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親友とは
過去の質問などを拝見して親友とは「遠慮なく話せる」とか「親友に嫉妬しないで一緒に喜ぶ」とかいろいろ勉強になりました。 では、私が気にしている事をずばずば言われるのはどうでしょうか?アドバイスではなく、軽い気持ちで言ったとしても。 私は自分のことをぺらぺら話すのが苦手なので親友と思っている子にもあまり話しません。それでは、親友とは呼べませんか? 人生において彼女が手にしたもので私が手にしていないものに嫉妬もします 。
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私も「友情」とはなんなのかというのが気になって、過去にフローチャートのような図をつくったことがあるんです。それでまず、概念を定義する「言葉」からアプローチをしてみようと思いました。今手元にその頃作った図があるんでね、それをちょっと見ながら自身の考えを説明しますね。 まず、友達をどう捉えるのかというのに、六つの軸があるんです。 (1)程度軸:どの程度相手と友情が深いのか→例えば、言葉としては「親友」「友人」「友達」「朋友」「仲間」「同士」「輩(ともがら)」等《これがあなたが問題にしていることですよねぇ》 (2)評価軸:相手をどのように評価しているのか→例えば、「畏友(恐れ多いほど尊敬する友人)」「良友」「悪友」等 (3)性別軸:相手の性別はどうか→「男友達」「女友達」等 (4)時間軸:時間的長短はどうか→「幼馴染」「旧友」「竹馬の友」等 (5)場面軸:どういった場面での友人か→「戦友」「学友」「好敵手」等 (6)目的軸:どういった目的を共有するものか→「セックスフレンド」「ペンフレンド」「飲み友達」「メル友」等 上記のように、一口に友人と言っても、さまざまな要因で我々は「友人」を評価しているわけです。(1)の程度軸の範疇に属する語は、程度の差こそあれ、「友情を有する」という範疇では、同じ範疇です。それと相対語の関係にあたるのは「知り合い」「知人」「(赤の)他人」等の語になるわけで、そういう観点から言っても「親友」「友人」は程度の問題ということになりますが、この程度がどこで判断されているのかということがひとつキーワードになってくると思われます。 とにかく、個人差はあれ「友人+α=親友」ということが言えそうです。「友人」よりも存在として、もうひとつ付加価値がついていることが「親友」の条件です。それでこそ、程度の差が意識される。+αははっきり言って個人差ですが、それを見つけるには「自分にとって人間関係において何が重要か」を確かめる必要がある。これは必ずしも、精神的なものでなければならないとは思いません。例えば、何でも話せるのが「親友」で、普通に遊ぶのが「友人」という定義ははっきり言って、全員に当てはめることが出来ない。「親友」だからこそ、本当のことを告げないというものだっているはずだからです。また、お互いが親友だと思っていれば「親友」、そう出なければ「友人」ということも言えません。暗黙の信頼関係、それが「友人関係」ですから、相手の評価は「友人」「親友」を定義するときには、持ち込めないのです。 ここまできてわかることは、結局「友人関係」というものを定義する、誰を「親友」で誰を「友人」と当てはめるかは、絶対的な権限を我々が持たされている。それは、つまり相手にはなんの権限も持っていないとなると、「友人関係」は常に無償でなければならないということです。相手が自分に好意があるかどうか、それは「友人関係」には無用の判断材料です。あなたが友情を感じ、それを主体的に満たそうとする相手、それが「友人」、それにより高次の個人的欲望が満たされる関係上の友人を「親友」と呼べそうな気がします。
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- hakobulu
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「>私は自分のことをぺらぺら話すのが苦手なので親友と思っている子にもあまり話しません。それでは、親友とは呼べませんか?」 「親友」の定義は色々あるでしょうが、 一番大事なのは、 「お互いの人間性に惹かれ合っている」 ということでしょう。 殆ど話をしない親友同士もいますし、 何から何まで隠さないで話すから親友、という事にはなりません。 「何でも遠慮なく話せる」というのは、 正確に言うと、 「(必要がある時は)何でも遠慮なく話せる」 という意味です。 >「私が気にしている事をずばずば言われるのはどうでしょうか?」 親友に「気にしている事をずばずば言われる」のを、あなたが嫌だと思ったら、 それを相手に伝えなければなりません。 あなたにとって、そういう状態を改善してもらう必要があるし、 それが「何でも遠慮なく話せる」ということです。 「いちいち伝えなくても、ましてや親友であれば人の嫌がることぐらいわかりそうなもんだ。 この人は本当に親友なんだろうか。」 などと考えてしまいがちですが、 人間は大して深く考えもせず、何の悪気もなく人の嫌がる事をしてしまう場合があります。 親しい間だと、つい甘えが走り、そういう状況を招いてしまうことが割合多いものです。 また、そうやって波を立てることで何かの問題を浮き彫りにして、 解決の手掛かりにしようとする人も中にはいます。 あなたが自分の気持ちを率直に伝えることで、相手は「そんなに嫌がっているとは思わなかった。 