医者ではないので専門的なことは分かりませんが……。
我が子は5歳の時、頸椎1~2番の間を1.5センチずらしました(事故ではなく単なるはずみ)。さらに、大人では30歳代のサラリーマンの友人が、「事故ではなく突然朝起きたら」頸椎を大きくずらしました。どの例も脱臼ですが、神経を圧迫してものすごい痛みがあったのは共通しているようです。
我が子とサラリーマン氏の場合は、最悪「呼吸停止」や「植物状態」、よくて「半身麻痺」と大病院で言われました。
ですが、ともにこの分野に強い大病院に転院した結果、大人に方は現在、某宅配会社の肉体労働に十分耐え売るほど元気です。しかし、同様の症状で入院していた6名中、お二人に大きな障害が残ったとのこと。
損傷した部分や程度、年齢等も関係あるかも。手術せざるを得ない時は、非常にデリケートな部位だけに高度な治療となり、リスクも大きいと医師から言われました。我が子はかろうじて手術せずにすみ、体を固定し3週間牽引、トータルで1カ月の入院でほぼ完治。30代の方も手術せずに数ヶ月の入院で普通の生活が可能になったようです。だたし半身の温度感覚が弱いようで、入浴の時は火傷をしないよう、慎重にしているとか。
我が子は、退院以降、大好きなサッカー(特にヘディング)は医師から止められ(「ずれる道がついている」からだそうです)、柔道やレスリングも危険だといわれていますが、今ではスポーツの制限はほぼありません。
損傷の程度にもよりますが、頸椎に負担のかかるレスラーに戻れるかどうかは、素人の私には不明。しかし、適切な治療によって、多少の不便はあるものの、通常の生活に戻れた人も多いです。ご参考になれば幸いです。
お礼
その選手は現在精密検査中で、手術を行うかどうかはその結果次第とのことです。 「ずれる道がついている」というのはショッキングですが、日常生活に戻れる方も多いというのは救いです。 ファンにできるのはただ祈るだけですが、こうした情報は非常に励みになります。 貴重なお話を有難うございました。 お子様、ご友人にもよろしくお伝えください。