企業によって退職年齢も制度もまちまちですし、再就職した人(つまり転職の若い人と区別がつかない)と完全引退した人の区別も難しいですから、中小企業も含めたきちんとしたデータと言うのはないのではないでしょうか?
統計から推測することはできます。就業者が60歳・65歳あたりでどのくらい減っているかを見ればよいわけですから、総務省統計局(下記URL参照)
労働力調査→調査結果
長期時系列データ
第3表(2) 年齢階級(5歳階級),男女別就業者数
を見てみると非農林の就業者総数は
55~59 60~64 65~69歳
1999年 620 351 200
…
2004年 674 407 202
(単位:万人)
となっていますから、ここ5年で60歳を超えて定年(と思われる)を迎えた人は620-407=213万人。
これは5年分ですから、1年あたりおよそ42.6万人といったところではないでしょうか。
65歳の前後では(351-202)÷5=29.8万人ですから、合わせて70万人ほどの人が定年をむかえているのではないかと推測できます。
定年も徐々に後ろへずれてきているみたいですし、働き方も多様な時代で、一概に言えないのかもしれません。ご参考まで。