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気になる抜け毛の原因と対策方法
- 33歳男性の抜け毛の原因として、髪のボリュームの減少や細い毛髪の抜け毛などが挙げられます。急速に進行する可能性もあるため、早めの対策が必要です。
- 父親が若ハゲだったため、遺伝的要素も考えられます。現在は薄くはないが白髪があるとのことです。
- 一時的にロゲインを使用していたが合わなかったため中止し、石鹸シャンプーを使用していました。抜け毛の状態を改善するためのアドバイスを求めています。
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髪の毛の専門家,理容師です。 抜け毛の状態については,直接見せていただきませんとわかりません。 また,原因につながりそうなことが書かれていませんので,何が原因かがわかりませんので,対処法については,長くなることをご了承してください。(考えられる対処法をすべて書きます) まず,シャンプー法を 質問No.1405332「正しい洗髪方法とアフターケアを教えてください」 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?qid=1405332 の回答No.5に書かれているものに変えてみてください。 なお,石鹸シャンプー剤を使用されているとのことですから,シャンプー法の2の部分を次のように変えてください。 2. すでに溶かしてある石鹸シャンプー剤を片手にとり,両手で充分泡立たせ,その泡を頭皮と髪の毛に移します。 残りの部分は同じです。 ちなみに,このシャンプー法は,毛穴の皮脂を絞り出す効果と頭皮の血行を良くすることを目的としていますので,就寝前1~2時間前に行うようにしてください。 また,石鹸シャンプー剤を使用していますので,シャンプー後は,必ず,酸性リンスを施すようにしてください。(ただし,弱アルカリ性の石鹸シャンプー剤を使用している場合は,酸性リンスの仕様は任意です) それと,紹介しているシャンプー法は,意外と難しいです。 印刷して,お風呂場で実際にシャンプーしながら,印刷してたものを確認しつつやっている人がいるという話を聞いたのですが,それよりは,頭皮マッサージの部分(1番面倒な部分)だけをパソコンの前で練習するようにしてください。 もちろん,パソコンを起動したまま練習すると電気代がもったいないというのであれば,印刷して,リビングなどでゆったりと練習すると良いと思います。 印刷したものを湿度の高い浴室に持っていきますと,紙がふやけて破れやすくなったり,インクによっては印刷が消えてしまうこともあり,印刷コストがかかってしまいますからね。 栄養について 髪の毛の材料は,体内に吸収されている栄養です。 ですから,体内に吸収されている栄養が充分ありませんと髪の毛も充分育ちません。 そこで,次のことに留意してください。 1.栄養バランスのとれた食事 栄養は,どの場所にも均等に分配されているものではありません。 生命維持のために必要な部分から順番に分配されていき,髪の毛のようにあまり関係していない場所には,その他で使われて残った「残りカス」がまわされています。 また,栄養は,それぞれに設定されている「食事摂取基準量」(健康を維持するために,1日に摂取するべきだと定められている量)というものがあり,すべての栄養は,それぞれの食事摂取基準量以上摂取されていなければなりません。 というのは,例えば,もし,ある栄養が,その栄養の食事摂取基準量に対して70%しか摂取されていなかった場合,その他の栄養もそれぞれの食事摂取基準量に対して70%しか使われずに,残った分はある一定期間(2~3日間程度)体内にストックされたあと,体外に捨てられてしまいます。 というように,その他の栄養がすべて食事摂取基準量以上摂取出来ていたとしても,たった1つの栄養が食事摂取基準量を下回ってしまうだけで,体内の栄養状態は不足しているのと同じになってしまうのです。 そのため,栄養バランスが大切になる,つまり,すべての栄養が食事摂取基準量以上摂取することが大切になるのです。 といっても,毎日毎日,たった1日で栄養バランスのとれた食事をするのは,栄養士でも至難の業だそうです。 そこで,「一昨日,昨日,そして今日の3日間で栄養それぞれの'食事摂取基準量×3'以上になるような食事」を心掛けるようにしてください。 もっとも,これも難しいと思いますので,まずは,「昨日は肉が少し多めだったから,今日は野菜を多めに食べよう」的な食事から始めてみてはいかがでしょう。 2.極端な好き嫌いは改善しましょう 1つや2つの好き嫌いは改善する必要はありません。 