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橋本忍さんって、日本一偉大な脚本家なのですか?
日本が誇る傑作映画=橋本忍脚本、というイメージがあるのですが。 http://cinema.intercritique.com/person.cgi?pid=2772&page=1
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こんにちは。日本一偉大な脚本家なのか?とのご質問ですが、脚色家と呼ぶほうが正しいのではないでしょうか?そもそも、彼の名脚本で名高い名作はほとんどが原作ものです。いくつかの書き下ろし作品がありますが、それらはごく一部を除いて時代を超えて語り継がれる作品とはなりえていません。 ただ、後期の「砂の器」をはじめとする70年代大作群の脚本の出来ばえは、彼が生涯かけて挑んだ映画=監督という世間の呪縛を見事なまで突き崩した到達点と言えるかもしれません。 カルト大作「八つ墓村」において横溝正史と松本清張という対極にある二つの個性を完璧に融合させ、野村芳太郎を映画監督として一つの高みに導いた功績は見逃せません。 まあ、「幻の湖」だって世間一般で言われてるほど悪い映画ではないと思うのですが・・・(ストーリーを説明しろと言われても困りますが・・)
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- isoiso0423
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おっしゃる通りかもしれませんね。 橋本忍さんは黒澤作品「羅生門」や「生きる」をはじめ、「私は貝になりたい」や「八つ墓村」などまで日本の映画史に残る名作が多いです。 ただ脚本家でいえば、小津作品の野田高梧氏、溝口作品の依田義賢氏などなど、映画史に名を残す方は他にもたくさんいます。 特にこのふたりの脚本家は、橋本さんも手本にしていたであろう先駆者的な存在です。 このほかにも市川崑監督には和田夏十、大島渚監督作品が多い田村孟、女性脚本家の先駆者で成瀬巳喜男作品や今井正作品に欠かせない水木洋子、内田吐夢作品の鈴木尚之など、世界に誇れる方たちはいます。 こういった脚本家なくしては、傑出した作品も生まれてこなかったと思います。
- love_neko
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私が知っているのは「砂の器」の脚本です。 http://cinema.intercritique.com/movie.cgi?mid=4238 「幻の湖」も某雑誌などで中傷されてそれらを元ネタにいろいろな人が取り上げ変な意味で有名になっていますがきっちり見ると見所のある映画と思います。 しかし「幻の湖」は興業的には大失敗の結果になってしまった残念の1本ですね。
お礼
砂の器と幻の湖は是非見てみたいです。
お礼
おはようございます。 皆さんお返事ありがとうございました。 とても参考になりました。