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クラシックギターの適性として爪・・・・・
大変初歩的な悩みなのですが・・私はギターにあこがれていましてなんとか物にしようととりあえず基本のクラシックギターからと思い、ギター・教本・教習ビデオ等そろえたのですが、よくよく教本を読んでみると右手の爪を適度に伸ばさなければいけないとのこと・・私は職業柄、絶対に爪を伸ばせないのですが、クラシックギターの習得は無理でしょうか?クラシックギターは無理だとした場合、ピックを使用する奏法のみになるとおもうのですが、どういう方法でどういう練習をすれば弾けるようになるのかお教え願えませんでしょうか?宜しくお願い申し上げます。
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クラシックギターの現在の奏法(ツメ8~9割、指先1~2割を使ったピッキング)が確立したのはアンドレ・ゼゴビアが登場してからの事で、それまではツメ10割だったり逆に全くツメを使わない時代もありました。 アカデミックな奏法をそれなりの場所で学習されるのでしたら、或いは先生からイヤミの一つも言われるかもしれませんが、実際、クラシックギターの奏法の歴史は前述致しました通りですので、ツメを全く使わなくても演奏出来ないとゆぅ事はないでしょう。 ただ、ピッキング時の抵抗が少ないツメを使わない奏法では、例えばスパニッシュ系の速いスケールの演奏はちょっと困難かもしれません。 更に付け加えるなら、ツメを使わずにガット弦をピッキングすると、トーンがかなり曇ります。今日的なクリアで艶やかなクラシックギターのトーンは、残念ながら指だけでは得られません。 さて、このトーンに関しましては、ちょっとアドバイスです。 例えばアール・クルー(ジャズのガットギタープレイヤーです)は、ツメ5:指5程度のバランスでピッキングし、温かみのある独特の高音のトーンとジャズに欠かせない重たいベース音を出します。また、リー・リトナー(フュージョン界の怪物の一人、ですね)はエレクトリックギターで使うフラットピックをガットギターに使い、ちょっと硬質ですがすばらしくクリアでスピーディなプレイを聞かせてくれます。 お仕事のご都合でツメを伸ばせない、とゆぅ御事情をお持ちなら、逆に指弾きに徹してfjfjfjf様独特のトーンを追求されるのも面白いかもしれません(ピッキング時のトーンは、ツメの長さやそれを使う比率だけではなく、指が弦に当たる角度や深さにも依存しています)。 最後に、私事ですが・・・・ ワタシ自身はスライド・ブルースしか弾きませんが(普段はスチール弦のギターを弾きますが、曲によってはガットでスライド!もやります)、この20年ばかりいろいろトライして、とりあえずちょっとだけツメを伸ばし、ツメ1~2:指8~9程度の割合で弾くところに落ち着いています。 そして今では、バンド仲間から「そんな音を出すヤツ、他に見たことがない」と言って呆れられています(A^-^;)。一応自分オリジナルなトーンを身に付ける事が出来たのかな?とゆぅ感じです。
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- terra5
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爪をのばさなくても音は出ますが,やはり本来の音では無いということになります。 fjfjfjfさんがその音で満足できるなら、爪を伸ばさずに弾くのもありでしょう。 ところで、特にクラシックギターが基本と言うことはないと思うのですが。 ギターといってもいろいろとありますから、自分が弾きたいジャンルにふさわしいギターを初めからやればいいと思います。 フォークやエレキなら堂々とピックが使えますしね。 クラシックギターでピックはやめた方がいいと思います。 また、クラシックの中でもバロック方面の曲がいいというような場合は, リュートを始めるという手があります。 リュートは逆に爪を使ってはいけないのです。 一応クラシックギターとフォークギター持ちです。 あんまり弾いてませんが,右手の爪はそれなりに伸ばしてます(^^; あ、フォークを弾くときはピックを使います。
お礼
とても参考になりました。とても詳しく大変有り難うございました!!
お礼
非常に専門的なアドバイス有り難うございます。ギターの奥深さをかいま見させていただきました。指弾きに徹してオリジナルを追求してみようと思います。大変有り難うございました。