その他の食材から栄養を摂取することが可能だからです。 しかし,肉類はまったくダメとか,野菜はいっさい口にしないなどといった「極端な好き嫌い」は,肉でなければ摂取しにくいとか,野菜でなければ,貝類でなければ・・・摂取しにくい栄養というものがありますので,改善する必要があります。 改善しなければ,まぁ,栄養バランスのとれた食事は難しいと思います。 ということで,極端な好き嫌いをしている場合は,嫌いな食材をほんの少しだけ,たった1口だけで良いですから,口にしてみてください。(無理に飲み込まなくても良いです) 極端な好き嫌いをしている人の場合,幼児期などの好みで好き嫌いを大人になってまでも引きずっていることが多いのだそうですから,意外と食べられそうな食材が見つかるとのことですよ。 もし,食べられそうな食材が見つかった場合は,その食材を少しずつで構いませんから,食べ慣れるようにしてみてください。(でも,無理はいけませんよ) 3.サプリメントに頼らない 一頃に比べますと,確かにサプリメントは吸収が良くなったそうです。 しかし,そこに含まれている栄養すべてが吸収されることはありません。 これは,栄養単体で摂取するためだと考えられます。 ということで,栄養は,食事として摂取することが望ましいのです。 そして,どうしても不足する栄養がある場合のみ,その栄養のサプリメントを摂取するようにしてください。 ただし,いつも同じ栄養が不足するようでは困りものですよ。 4.買い食い(おやつ)には注意 夕食を残してしまうような買い食いなどは,栄養バランスを崩してしまう原因になります。 夕食をすべて食べられるように,買い食いなどを調整するようにしてください。 5.食事を摂る時刻をほぼ同じにする 食事を摂る時刻をほぼ同じにすることで,その時刻が近づくことで,唾液など消化液の分泌量の増加や胃腸の蠕動運動が始まり,食事を摂る時刻には充分消化が出来るようになっています。 しかし,もし,食事を摂る時刻がバラバラですと,食事を摂り始めませんと,消化液の分泌量増加や胃腸の蠕動運動が始まりませんので,消化が不充分になりやすくなってしまいます。 ちなみに,消化液の分泌量増加も胃腸の蠕動運動もいきなり充分までにはならず,徐々に活発になっていきます。 ですから,充分な状態になるまでには,ある程度の時間が必要になるのです。 ということで,食事を摂る時刻をほぼ同じにすることが大切になります。 最近で,1番良く食事を摂る時刻を中心に,前後30分ずつのズレの間に食事を開始するようにしてくださいね。 なお,1週間に1度程度であれば,大幅にずれても構わないそうです。 6.よく噛んで食べる 子ども扱いしているわけではありません。 日本人全体で,平均食事時間と平均咀嚼(噛む)回数が減少しているのだそうです。(現在は,10分間610回しかないそうです) 1口あたりでは,10~15回程度しか噛んでいないというデータもあります。 そのために書くのですが,もし,咀嚼不足のままの見込んでしまいますと,飲み込んだものの固まりが大きすぎてしまい,固まりの中心まで消化されにくくなってしまいます。 また,咀嚼不足のため,唾液の分泌量が少なくなってしまい,唾液による消化もほとんどされませんし,また,栄養摂取とは関係ありませんが,飲み込むものの抵抗が強くなってしまうため,食道を傷めてしまう可能性が高くなり,場合によっては,食道ガンになることもあるのだそうです。 栄養摂取に限っていっても,消化が充分されないために栄養摂取量が減少してしまいますので,よく噛むことが大切になるわけです。 噛む回数は,食材の硬さにもよるため,何回か見なさいということは言えないのだそうです。 そこで,「食材の味(調味料の味ではありません)がある程度しなくなるまで」を目安に噛むようにしてみてください。 ただ,ほとんどのものがいきなりそこまで咀嚼回数を増やしてしまいますと,人によっては,食事の途中で顎が疲れてしまい,食事そのものがイヤになってしまうことがあります。 そこで,少しずつ,咀嚼回数を増やすようにしてください。 例えば,ご飯の場合,理想は40~50回だそうですので,まずは,30回程度を目標にしてみてくださいね。 その他の食材も同じように,何段階かの目標を決め,それでも疲れないようなら,次の段階へと進むといった感じで咀嚼回数を増やしてみてください。 7.「だけ食い」は厳禁 だけ食いとは,「1つの食材'だけ'を食べ続け,その食材を全部食べ終わらないと次の食材を食べはじめない食べ方」のことです。(サプリメントの摂取は,これと同じです) このような食べ方をしていますと,栄養の吸収を手助けする栄養と,手助けされる栄養が混ざり合いにくくなってしまうため,栄養の吸収が悪くなってしまうのだそうです。 