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なんで公園には鯉や鴨がかならずいるのか?
たいてい池がある公園にいるのですが、自然にくるのでしょうか?それとも人工的に放したのでしょうか。
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池の鯉は、大抵人によって放されたものです。鯉は見た目はキレイでも、淡水魚ではギャングといわれるくらい雑食性で繁殖力も高く、そのうえ丈夫で長生きです。丈夫なゆえにメンテナンスがいりませんし(要するにほったらかし)、池の表面に氷が張っていても、水全体が凍らなければ死ぬこともありません。 それから、日本の伝統的風習として、生き物を川や池に放して功徳を施すという放生会(ほうじょうえ)にも、鯉は良く使われます。神社の祭事でもお供え物の魚として鯉はよく使われますし、日本人とはフナ・メダカとともにコイはとても身近な魚なのです。 鴨についてですが、人が放した鴨もいれば、勝手に飛んできた鴨もいます。人が放した鴨は、風切羽を処理されて飛び立てないようにしている場合が多いです。公園の場合は大抵禁猟区で、人が近くに来ても安全ですから、鴨も安心して過ごせるようです。 池の鯉・鴨とも雑食ですから、放っておけば増えてしまう余計な水草を食べますし、ある程度水をかき回しますので、少しは環境維持に役に立っているようです。
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- POMU
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外来魚がいろいろ言われていますが、私から見れば 自然の河川にふつうのコイならまだしも派手な色したニシキゴイを放流するという事は同類だと思います。 それぞれの河川にはもともとの生態系があり生物が生息しています。コイは余計な水草も食べますが、見ていてわかるように底の泥や砂を巻き上げながらエサをあさっていますので水際のアシ林や水草、他の小魚の産卵床をも破壊します。また意外と小魚も食べてしまいます。もともといるコイなら自然にバランスが取られたものなのでともかくですが過剰な放流されていることが多いですね。 http://www.agara.co.jp/DAILY/20021020/20021020_001.html あと汚染されたあるいはコンクリートで固められた川でコイが泳いでる姿を見せて、魚が戻ってきたとか、水質がよくなったというのは、よくある手ですね。 コイは最低レベルの水質でも生息できますから、それでいて派手で目につきやすいニシキゴイは都合のよい魚です。
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そういう「道具」的な使われ方もするのですか。 まったく知りませんでした。やはり放流には節度を保たないとまずいのですね。
- sego
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またまたNo3です、 追加ですが、排水口の低い池などは、大雨などで増量すると、鯉の滝登りのように10センチぐらいの鯉は10cmぐらいはジャンプしてあがってくる場合があります。大きい鯉は重くてジャンプできないようです。多少の流れは上ることがあります。 逆に大雨のときにジャンプして池の外にでて、人が助けてくれないと死んでしまう場合もあります。
お礼
鯉ってほんとに強いんですね。 宗教的な意味合いもついてくる気がします。 取り込み系でない池(湧き水系)にも必ずいるので、それは人が入れたのでしょう。
- sego
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鯉は、一般河川にいますので、水取り込みの再に幼魚が入り込み、池で大きくなり出られなくなった場合があります。閉鎖された池では、ボウフラ等が発生するのを防止する為に鯉が放流される場合があります。 鯉は安く丈夫なので多いのではないでしょうか。
お礼
鯉はいわば「益魚」なのですね。
鯉に関しては、結構汚い水系でも生きられることと、入手しやすいことが理由ではないでしょうか。 各地で鯉の放流をやりますが、どぶ川に近い川でも生きられると聞いた事があります。 それに色もきれいで、いかにもと言う感じがしませんか。
お礼
はい。「いかにも」です。金や銀の鯉が必ずいます。公園管理って結構手が込んでいるのかもしれない。
お礼
明快なご回答いただけてうれしいですね。 宗教的儀式も絡んでいるとは知りませんでした。いろいろ複合要因があって、納得します。 鯉、鴨はスタンダードな公園セットという感じですね。