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ジャズの推薦盤おしえて!
マイルスデイビスのカインドオブブルーの暗く静かな感じが好きで似たようなアルバムを探しているのですが、なかなか見つかりません。ジャズ好きの方、ハードでクールな感じの推薦盤教えてください。よろしくお願いいたします。
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誠にすみません。再度の書き込みです。 私が薦めたのは、どうも「くつろぎ系」のものばかりでした。 聞き返してみて、感じたのは、張りつめたような緊張感に欠けるものばかりでした。 あらためて思いますに、dyadics13さんが薦めておられるウイントン、ブランフォード兄弟やラルフ・ピーターソンの方が、お求めのものに近いようです。 私自身の好みが1950年代でして、そこまで頭が回りませんでした。 80,90年代のいわゆるコンテンポラリー・ジャズでフュージョンではないもの(たとえばジョシュア・レッドマンとか)を捜された方が良いかと思います。 私はもう30年以上ジャズを聴いていますが、それでもなかなか「これだ!」というアルバムにはお目にかかれません。 が、それぞれに素晴らしさがあり、また、新しい人たちもぞくぞく出てきて、まったく飽きることがありません。 何年も聴き続けて、結局「カインド・オブ・ブルー」を超えるものはなかった、ということになるかもしれません。 私自身の経験からいうと、その方が幸せなのかもしれない、と思ったりします。 ジャズを聴く、ということの楽しさ、面白さは終わりのないものだと思います。
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- dyadics13
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>カインドオブブルーの暗く静かな感じが好きで (中略) >ハードでクールな感じの推薦盤 う~む、難しいですねぇ。 Kind of Blueは他の方がおっしゃっているように モダンジャズの金字塔ですから、同様なアルバムを 仮に見つけてもこれに匹敵するものは無きに等しいかも しれません(^^;)。 ハードかつクールな雰囲気で、比較的コンテンポラリー のアルバムを考えてみますと… ウィントン・マルサリスの"Black Codes:from the underground" なんていかがでしょう。80年代中盤の作品ですが、 中学~高校の時分に初めて聴いてぶっ飛びましたね。 ぶっ飛ぶと言えば、ラルフ・ピーターソンの"V" もすごいのですが、確か今は絶版だったような… ブランフォード・マルサリスの一連の作品も ハードでクールな感じですが、個人的に好きなのが 「ルネッサンス」(英語スペル失念)。 特に"The Peacock"は15分間の陶酔の極みです。 また、私が個人的に注目しているトランペッターの デイブ・ダグラスは結構60年代のマイルス的 テイストを表出することがあります(彼は白人なのですが)。 90年代中盤に発表したアルバム"Magic Triangle"は まさにハードでクールな雰囲気を醸し出しています。 特にタイトルナンバーは60年代マイルス黄金5重奏団 (古い表現^^;)を彷彿とさせる作品です。 暗く静かな、という点を考慮して、 Chet Bakerの晩年の作品はいかがでしょう。 Chet自身がお気に入りだったアルバム"Broken Wing"や 彼の半生を綴ったドキュメント映画"Let's Get Lost"の サウンドトラックなどはお勧めです。 また何か思いついたら書き込みします、でわ。
お礼
大変参考になりました。有難うございます。 私も同系統のアルバムで、Kind of Blueほどの完成度を持った作品はたぶん無いだろうとおもいます。ただ、完成度の高さと好きなものとはまた別でして、ご紹介いただいたような(多分)個性的なアルバムのなかにお気に入りの一枚を見つけられることを期待しています。 また何か思いつかれましたらご紹介ください。よろしくおねがいします!
マイルスの音楽は時代によって印象が全然異なります。それは彼が音楽の最先端を担うリーダーだったからです。常に同じところに留まることはありませんでした。ですので、カインドオブブルーの音世界を後年の彼の演奏に求めるのは難しいと思います。個人的にはライブ盤の「フォア・アンド・モア」がフェイバリットです。
お礼
有難うございます。「フォア・アンド・モア」も一度聞いて見たいと思います。 今後のCD購入の参考にしたいと思いますので、他のミュージシャンの推薦盤があればご紹介ください。
- 1958miles
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「カインド・オブ・ブルー」といえば、モード・ジャズの最高傑作ですね。 モードとかハードバップとかのカテゴリー云々じゃなくて 雰囲気でいうなら、 私はジェリー・マリガンの「ナイト・ライツ」をお薦めします。 静かでクールです。 ちょっとクールではないですが、 ジミー・スミスの「ミッドナイト・スペシャル」。 これはオルガンとテナーが静かに絡み合う、タイトル通り夜中に聴くと、ぐっと来るアルバムです。 あとはジム・ホールの「アラン・フェス協奏曲」なんかがお薦めかな。 的外れな答えかもしれませんが、ジャズというのはそれぞれ違うから面白いのだと思います。 マイルスでは、アルバム単位ではなく、曲で 「1958マイルス」の“ステラ・バイ・スターライト”。これは「カインド~」と同じメンバーの演奏です。 「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」の“ラウンド・ミッドナイト”などがそんな雰囲気でしょう。 私個人は、マイルスは「カインド~」以前が好きです。
お礼
ジェリー・マリガンはなんとなく求めているものにあっているようなきがします。早速探して聞いてみたいとおもいます。ラウンド・ミッドナイトはまさにそうなんです。あのソロの部分がグッとくるんです。マイルスに対するこだわりは全く無いのですが…。 大変参考になりました。有難うございました。
マイルスのその頃のアルバムであれば、同名の映画に使われた「死刑台のエレベーター」、「クールの誕生」などはいかがでしょう?
お礼
有難うございます。私の説明不足で申し訳ありません。同時代に録音されたマイルスのアルバムは一応チェックしたのですが、なんとなくtpの音数が多いような気がしました。音楽に明るくないものでうまく説明できませんが、ほかにもご存知でしたらご紹介ください。よろしくお願いいたします。
お礼
「張りつめたような緊張感」そーなんです。私が言いたくて表現できなかった雰囲気。まさにこの感じです。くつろぎ系、癒し系のものも好きなんですが、そちらはリターントゥフォーエバーのような音にひかれるんです。 「張りつめたような緊張感」は近年のものにはよくあると思うのですが、古い音とは少し緊張感の系統が違う気がします。 マルサリス兄弟もデビュー当時のものは数枚聞いて大変気に入りました。 さらに求めるなら。50~60年代のセッションに見られるような一種不穏なまでのボルテージの上がりかたのなかの、クールな演奏が聞きたいのです。 こう書くと、カインド・オブ・ブルー以外にそんなの無いんじゃない?といわれそうですが、夜中にFMを聞いているとジャズのセッション風のCDが流れていて、結構求めているモノに出会ったりします。 でも一度として音源を確認できたことが無いのです。 回答をいただいた皆さんの表現を借りることで、少し自分が伝えたいことが具体的になってきたように思います。 もし他に思いつかれるものがありましたら是非ご紹介ください。ご回答有難うございました。