食育として子どもの食べ方がこのだけ食いになっていると問題になったのですが,意外と大人もしているそうですので,ここに書いています。 ということで,もし,だけ食いをしているようでしたら,「汁物>おかず>主食>汁物>おかず>主食>・・・(以下,繰り返し)」といった「三角食べ」やこれを応用したような食べ方をするようにしてください。 なお,同じ食材を続けて食べない限り,ある程度,その順番が前後しても構わないと思います。 8.ストレスは積極的に解消 ストレスを感じてしまいますと,全身の血管がキュッと収縮してしまいます。 血管としては硬い動脈や静脈も収縮してしまうのですから,それよりも軟らかい「毛細血管」になりますと,ほとんど血液が流れなくなるほど収縮してしまうそうです。 全身の血管が急激に収縮してしまうため,血圧は急上昇してしまいます。 血圧が急上昇するのも危険ですが,上昇したままの血圧も危険です。 そして,ストレスをそのままにしていますと,血圧は上昇したままになってしまいます。 そこで,人間の身体は,自然と,血液中の水分を血管の外に逃がすことで,血圧を降下させようとします。 血圧がある程度まで降下しますと,ストレスが解消され,そのために,収縮していた血管が拡張します。 しかし,水分や栄養等のやりとりが得意な毛細血管には血液がほとんど流れなくなってしまうため,血圧は容易には降下出来ません。 そのため,ストレスが自然に解消されるまでには,ストレスの強さにもよりますが,かなりの時間がかかってしまうようになります。 さて,ここで問題になるのは,毛細血管です。 小腸が吸収した栄養を渡しているのは,小腸の周りにある毛細血管を流れる血液です。 ということは,ストレスを感じてから解消されるまでの間,小腸が吸収した栄養を渡す相手がいなくなってしまいますので,小腸は栄養の吸収をストップしなければならなくなってしまいます。 もし,ストレスを自然に解消していますと,かなりの間,栄養は吸収されなくなってしまうわけです。 その分だけ,体内の栄養状態は悪くなってしまうわけです。 また,内臓や筋肉などに栄養をと溶けているのもそれぞれのまわりにある毛細血管ですから,ストレスを感じている間は,栄養等が届きにくくなってしまい,その分,修復箇所が増えてしまいます。 修復箇所が増えると言うことは,その修復にも栄養が必要になるため,より髪の毛の届く栄養が減らされてしまうことにもつながります。 もちろん,髪の毛の毛根にきているのも毛細血管ですから,ストレスが解消されないと髪の毛にも栄養が届きにくくなってしまいます。 もっとも,髪の毛が栄養を多く必要とするのは就寝中ですから,ストレスは就寝することでも解消されますので,毛根に直接くる栄養についてはストレスと切り離すことが出来るのですが,しかし,栄養の吸収が悪くなっているところに,その他の場所に栄養を奪われてしまいますので,ストレスは髪の毛にとって大敵であることには代わりがありません。 ということで,ストレスを感じましたら,積極的に解消することが望ましいのです。 ストレス解消法は,人それぞれにあった方法がありますので,hira99さんにあった方法を見つけてください。 特に,食後3~4時間後くらいのストレスは,出来る限り早く,解消出来ることが望ましいですよ。 ちなみに,ストレス解消法のヒントは,「気持ちの切り替え」と「血管拡張作用がある行為」です。 9.禁煙(喫煙者のみ) 「喫煙=ストレス」です。 ですから,細かい説明はいらないと思います。 ですから,もし,喫煙している場合は,スパッと禁煙することが望ましいですね。 ただ,他のストレスを喫煙によるストレスでゴマしている場合は,喫煙回数を減らす方向から始めるようにしてください。 また,重いタバコを吸っている場合は,ニコチンの影響が強いですから,この場合は仕方がありませんので,まずは,軽いタバコに変えることから始めるようにしてください。 もちろん,どちらも最後にはスパッと禁煙することが最終目標です。 睡眠について 体内の栄養状態が良好になったとしても,その栄養を髪の毛が充分に活用出来なければ意味が薄くなってしまいます。 髪の毛が体内に吸収された栄養を充分に活用するためには,成長ホルモンの手助けが必要になります。 この成長ホルモンは,睡眠中に分泌量が増加するようになっています。 ということで,睡眠が大切になるわけです。 ちなみに,大人も成長ホルモン(細胞分裂を手助けするホルモンです)が,加齢とともに減少しますが,それでも分泌されていますよ。 1.毎日,ほぼ同じ時刻に起床する 休日も含め,毎日,ほぼ同じ時刻に起床しますと,起床の約15時間後あたりから成長ホルモンの分泌量増加がはじまり,そして,成長ホルモンが充分に活用出来るまでに増加するのは,起床の約16時間後あたりになります。 