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集成材のコストについて

今、集成材で建築を考えているのですが 無垢材との違いは、だいたい把握したのですが一般的に集成材の方が安いのでしょうか 知人に木材費が高すぎじゃないかと指摘されました。 木工事すべて集成材です。所々無垢材を使う方が安く出来るのでしょうか? 素人なもので知識が受け売り状態でいろんな情報に惑わされています 宜しくお願いします

みんなの回答

回答No.4

材木屋です。 集成材の価格と言ってもいろいろです。 一等柱: 集成>天乾無垢      集成<人乾無垢 役柱:  集成<無垢 桁:   集成>無垢 私的には集成材を使うのは、桁の長尺スパンの時だけです。あまり信用してないからです。接着剤にしても永久的にもつ保障なんてないものです。

bitabita
質問者

お礼

ありがとうございました

noname#11476
noname#11476
回答No.3

まず価格については乾燥不十分な無垢材との比較であれば集成材の方が高いです。 集成材と遜色がないほど乾燥した無垢材であれば無垢材の方が圧倒的に高いです。 まず木の強度は乾燥度が重要です。 乾燥しているほど強度が強い。 無垢材は必ずわれや狂いが生じます。 そして対策として背われといって初めから割を入れておくことが行われます。 この意味はお分かりと思いますが同じ太さであれば割れのある木材の方が強度はありません。 上記2つのことが理由で、ある太さの集成材と同じ強度の無垢材を使おうと思うとずっと太い木材を使わねばなりません。逆にいえば集成材は少ない木材で同じ強度を出せるということです。 集成材の歴史は意外と古く、100年以上前のから使われていました。(接着剤はレゾ系) 結構実績のある木材であり、単に集成材ではなく、その木材強度まで工業的に管理したエンジニアリングウッドは、従来の無垢材では出来なかった巨大な木造建築物まで作れるようになりました。 集成材といっても数枚を張り合わせただけですから、実は湿度の吸放出特性は無垢材と同じです。 ただ非常によく乾燥しているため、無垢材のように割れなどはほとんど発生しませんし(15%以下の過乾燥の状態だと発生することもあります)、寸法の狂いもありません。 木目を反対にすることで互いに狂いを抑える働きがあるわけです。 接着剤については実績のあるレゾであれば水分にも強く長期にわたり性能を維持することがわかっています。 初めから接着不良でなければ剥離することはありません。 最近ホルムアルデヒドを含まず生産効率の高い水ビ系の接着剤が出てきていますがこちらははっきり言うと長期安定性や水に対する耐性に不安があります。 つまり一言で集成材といっても色々ということです。 人の中には集成材で使うレゾ系接着剤に含まれるホルムアルデヒドを指摘する人もいます。ただ切断面は「線」しか外に出ませんので、実際にはホルムアルデヒドは検出できないほどしか出ていません。 それよりは天然の木材自体もホルムアルデヒドを発生しますのでそちらの量の方が多く優位差はないです。 昔の民家のように無垢の太い柱や梁を使った家というのは非常に味があって私も好きです。 ただそれにはコストが、、、、 集成材程度の価格で入手できる無垢材でははっきり言うと強度的にも耐久性もずっと落ちる住宅しか作れません。 集成材より安い無垢材を使うにいたっては、、、やめときましょう。 あとは予算と相談して下さい。

bitabita
質問者

お礼

ありがとうございました

回答No.2

信頼していないわけではないのですが、やはり本心では、思ってしまうのでしょう。 シックハウスに関する法律が施行されてからまだ、日が浅く、そのときに、今まで使用していた接着剤がほぼ使用できなくなり、基準に合ったものに変更になりました。10年、20年くらいは大丈夫と思っていても、やはり家はそれ以上の耐久性を望みます。30年40年と経年していくうちに、???という感じです。 違う視点から見ると、土台や1階の柱は、他に比べて湿気の影響を受けやすい部分に配置されていて、また、建物を支える上で、基礎と同等の要の部分であることはご存知の通りだと思います。 木材は、ある程度周囲の環境に順応して、調湿、調温効果があります。言い換えれば、湿気があるところにおくと湿気を吸ってしまうということです。 ムク材では、一時湿気を吸っても、その後乾燥すれば、放湿し、元の状態に戻りますが、接着剤のまくがあると、そうは行きません。 また、ムク材では、構造材に使用する部分はある程度その木でも強い部分を使用するのですが、集成材は、死節のような断面欠損部分は除去されて、良い状態の部材を張り合わせるのですが、やはり、木材の強い部分はムク材として加工、出荷され、その残り材を継ぎ合わせて作るイメージがあります。 そうすると、やはり、単価が同じであれば、ムク材のほうが良いですよね。 ただ、切っただけの材料と、切って張り合わせるのと、加工手間、接着剤、流通、どれをとってもムク材のほうが安くなりそうですよね。それが同じということは、元の木材の材料費に差があるのだと思います。 あくまでも私の主観です。 工務店によっては、集成材を主流に扱い、良質なものを安価に仕入れられるルートが有る場合もあります。 あと、地域的なものもかなりあります。 木の産地のそばだと、その木材が安く入手できるとか、JASの集成材工場が近くにあったりすれば、集成材も安くなります。また、貿易港に近ければ、輸入材が入手しやすくなります。 工務店の得手不得手、場所、環境、その他、多くの情報を判断材料として仕入れて、決めてください。 私は、木材の造る環境が好きなので、ムク材にこだわっていますが、ひとつの考えとして聞き流してください。

bitabita
質問者

お礼

ありがとうございました

回答No.1

集成材にも、ムク材にも、それぞれ樹種、産地、等ランクがあり、値段は一概にはどちらとも言えません。 最高級を求めるなら国産ムク材でしょうが、そのほかは、どっちつかず。集成材も良いものを使えばムク材より高価になります。 普段ムク材を使っている工務店では、修正材に対して信頼度が低く、使うのならハイランクのものと考えるのも分かります。 私は、どちらとは決めずに適材適所使い分けるのが良いのではないこと思います。 土台や1階の柱はやはりムク財を使いたいですよね。

bitabita
質問者

お礼

ありがとうございます 土台や1階の柱はやはりムク財を使いたいですよね。 とは、なぜですか?