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クーラーはなんで電気をたくさん消費する?
1.電気ストーブで暖めようとすると、必要な熱量分の電気が必要なので、電気をたくさん消費することは理解できます。これに対し、クーラーは、場所Aにある熱量を場所Bに移動させることです。原則的には、熱量は不要なのですが、なぜクーラーはたくさんの電気を消費するのでしょうか?クーラーの基本原理は、空気を加圧・減圧して熱を排出・吸収することだと思いますが、空気を加圧・減圧することはそんなに電気を消費するのですか? 2.暖房では、基本的に1カロリーの熱量を出すには、1カロリー分の電気が必要ですね。この電気を1電気と仮定すると、現代の技術では、1カロリーの熱量を部屋の外に排出するには何電気くらい必要なのでしょうか? 電気という表現は、おかしいのかなと思いますが、電力なり電気量なりに読み替えて、ご理解ください。
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#3の追記 ● 冷媒が流れているチューブの外側は放熱、吸熱を良くする為に薄アルミの放熱板が沢山付いており、此をフィンと呼びます。 ● 都市ガスは1立方メートルで約 10,000Kcal で 100円程度、エアコンは効率6倍とすれば、1670Kcalで良く、1KWhは860kcal であり概ね 2kwh の電力が必要で、1kwh 22円とすれば2kwh で44円であり、ガスの概ね半分のコストで暖房が可能です。 (単価は契約方式、会社などで変わります) まとめ 熱風で暖房の場合はエアコンの効率が6程度の機種を選択すれば、一般の都市ガスの半分程度の費用で暖房が可能です。 但し 都市ガスの場合は直接熱を感じる赤外線タイプであれば部屋全体を温める事無く暖房が可能であり、少ないエネルギーでの暖房が可能です。(局所暖房)
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- mermaid2004
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● 外気が35℃、室内を28℃にしたい場合は理論での熱落差は7℃です。 ● 実際は小さなアルミフィンでの吸熱、放熱で例えば室内機の風は20℃、アルミフィン15℃、室外機の熱風は45℃、フィン温度50℃程度と成ります。この時の熱落差は50℃ー15℃で35℃と成りますね。 大きなフィンを使い熱落差を下げれば更に効率は上がります。 ● 最近のエアコンの効率COPは6程度に達します。 電気ストーブの1/6の電力消費で暖房が出来ます。 部屋の外に出す冷房も同じで1/6程度です。 まとめ エアコンは効率の良い機械で電気ストーブと比較し、1/6程度の電力消費です。
補足
すみません。前半の内容が、私の脳力を超えています。そもそも「フィン」が分かりませんでした。 >>電気ストーブの1/6の電力消費で暖房が出来ます。 そうなんですか。びっくりしました。20へぇです。最初「できるわけないでしょ」と思ったのですが、クーラーの原理を逆にして、暖房にも利用しているということですね。 以前、ガスなら電気の4分の1という田村正和のCMをよく見ましたが、これなら、ガスの暖房より安くなりますね。それとも、こういったことを含めてもガスなら4分の1ということなのかな。
- heichinn
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1番に関してですが、 加圧するためのモーター(コンプレッサー)の消費電力が、 冷房時の総消費電力の6~7割を占めます。 それだけ冷媒を加圧しているのです。 余談ですが、エアコン購入時、 カタログスペックより、少し大き目を選定されるのが良いと思います。 コンプレッサーを全開で運転させることが、 一番電気を使っていると言うことから、 余裕のある運転ができるほうが、 消費電力的にも、エアコン本体的にも、 大変良いと考えられるからです。 あまり適切な回答では、ありませんでしたね。 専門家ではあるのですが、 理論等は、二の次なので・・・
お礼
どうもありがとうございます。 純粋に疑問を持ったので、質問をしただけで、今のところ購入予定はないですが、今後の参考にします。
- hirokazu5
- ベストアンサー率16% (308/1836)
1番の答え 正確には空気の加圧・減圧ではなく、冷媒の加圧・減圧になります(当たらずとも遠からじですよ!) たしかにこれが動力(電気)を消費するのですよ。 2番の答え 最近では、COP(コップと読む)という指標が多用されています。平たく言えば、1KWの電力を使って毎秒1kJの熱を捨てるとCOP1です。現実にはCOP3あたりがトレンドで、1KWの電力を使って3KW(単位時間)の熱量を捨てているのです。 エアコンのカタログをインターネットで取り寄せれば、 この機種は「COP幾らの省エネ機!」と宣伝が書いてありますよ。
お礼
書いたのに、載ってませんでした。 いまさらながらですが、ありがとうございます。
お礼
いろいろと詳しくありがとうございます。電気は便利、ガスは安いということで住み分けし、両者は共存してきたのだと思いますが、今は電気でガスよりも安くなることもあるのですね。こうなるとオール電化が勢いを増してきそうですね。