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発声について
歌う時に、腹式呼吸とか腹から声を出せと言われますが、 どんな歌い方をしたら良いのか、はっきり判りません。 どうしても苦しそうな声になります。判りやすい練習法はないものでしょうか?
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一応、クラシックの発声法の基本は学んだので、アドバイスしますと、(長くなりますが、ご容赦を) ・ まず、呼吸を胸でなく、お腹でするように心かげます。(腹式呼吸といいます) ・ 次に、のどちんこのあたりを上に広げる感じで、声を喉の奥の方から「鼻」に抜けるように出します。鼻腔で声を共鳴させるためです。 ・ のどを明ける感じが必要です。苦しい声になるのは、喉を絞めているからです。 ・ 悪い発声は、口や顎や胸あたりから声が出る感じのものです。正しくは、声(息)が喉の奥から鼻にかけて45度上に向かって出す感じです。 ・ 腹式呼吸は、お腹に手を当てて息を吸ったとき(前でも横でも)ふくらむように息が出来ているか確認します。胸がふくらむのではなく、お腹がふくらむのです。 ・ おへその少し下を意識します。ここを中心として声を出す感覚です。高い音になると、これがどんどん上くる感覚となりますが、ここを押さえることが必要です。(これはかなりの訓練が必要ですが) ・ 発生の練習方法としては、まずハミングです。 鼻腔に声を共鳴させる「あたり」のポイントを見つけるためです。 自分の出しやすい任意の音程で練習します。「腹式呼吸」と「のどちんこあたりを上に上げること」を忘れずに。 ・ 「あたり」のポイントが見つかったら、ハミングから「ミィー」と出してみます。これも自分の出しやすい任意の音程です。 「ムーミィー」鼻腔の共鳴を維持したまま「イ」音に移動するのです。 ・ これがうまくいったら、「イ」「エ」「ア」「オ」「ウ」の順で発声してみます。「フムーミィーメーマーモームー」です。 ・ これで何となく鼻腔での共鳴が維持できる感じになれば、今度は音程をつけて練習します。 例えば、「ドレミファミレド」の音程で「ミィーマァーミィーマァー」といった要領です。 ・ 高い音で苦しい声となるのは自然なことです。しかし、訓練することで、お腹で支えて、のどを明けたまま声を出すことが出来るようになります。最初は無理せず、でる範囲で発声練習をすべきです。鼻腔共鳴を維持する方が大切です。 ・ 最初の段階では、無理して高い音を出すようなことはやめた方がよいです。良い声が出る範囲で練習するなり、曲を選ぶべきです。 ・ 高い音を出すコツは、体全体の重心を前に持って行くこと、下半身に意識すること(膝を曲げておいて高い音の時伸ばしてみるとか)などでしょうか。声が後ろに行ってしまわないように、また、怒鳴る感じにならないように意識することが必要です。 ・ 正しい発声法は、かなり鼻声です。鼻腔の共鳴が維持できるようになって初めて口を深く広げて、声に深みを持たせます。 ボイストレーニングは、クラシックの歌い手に限らずこういう練習をします。正しい発声は、かなり体を使うものです。 かなり練習しなければ、本当の意味での美しい発声は難しいですし、独学の限界はありますが、練習してみれば必ず効果はあります。
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- teracup
- ベストアンサー率33% (8/24)
>正しい発声法は、かなり鼻声です。 これはベルカント唱法の基本です。 しかし現在ではベルカント唱法をやる方はあまりいません。 特にポップス系、演歌系には全くないといっても過言ではありません。 惑わされないようにしてください。 妙な評価をされるようになります。(^_^;)
- nisikou
- ベストアンサー率14% (4/27)
まず、鼻から息を吸って腹を膨らませるようにして腹に溜める、それから今度は口から「フゥ~」と言いながら(お腹を凹ましながら)ゆっくり息を出していく
- fuguta00
- ベストアンサー率0% (0/2)
昔テレビでやっていた練習方法では、 1、2リットルの空きペットボトルをくわえて呼吸する。 2、「アマリリス」という曲を「ハ」と「ホ」で歌う。 私は2番の方法がお腹から声を出しているというのがわかりやすいのでこちらをお勧めいたします。
お礼
そんな練習法も有るのですね。声が出るまで色々と試して見たいと思います。有難うございました。
お礼
とても判りやすく解説をして頂きまして有難うございました。早速この記事を参考にして猛練習したいと思います。