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公立小/中学校では習熟度別クラスは無理?

こんにちは。いつもお世話になり有難うございます。 かねてより疑問に思っていることのひとつに,どうして 公立小学校/中学校では,主要教科における習熟度別クラス編成をしないのか,ということです。小学校では実施しにくいかとも思いますが,中学校であればせめて主要3教科くらいは習熟度別にしたほうがそれぞれの能力を伸ばせると思うのです。 実際に上記が行われている都道府県はありますか? また,実施が困難だとしたらその理由は何だとお思いですか。一般の方はもちろんですが現役の,または元・先生方からのご意見お聞かせいただければありがたいです。 どうぞよろしくお願いいたします。

みんなの回答

  • kan_y_
  • ベストアンサー率34% (112/324)
回答No.8

#3です。 はい、公立の小学校です。 ここ数年、「基礎基本学力の充実」のために、 1年丸々ではないですが、数ヶ月にわたって、非常勤講師さんを派遣してもらえる事になっています。 この講師さんの活動は柔軟で、勤務時間内であればたとえばやんちゃなクラスに補助で入っていただくこともできるし、特別な活動をする(校外学習とか、分散学習など)時に入ってもらうことができますし、算数のTT(チームティーチング)に入ってもらうことも可能です。 質問者さんのおっしゃる習熟度別というのは、基礎基本学力の向上にとても効果があると思います。 できれば、講師さんではなく、正規の教員で一人増やして欲しい所ですが、国も財政難続きで・・・。 リストラできない正規教員はなかなか採用できないといったところでしょうか・・・。 ゆとり教育も、今はどうにもならないといった雰囲気ですが、活用の仕方によって十分しっかりした教育ができると思います。 でも、それも十分な教員の質と時間的な量がそろって配備されないと難しいですね・・・。

liebchen
質問者

お礼

再びのご回答ありがとうございます。現役の先生からのご意見は有り難いです。それにしてもお勤めの学校,素晴らしいですね。算数が習熟度別というのは生徒さん達のためには本当にいいことだと思います。教員も,なりたいと思っている方は多いのに採用枠がないのでしょう?皮肉なことで残念ですね。

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  • mark-wada
  • ベストアンサー率43% (273/633)
回答No.7

教育学部卒で塾教師の経験者です。 >公立小学校/中学校では,主要教科における習熟度別クラス編成 は実際に、一部で行われています。というより、全国で徐々に増えています。 少子化で教室の空きがある時に、教師の人数さえ確保できれば、例えば習熟度ごとに、普段のクラスよりも少ない人数に分けて教えるようなことができます。 また差別意識やできない子の切り捨て、といった批判に対して、習熟度の低いクラスほど人数を少なめ、あるいは教師を複数配置するなどの措置で応えるケースもあります。 また完全に習熟度別でクラスまで分けないものの、同じクラスの中で与える課題に差をつける、といったやり方も、昔ほど抵抗無く行われているようです。 こういった授業自体、私はメリットが大きいと思います。 (ただ、#6の方の回答にあるように、むしろ30年前といった昔の時代に、公立中で習熟度別授業を経験できて良かった、という体験談も読んだ覚えがありますが。) 『朝日新聞』社会面の連載「がっこう」は、2005年1月5日~半月ほど、習熟度別授業を行う公立中を紹介、同紙2月6日には読者からの賛否の投書も載せられていますから参考にして下さい。 またTVドラマ『3年B組金八先生』の中学校も数年前には、少なくとも数学は習熟度別クラスで授業するようになっていました(笑)。一般にも知られている、普及してきた、ということだと思います。

liebchen
質問者

お礼

感激です・・世の中は少しずつであっても変わりつつあるのですね。朝日新聞をとっていながら実は1月2月と個人的に多忙でその記事は見逃していました。これから探して読んでみたいと思います。ご回答ありがとうございました。

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  • takkochan
  • ベストアンサー率28% (205/732)
回答No.6

もう30年も前のことですから参考にならないとは思いますが・・・・。 中学3年生に対してで、土曜日の放課後の課外授業(全員参加)で、実施されたことはありました。10クラスを3つのレベルにわけ、数週間実施されましたが、特に成績の悪いクラスの父兄から差別であるという意見が多数出され中止になりました。 当時、生徒だった立場ではいつもの授業より能率的だと思ったので残念でした。 日本は皆中流意識がありますので、成績の悪いほうから見ると、成績が悪いと言うレッテルが貼られたようで、反対したくなるのだと思います。

liebchen
質問者

お礼

ご回答有難うございました。30年前のお話でもありがたいです。むしろ昔のほうがこういうことが出来たのかもしれないですね。能力別編成が差別だという意見は,わからないではないですが個人的にはやはり違和感をおぼえます。

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  • souziki
  • ベストアンサー率24% (116/482)
回答No.5

