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どこのマイレージの会員に?

6月にエアーカナダでプリンスエドワード島に行きます。 観光の情報収集をした際に、 「プリンスエドワード島往復のマイルなら 国内旅行のチケットに当たるほどのマイレージがあるので、会員になっておきましょう」 と書かれていました。 旅行会社に問い合わせた所、 何処の航空会社のでも入れるけれど、全日空だとしたら 変換率というのか、それが50%とか決まっていまして と、余り要を得られませんでした。 海外旅行は、今回行ったら後は30年ほど後まで 行く事は無いと思うのですが 国内旅行なら、行く可能性は有ります。 (というか、是非行きたいと思います。) こう言った場合、 エアーカナダのマイレージの会員になるほうが良いのでしょうか? 分かりづらい質問で申し訳ありませんが、 教えてください。

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  • Umada
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回答No.2

こんにちは。私は現在、7社のマイレージプログラムに入会しています。 結論から言えば「ユナイテッド航空の"Mileage Plus"に入会して今回のご旅行の分だけ加算し、忘れないうちに特典航空券に引き換える。今後の国内旅行はANAの"ANA Mileage Club(AMC)"なりJALの"JAL Mileage Bank(JMB)"なりに加算」が最善解でしょう。 以下の「4. 獲得マイルの計算」をお読みいただければ分かりますように、Mileage Plusなら今回のご旅行だけで特典航空券に届き、かつ獲得したマイルをほぼ使い切れるからです。これがAMCだと加算率(後述)の悪さから最低でも2800マイル上積みしなくてはなりません。 一方今後のご旅行は国内中心とのことなので、日系会社のプログラムの方が何かと有利です(ボーナスマイルなどを貰えるチャンスが多い)。よって冒頭の結論になるわけです。 細かい説明は以下に記しましたが長くなってしまいましたので、気の向いたところだけお読みいただければよいかと思います。 1. プログラム選択におけるポイント 最近は航空会社間の提携が進んだため、例えば「A社の便に乗ってB社のプログラムに貯める」といったことができます(*1)。これを上手に使うと早く特典に到達できます。 Air Canadaは航空提携"Star Alliance"に加盟しているため加盟各社のプログラムに加算することができます。Star Alliance各社のマイレージプログラムで、日本でも使いやすいのはANA "ANA Mileage Club"、ユナイテッド"Mileage Plus"、アシアナ"Asiana Club"です。エアカナダ自身の"Aeroplan"も決して悪いプログラムではありません。 プログラムを選ぶ上で一番注意しなくてはならないのは「獲得マイルの有効期限」です。日系2社(ANA, JAL)のそれは世界でも最短の部類で「獲得から2年経過した年の12月31日」です。つまり最大でも3年のうちに特典交換に足るだけのマイルを獲得しないと、古いマイルから次々と失効しいつになっても特典に届きません。 これに対し北米系は「最終のマイル変動から36か月」としているプログラムが多く、少しずつでも加算し続ければ実質無期限に貯められます。 次に注意しなくてはならないのはご質問文中にもありました「加算率」です。例えば5000マイルの距離を搭乗したとしても5000マイルをそっくり加算してくれるとは限らず、割引運賃や包括運賃(いわゆるツアーや格安航空券)だとそれより少ないマイルしか加算されないことがあります。実搭乗距離に対する加算マイルの割合を「加算率」などと呼びます。日系2社のプログラムでは包括運賃の加算率が冷遇されています(*2)。 2. 各プログラムの比較 - ANA "ANA Mileage Club" http://www.ana.co.jp 国内線ではやはり強く、各種のボーナスマイル獲得の機会も多い。航空会社以外の提携会社も多く日常生活でもマイルを稼げる。特典交換に必要なマイル数も少なめ。ただし何といっても有効期限の短さと包括運賃の加算率の悪さが問題。 - ユナイテッド "Mileage Plus" http://www.unitedairlines.co.jp 有効期限の規程の緩さ(最終のマイル数変動から36か月)、包括運賃での加算率のよさ(多くの場合100%)から日本でも人気がある。ただし特典航空券の予約が取りにくい。経営の将来にも不透明性がある。 - アシアナ "Asiana Club" http://www.asiana.co.jp 有効期限規程がさらに緩い(無期限)。しかし特典交換に必要なマイル数が多め。 - エアカナダ "Aeroplan" http://www.aircanada.jp 有効期限の規程が緩い(最終のマイル数変動から36か月)。包括運賃での加算率も全般に良い。一方日本語版ホームページの内容が貧弱。またユナイテッド以上に経営に脆弱性が付きまとう。 3. 特典交換 AMCやJMBで最もハードルが低い特典は10000マイルで交換できます。AMCではカタログギフト(ANAセレクション)か電子マネー"Edy"1万円分、JMBではJAL利用クーポン15000円分が該当します。国内線航空券(*3)には15000マイル必要です。 Mileage Plusですと、日本国内任意の2地点間の往復の航空券(ANA便)に15000マイルで引き換えられます。ただし2地点間の距離によっては2万マイル必要です。 4. 獲得マイルの計算 今回のご旅行で獲得できるマイルを試算してみます。日本での出発地とカナダでの乗継ぎ地によって多少変わりますが、とりあえず東京出発・トロント乗継ぎを仮定します。 東京-トロント間距離 6419マイル トロント-シャーロットタウン 826マイル - AMCに加算 包括運賃は加算率50%のため、3209+413+413+3209 = 7234マイルを獲得 - Mileage Plusに加算 国際線包括運賃は100%、カナダ国内線包括運賃は50%加算のため、6419+413+413+6419 = 13664マイル (参考ページ[1]をご覧下さい) これだけですとどちらも特典に届かないのですが、Mileage Plusは現在「オンライン入会キャンペーン」というのを行っており(参考ページ[2])、これを利用すると3000マイルのボーナスが付きます。合わせると15000マイルを超えるので、日本国内線(ANA便)の特典航空券にめでたく引き換えられます。残るマイルはわずかなのでそのまま放棄してもよいでしょう。 エアカナダ"Aeroplan"に加算した場合の計算はMileage Plusと同等ですが、入会ボーナスがないので特典航空券に届きません。 AMCに加算するのは最悪です。ANAセレクションまたはEdy1万円分まであとまだ2800マイル、国内線特典航空券には7800マイルの上積みが必要です。というわけで今回だけMileage Plusに加算し、次の(国内)旅行からAMCに切り替えるのが有利です。 5. そのほか ・航空券の種別(予約クラス)によっては上記の計算と異なる加算率になることがあります。 ・「今後はAMCかJMBに乗り換えた方がよい」と申し上げましたが、旅行の頻度がそれほどでもなく、最大3年であるマイルの有効期限内に特典に届きそうになければ、ANA便に乗ってMileage Plusで貯め続ける選択もあります。36か月以内に1回何らかの加減算を行えばその都度マイルの有効期限が延長されるからです。 ・入会は必ず、旅行の前に前もって済ませておいてください。入会前の搭乗分は一切加算しないプログラムが多くあります。 ・余談になりますがNo. 1の方が主張されている「(その国在住以外で)メリットがあるのはANA、JAL、ユナイテッド、ノースウェストだけ」は当を得ません。ワンワールド系航空会社の加算にアメリカン航空"AAdvantage"のメリットは大きいですし、コリアンエアー"Skypass"やアシアナ"Asiana Club"の韓国系も使い方によって便利です。 日本国内しか旅行しないのであればANA、JAL、ユナイテッド、アシアナ、アメリカンあたりから選択することになるでしょう。逆にノースウェスト"WorldPerks"は落ちます(日本国内線では加算できる会社がない)。 *1 1回の搭乗分を複数のプログラムに重複して加算することはできません(どれか一つを選んで加算)。またいったん加算したら獲得したマイルを他のプログラムに移すこともできません。 *2 一般にエコノミークラス包括運賃の場合50%。 *3 15000マイルで任意の2区間の航空券に引き換えられる。単純往復でももちろん良い。 【参考ページ】 [1] http://www.unitedairlines.co.jp/jsp/ja/mileageplus/airline/s1.jsp [2] https://travelplanning.united.com/ci/cam/mp05/index.jsp

