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最近の映画について(残虐じゃないですか?)
時間があったので,久しぶりにDVDをレンタルして,鑑賞をしていました。 有名だと思う○ター○ップトゥ○ーパー○2を見ました。 見た感想としては,ストーリー的には面白かったのですが,人が殺戮されるのが,リアルで,特に,人が人の首を切るところなど、忠実に再現されていて,はっきり言って気持ち悪かったです。(ちなみに本人は戦争が起きたら逃げ回るだろうなって人間です。) ストーリー自体が戦争の話であることや,恐怖感を出すためにしていることとは思いますが,もっと,気がかりなのは,倫理委員会が,こういう動画に対して,R指定などを一切していなかったことです。 これぐらいの動画は人に影響を与えないって考えていて,自分がアマちゃんだけなのでしょうか? みなさんは,どう思われますか?
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質問者が選んだベストアンサー
私も、映倫はきちんと機能していないと思います。 映画館でバイトしているので、RやPG指定の境界がはっきりしていなくて、お断りするのに申し訳なくなったり、逆にこれは見ないほうがいいんじゃないかなぁ。などと思いながら発券したりしています。規制をかける基準が曖昧なので、理解に苦しむことが多いです。 まぁ、諸外国のように宗教的理由での規制がないのは結構だと思いますが。 映倫は昔、業界内の人たちがメンバーだったのを、今は外部有識者にやってもらっているようですが、いかんせん人数が少ないので、負担も大きいし、偏りがちだと言うのを聞いたことがあります。もっと、組織を明確に健全にするべきだと思います。 あと、せっかくの規制を生かし切れていない現状も問題だと思います。 映画館で断られても、DVDなんかはスルーで借りられたり、#2さんのおっしゃるように、TVで流したり。 あと、子供にしっかりアピールできる状態で、宣伝したり。 チケットを売っていると、R指定の作品が学校で話題になったのか、中学生が殺到する。みたいな事が時々あります。年齢を詐称する子も多いです。 中には、親御さんが一緒に来て、「高校生料金払うから」と交渉するということもありました。 あれだけ、宣伝しているんだから見たい。とか、(宣伝自体は規制のかからない程度になっているので)このくらい大丈夫だろう。と思う親御さんとか、信頼度の有無に関わらず、絶対の規制だという意識が低いです。 特に、若い親はPG指定などを理解しておらず、親と一緒なら見られるなら、私も見るからいいでしょ? みたいに、考えもせず子供に見せる人が多いです。映画館としても空いている時ならまだしも、混雑時には規制の説明など出来ない実情もあります。 ルールをルールとして、理解し守ってもらわないと、映倫が変われたとしても意味がないものになってしまうので、出来るだけ多くの人に、規制の意味と必要性、そして絶対性を理解してもらいたいです。 それに、配給会社、劇場等も、宣伝の仕方を考えてもらいたいし、ソフトを取り扱う業種でも、チェック機能を強化してほしいです。
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- saebou
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>No2さま 教えて頂いてどうもありがとうございます。あの場面のせいでR指定になったのですか!でもそうだとしても映倫の方針は私は全然理解できませんが…
- yamabe40
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こんばんは。2からごらんになったのですか?この作品は1のほうがはるかに残酷です。ちなみに1は、R15指定です。もともとリアリストとして名を馳せるポールバーホーベン監督が、「SF映画の軟弱さに挑戦する」というお題目で作った映画です。一般のSF映画って、ドンパチシーンがたくさんあっても実際に残虐シーンは少ないですよね。そこに目をつけて、「SFは本来かっこいいんじゃなくて、戦争と同じ悲惨さを持つもの」を描きたくてリアルさを追求したいわば実験的な作品です。2の残酷さは1に比べればはるかにソフト?なので指定を受けなかったのでは? たしかに私も映倫基準が実態に即したものとは思えません。残酷描写基準もそうですが、R18指定の映画を平気でTV放映までしますよね?(最近では韓国の「スキャンダル」とか)。映倫のスタンスを疑います。もちろんTV放送ではカットしたり編集するんでしょうが、私が監督だったらそんなことは認めません。作品を傷物にする行為です。見たければ見る資格のある方が映画館に足を運び、お金を払ってみるべき。それが映画のあるべき姿だと思います。 しかし、基準そのものは昔よりは厳しくなっているのは事実です。1970年代までは、日本の年齢制限は 「成人映画」(18歳未満禁止=現在のR18に相当)だけで、これは性的表現だけが対象でした。どんな残虐な作品も、昔は制限なく子供でも自由に見れたのです。 NO1さんの回答に補足させていただきます。 「ブリジットジョーンズ」がR15指定だった理由=直接的な性的映像表現はありませんが、セリフの中でアナルセックスを行ったことを示唆されているためです。
お礼
1の方は,ずっと前に見ました。あまりにも前過ぎて,内容自体を覚えてなかったです。しらない間にR15指定みてたんですね。 >「SF映画の軟弱さに挑戦する」 無知ながら,この言葉も初耳です。 >映画を平気でTV放映までしますよね? ふむふむ,そうなんですか。あまりTV見ないので,知りませんでした。 >これは性的表現だけが対象でした。どんな残虐な作品 >も、昔は制限なく子供でも自由に見れたのです。 でも,これって昔は,リアリティがないと考えると,今ほど,影響を受けないと思います。 今は、規制が厳しくなっている以上にリアリティがありすぎ,現実との境がなくなってきているような感じがします。(←だれか,こんな事いってた気がする。) また,ご意見ください。ご回答ありがとうございました。
- saebou
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私も映倫の基準はおかしいと常々思っています。以前『パッション』(R指定ではありませんでした)を映画館で見たとき、後ろにいた子供がイエスの拷問の場面で泣き出してしまって、本当にかわいそうでした。こんな映画に小さい子を連れてくるなんて非常識な親だし、映倫の基準もおかしいと思った覚えがあります。 日本の映倫は性描写には不必要に厳しい(『ブリジット・ジョーンズ』みたいな普通の映画がR指定です)のに暴力描写には甘すぎると思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 『ブリジット・ジョーンズ』は,まだ見ていませんが, saebouさんの意見を聞いて,映倫って基準から見てみようと思います。
お礼
映倫自体が機能していないってことですね。 >中には、親御さんが一緒に来て、「高校生料金払うか >ら」と交渉するということもありました。 > あれだけ、宣伝しているんだから見たい。とか、(宣>伝自体は規制のかからない程度になっているので)この>くらい大丈夫だろう。と思う親御さんとか、信頼度の有>無に関わらず、絶対の規制だという意識が低いです。 世の中自体が,規制ってことを,ぜんぜん理解していないのではないかと思います。常識を常識ってとらえきれない。自分は自由でユニークだから,常識ってもんには縛られないみたいな感じになっている。すべて言葉の意味を履き違えていることにも気が付かずに。実際に言葉に出して言う輩もいる。こんな輩を見た際には,あまりの無知に,こっちが悲しくなってくる。 社会として機能をうまく動かせるように。それ以前に,一人一人が気が付くべきことに気が付くようになるためには,どうすればよいのでしょうか?私一人が,ここで述べても,行動しても大して影響はないかもしれませんが, 少しでも,よい方向にもっていければと思います。 すみません。勝手につき走ってしまって。 ご回答ありがとうございました。また,ご意見のほど,よろしくお願いいたします。