当然劇中劇も、この映画自体も面白くない)。ヴェンダースとしては、資金問題を始めとする様々な障害のため、創作に苦悩する映画監督を描きたかったのかも? ・「黄金の夢」ナンニ・モレッティ イタリア こちらには撮影場面が出てきたかどうか自信が有りません。監督は知識階級の受けが良くて、各国の映画祭で何度も受賞していますが、私はどうにももう一つです。 それで質問の後半部分ですが、以上に書いたようにほとんどが自分自身の姿を反映していると思います。以上です。
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- sponta
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アンジェイ・ワイダ監督「すべて売り物」。これは、ジェイムス・ディーンと並び賞される近代演技に革命をもたらしたズビグニエフ・チブルスキへのオマージュとして作られた映画です。 * ichienさんがあげた作品は秀作で必見です。 わたしは、トリュフォーのファンですので、「アメリカの夜」が好み。大きな嘘を大勢が真剣に協力しあいながら作っていく映画の製作。そこがいいところです。 * 少しテーマと外れるのかもしれませんが、ブライアン・デ・パルマの「ミッドナイトクロス」という映画は、音楽効果マンの話ですが、バックステージものとしては秀作です。
- ichien
- ベストアンサー率54% (733/1334)
今はゆっくり答えていられませんが、 ・「アメリカの夜」 フランソワ・トリュフォー ・「軽蔑」 ジャン・リュック・ゴダール ・「81/2] フェデリコ・フェリーニ 辺りは皆そうでしょう。また時間が有る時に続けます。
- hananeko
- ベストアンサー率29% (5/17)
観てから時間が経ってるのであまり記憶が定かではないんですが・・・。 コメディにしてはかなり皮肉の効いた映画だったと思います。
お礼
ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。助かりました。