参考URL:
https://travelplanning.united.com/ci/cam/mp05/index.jsp
noname#11494
質問者

お礼

ありがとうございます。 分かりやすく書かれており、とても参考になりました。 もう少し理解を深めたいと思うので、じっくり読もうと思います。 まずは、お礼をさせてください。

その他の回答 (2)

  • ppiz
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回答No.3

エアーカナダの場合、スターアライアンスメンバーなので16社の選択が可能です。 どの程度飛行機を使用しているのか?分かりませんが、低いポイントで利点を得られるのはANA(NH)と思います。  10000ポイントから記念品やEdyで使用することが可能です。他の航空会社はグレードUp以外は15000マイルからの使用だと思います。(自信はありません) 確かに、チケットのランクや航空会社間の条件よっては、他の航空会社へ移行できないケースがありますので事前の確認は必要です。 今後 国内線に乗るケースの方が多いなら、やはりANAにて登録することが良いと思います。エアーカナダのマイレージ登録の場合、ANAのキャンペーンのポイントは付与されないようです(これも自信無し) 大韓航空やノースウエストはマイルの有効期限が無いようですが、エアーカナダは提携していません。 スターアライアンス提携の会社は有効期限が3年と定められています。気をつけてくださいね!

noname#11494
質問者

お礼

ありがとうございました。 やはり色々難しそうですね。 旅行代理店の方がどうしてあういう返答内容が何だか分かる気がしました。 正直2年.3年以内に国内旅行には行けそうに無いです・・・ (そんな期間が短いと思っていませんでした・・・) 早々に検討したいとおもいます。

  • matilda
  • ベストアンサー率32% (3069/9404)
回答No.1

こんばんは。 私ならANAにしておきますね。 確かにマイレージの加算率の低さや有効期限があることなど、マイルを貯める点においてはメリットが少ないように思いますが、貯まったマイルを使うことにおいては日系の方が勝ります。特典航空券の予約が取りやすいのです。 また、航空券以外の特典もある点もよいと思います。これだと旅行に行く暇がなくても特典を無駄にすることが少なくなりますからね。 国内旅行には行くということでしたら、尚更日系の方がいいと思います。これは貯める&貯まったマイルを使うの両方に言えます。 確かに今回に関してはエアーカナダが一番よいのかもしれませんが、今後乗る機会がないとなるとあまり意味はないと思います。 日系2社とマイレージプラス、ワールドパークス以外は、その航空会社を頻繁に利用する方か、その国に何度も行く方以外にはたいしたメリットはないようにも思います。

noname#11494
質問者

お礼

早速アドバイスいただき 感謝です! そうですか・・・全日空には有効期限があるのですか・・・ それはちょっと痛いですね・・・ 何はともあれ、これか全日空のHPを見て来たいと思います。 ありがとうございました。