しかし,起床時刻がバラバラだったり,休日に寝坊しているようですと,成長ホルモンの分泌量増加は,就寝後30分してから迎えるノンレム睡眠にならないと分泌量が増加しません。 しかも,成長ホルモンの分泌量増加は,他のホルモンに比べれば急激に増加していますが,それでも充分活用出来るようになるまでには,1時間以上の時間がかかってしまいます。 つまり,その間は,無駄な睡眠をとっていることになってしまうのです。 ですから,まずは,休日も含め,毎日,ほぼ同じ時刻に起床することが大切になります。 2.「8時間睡眠」のススメ 目覚めが悪いのもストレスになるようです。 ですから,すっきり目覚めることも大切になります。 そのためには,ノンレム睡眠とレム睡眠の切り替え時に目覚めることが大切だと言われています。 ちなみに,ノンレム睡眠もレム睡眠も,90分(1時間30分)毎に切り替わっていると言われています。 そこで,次の式が成り立ちます。 睡眠時間=30分+(ノンレム睡眠×a)+(レム睡眠×b) (「b=a」もしくは「b=a-1」) 実際に計算してみますと,6時間30分や8時間,9時間30分などが求められます。 そこで,成長ホルモンの分泌量増加の話に戻ります。 毎日,ほぼ同じ時刻に起床していますと,起床の約16時間後あたりで成長ホルモンの分泌量が充分な量まで増加します。 起床の約16時間後といえば,逆に考えますと,起床の約8時間前になります。 ということで,8時間睡眠がベストと言えるのです。 遺伝について 確かに,hairless遺伝子というものが発見されています。 しかし,リアップなどに含まれているミノキシジル(O型脱毛症に効果あり)やプロペシア(日本国内未認可)に含まれているフィナステライド(M型脱毛症に効果あり)といった成分によって,hairless遺伝子を持つ人でも発毛します。 ということは,遺伝するのは「禿げやすい(薄毛になりやすい)体質」を遺伝するのであって,禿(薄毛)そのものは遺伝しないと言えると考えられます。 つまり,もし万が一,禿げやすい(薄毛になりやすい)体質を遺伝していたとしても,充分予防することは可能だといえます。 ですから,遺伝については,あまり心配する必要はありません。 最後に いろいろと対処法を書いていますが,無理をする必要はありません。 無理をしてしまいますと,それがストレスになってしまいますからね。 また,どの場合もそうですが,私が書いたものは,「最終目標」だと思ってください。 そして,そこまでのプロセスとして,目標を何段階かに分け,それを1つずつクリアしていくようにしてください。 もちろん,あとちょっとというものはいきなり最終目標に向かっても良いですが,そうでなければ,いきなり最終目標に向かうことは,どうしても無理が立ってしまいますからね。 それがストレスになってしまいますと,栄養の吸収が悪くなってしまいますから,かえって逆効果となってしまいます。 ですから,絶対に無理をしてはいけませんよ。 それと,改善しなければならないものが多いと思った場合は,全部を一度に始めなくても構いません。 一度に始めてしまいますと,気を回しすぎることになりますので,ストレスになりやすいと思いますよ。 ですから,自分の正確をよく考え,その結果であれば,1つずつ始めていく方法をとっても構わないと思います。 そういう意味でも無理をしないようにしてくださいね。 また,ヘアケアというものは,外部から誤魔化すものは別として,たいへん時間がかかるものです。 私が書いた対処法は,内部からのものがほとんどですので,効果が現れるのに時間がかかっても仕方がないものばかりです。 ですから,気長に対処していくことも大切になりますよ。 あと,育毛剤についてですが,ロゲイン(これは発毛剤です)が肌に合わないようでしたら,三恵製薬株式会社の「テタリス」を試してみてください。 たぶん,今でも試供品(約10日分)があると思いますので,肌に合うかどうかも試すことが出来ると思います。 でも,テタリスでしたら,血管拡張作用がほとんどありませんので,フケや痒みはほとんどないと思いますよ。 なお,テタリスは,ドラッグストアなどでは販売していませんで,理容店や美容店での購入になります。 販売店の確認は,参考URLをクリックしてください。 まぁ,絶対に使えと言うものではありませんので,使う使わないの判断は,hira99さんにお任せしますね。
お礼
大変遅くなりました。申し訳ありません。 アドバイスありがとうございます。とても丁寧で親切なアドバイスでなんだか少し気が楽になりました。早速実践しています。時間がかかるかもしれませんがあきらめず、がんばります。