>実際に上記が行われている都道府県はありますか? わかりませんが、そういったことは学校の単独では行なえません。 来年度くらいからは校長の個性に合わせた学校作りというのが推奨されるそうですが、まだまだ同じような統一された学校制度。 理由としては、平等精神からではないかと。 全ては平等でなければならない。 よって才能によって分けることは差別であり不法である、という感じの雰囲気があるんですよ。 過保護な保護者に習熟度別クラス編成なんてことをほのめかすと散々な目にあいまする。 ただ、これも来年度とかぐらいに変更されるそうです。教育改革。ゆとり教育も失敗してますしね、この国。

liebchen
質問者

お礼

そうです,おっしゃるようにこういうことは学校単独ではできない・・と私もずっと思っておりました。でも3と4の方のご回答を見る限りでは必ずしも・・のようですね。 差別であり不法である,という雰囲気というのは実感として本当によくわかります。ご回答有難うございました。

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  • leaf88
  • ベストアンサー率40% (219/547)
回答No.4

子供が東京23区内の公立小学校に通っています。3年生です。 子供の学校では1年生から一部主要教科に限りですが、習熟度別に分かれて(教室も教員もそれぞれ異なります)授業を行っています。おっしゃっている習熟度別って、、このことですよね?意味を取り違えていたらごめんなさい。 たしか、学期毎に再編成していたと思います。期末テストの結果次第だったかな?そこは認識があやふやです・・。 ちなみに夏休みの補習授業もあります。(そして行事は少ないです。運動会、文化発表会はありますが遠足はありません。ちょっとかわいそうと思うのは甘いのですかね?) ※後半、愚痴というか余談になってしまいました。

liebchen
質問者

お礼

はい,私が申し上げている習熟度別とはそのことです。公立小学校でも習熟度別クラスがあり,しかも補習授業があるだなんて,なんて素晴らしい!遠足がないのはやはりお子さん方にはお気の毒ですね・・・先生のお仕事量を減らすという目的でしょうか。でもそれはちょっと仕方がないかも。でもとにかく羨ましい学校です。ご回答ありがとうございました。

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  • kan_y_
  • ベストアンサー率34% (112/324)
回答No.3

こんにちは。 小学校教員です。 我が校では、算数だけ習熟度別&少人数制で授業を行なっています。 どうしても算数は学年があがるにつれ、個々の力に差があり、加えて個人指導もしたい教科なので、とりあえず算数はやっております。 当初は、差別意識が生まれるのでは、という危惧もしていましたが、あまりそのような動きは目立ってはありませんでした。 子どもたちも、自分の学力について、受け止めているということなのかな、と思います。 他教科については、小学校ではまだあまり差し迫って必要性を感じません。 今しているのは、学年内での教科担任制による授業です。 A先生が国語・社会・図工で、B先生が理科・家庭科・体育、その他の教科は担任、というように。 もちろんしないよりはした方がいいのかもしれませんが、 小学校は塾ではありませんから、学力を伸ばすのと同じくらいに大切な事もたくさんあると思います。 (個々の学習能力ばかりではなく、学級単位、グループ単位で助け合って学習したり、色々な個性の意見を出し合ったりすることなど) 中学校では、ほとんど全員が受験に取り組むので、習熟度別や、少人数制が拡大されたらいいなと思います。

liebchen
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。立ち入ったことをお伺いしますが公立小学校の先生でいらっしゃいますか? 習熟度別の指導をなさっている公立小学校があるとしたら感激です。我が家では子供のうちひとりが公立小,もうひとりが私立へ行きましていろいろと考えさせられることが多かったものですから。確かに,小学校は塾ではないというお考えもごもっともだと思います・・・

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  • vrog003
  • ベストアンサー率17% (6/35)
回答No.2

以下の文章には、想像が多く混入しています。本気にしないで下さい。 どうも、日本の公立校は、一定の均一な教育を施す、というのが一つの命題となっている様に思います。 おそらくこれは、戦後(?)に、一定の学力を持った人間をすばやく社会に送り出す必要があったためでしょう。 またこれは、憲法に記された、平等にも合致しました。上下格差の少ない社会の実現にも、一役買ったようにも思います。 差を容認する教育が行われないのは、以上の事が背景にあると思われます。 戦後の教育は、その復興期に経済的に大成功したと言って良いでしょう。差を容認する教育を行うことは、この大成功の要因の大転換を意味すると考えます。 また、学校教育は、社会に対する影響も大きく、なにより今後の予測がつきません。 ゆとり教育ですら右往左往しているのに、命題を覆す差を容認した教育は、おいそれと公立には導入出来ないと思われます。 ただ、現在の教育体制は、時代の要請に追いついていないと感じるのもまた事実。情報化の波が、変化をもたらしてくれることを期待していますが、まだまだかかるでしょう。

liebchen
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。そう,まさに個人差を認めない教育が行われているんですよね。このままではちょっと心配だと個人的には思っているのです・・

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  • denbee
  • ベストアンサー率28% (192/671)
回答No.1

>また,実施が困難だとしたらその理由は何だとお思いですか。 単なる推測になりますが・・・ 1)教員の人手不足 2)保護者の納得が得られない (自分の子供が未習熟に分類されるのが嫌) 3)文部省の指導要綱に反する 4)差をつけることへの心理的抵抗感 「子供を差別するのか!?」という非難が怖い気がします。

liebchen
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。そう,まさにその非難・これが怖くて手が出せないというのが文部科学省の姿勢なのでは・・・と思ったりしています。推測とおっしゃっていますが1から4まで全部正しいと思いますよ。

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