ごめん。今度から気をつけるから。」と言うかもしれないし、 あるいは相手が別の方向から反論してきて、それに対してあなたが又返す、 というような議論に発展するかもしれない。 または、逆切れされるかもしれない。 どちらにしても、相手の本当の姿を確認するのにちょうど良い、 また確認しなければならない場面です。 そのようにして、必要な時にはお互いの気持ちを確認し、 相手の人格を疑うようなわだかまりを消していくのは、 上辺だけでない本物の親友関係を築くためには、欠かせない作業と言えるでしょう。 もちろん、そんな面倒なことをしなければならないのなら親友なんか要らない、 と思ったって別に悪いことはありません。 あなたにとって、相手がそれだけの人間だったということです。 しかし、「気にしている事をずばずば言うような人」だから親友ではない、 という考えがもしあるとすれば、それは間違いでしょう。 >「人生において彼女が手にしたもので私が手にしていないものに嫉妬もします。」 人間なら嫉妬するのは当り前です。 その後どういう考えになり、どういう態度を取るかが重要です。 嫉妬していることを素直にぶつけたっていいじゃないですか。 嫉妬すること自体が悪いのではなくて、 嫉妬によってお互いの関係にひびが入ってしまう場合が問題なのです。 その感情をおおっぴらにすることで避けられるパターンは、良く見られます。 親友といったって聖人君子の交わりではないし、 初めから「親友」というものがあるわけでもありません。 お互いに相手に対して誠実であろうとすると共に、 相手に誠実になるチャンスを与えることも大事だと思います。
- kawaiikinngyo
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>私が気にしている事をずばずば言われる >彼女が手にしたもので私が手にしていないものに嫉妬もします はっきり言って、お互い合っていないんじゃないでしょうか? 彼女のこと、本当は嫌いなんじゃないでしょうか? 無理に「親友」を作る必要はありませんし、 「親友を持つ必要」は無いのです。 長い人生の上で、お互い色んな事を乗り越えて、 親友になれればそれは素敵なことです。 いつもベッタリくっついてお互いのことを何でも分かっているのが親友ではないです。 普段は遠く離れていても、遠くからでも気にしてくれていて、 いざというときに、本当に相手が困っているときに、 自分もしんどくても手を差し伸べてあげることが出来るかどうか、 逆にいざというときに信頼できる友人を持っているかどうか、ってことですね。 いつも一緒にいて一緒に楽しいことをしてお互いのことは良く分かっている、 でも、いざというピンチに、本当に誠意を持って相手の為に何か出来ることをやろうとするのかどうかとなると、 それはまた別問題です。 ある本で読んだのですが、 男同士で親友同士三人組がいて、その中の一人に彼女が出来たら、 他の二人は「良かったね。」と一緒に喜んであげて、 そして彼女が出来た一人は二人の友人の為に「彼女に誰かカワイイ女の子を紹介しておらおう、そして二人にも幸せになってもらおう」とします。 逆に女親友三人組の場合、そのうち一人だけ彼氏が出来たら、その子だけ仲間はずれみたいに疎遠にされたり、 その彼のいる一人が、二人の為に「素敵な男性」を彼氏の仲介で紹介して幸せを分けてあげようと」することはないのが、女の友情だそうです。 素敵な男性と結婚する友人の披露宴で、昔の男性遍歴を少しでも暴露してやろうとする女は、結構いるそうです。 本当なら、親友だから祝うために出席しているはずなんですけどね。
- ginga3104
- ベストアンサー率23% (510/2208)
そんなに深く問い詰めなくてもいいんじゃないかな? その名の通り、「親しい友」で。 僕なんて、親友と呼べるのは数人しかいないし、彼らとは離れて暮らしてるから、もう年賀状だけの付き合いしかないし、もしかしたら、相手はとっくに親友だなんて思っていないかもしれない。 でも、僕にとって彼らは親友なんですね。 嫉妬だってするよ。新築の家を建てました。旅行に行ってきました。○○始めました。(高尚な趣味で)なんて、年賀状に書いてあれば、「いいなー」とは思うけど、僕は僕だし、彼は彼だもんね。僕と彼らは違うから友達になったのだから、同じようになりたいとは思わないな。
お礼
ありがとうございます。相手がどう思っていようと自分にとってこれからも親しくしたい友であるならそれでなんの問題もないですよね。押し付けてしまうなら問題ですけど笑 嫉妬もするというお話にホッとしました。
親友と普通の友達を無理に分ける必要は無いと思います。 年をとって昔を回想するときに考えれば良いのではないでしょうか。人それぞれの付き合い方と距離感があります。嫉妬や対抗意識をもったライバルとしての親友という形もあると思います。変に意識して今の関係を壊すことの方が不毛なのでは。
お礼
ありがとうございます。無理に親友の定義を決めたいというつもりもないのですが、「人それぞれの付き合い方、距離感」というのには、はっとさせられました。
お礼
長文ありがとうございます。無理に親友になりたいとか欲しいではありませんし、青春期の「いつも一緒にべったり」というのもありません。ただ、お互い本当に必要としている時に助け合ったことはあります。ちょっとしたいさかいで不安になっただけかもしれません。 男女での友情観が違うんだと思いますが、男の友情がうらやましく思いました。もっとあっさり考えられたら良いのに・・・。