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アンプの出力のワット数の妙
いつも、勉強になります。今回皆様方に伺いたいのは アンプの出力に関してです。デノンのD-MEは6オームで20Wです。でケンウッドのR-K700は6オームで30Wです。 これですとヴォリュームが例えば20に設定しますとケンウッドのコンポが大きい音を出せるってな話でしょうか?
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こんにちは。お返事ありがとうございました。 スピーカの仕様はDENONのウェブサイトで確認しました。聴いたことはありませんが,このスピーカであれば20Wで音量不足ということはまずないと思います。 クオリティについてですが,「このスピーカはハイクオリティな音がするか」と他人に聴くのは,正直あまり意味がありません。というのも,ハイクオリティの基準は質問者さん自身以外の誰でもなく,ご自身が聴いて満足できるかどうか,という話でしかないからです。 *個人的には,このスピーカならば,オーディオという趣味を楽しむのに十分なクオリティがあると思います(もちろん,上を見ればきりがありませんが^^) 以上をふまえた上で,以下は私の勝手な意見ですので,参考にする・しないはお任せします。 --- KENWOODのR-K700はウェブサイトで確認できましたが,DENONのD-MEについては仕様を確認できませんでしたし,どちらも聴いたことはありません。両者の価格帯がほぼ同じと勝手に仮定して(注),あえて両者を比較するならば,考慮すべきは,出力の違いよりはDENONとKENWOODの性格の違いだと思います。一般的な受け止め方では,DENONはパワフルで特に中低音が力強く,KENWOODはすっきりとして低域から高域までバランスがよい,という感じではないかと思います。しかし,どちらがよい,ではなく,個性の問題ですので,質問者さんが聴いてどちらが好きかを判断していただくしかないですね。 (注)もしも値段が倍ほども違うのであれば,個性の違いの範囲を超えてクオリティが違う可能性もあります。 また,DENONのスピーカのキャラクタが気に入っているならば,DENONで揃えるというのもひとつの考え方ですが,DENONのスピーカにKENWOODのアンプでも,なんら問題はありません。これもまた好みの問題です。 最後に,ご質問の趣旨とは外れるかもしれませんが,もっとグレードの高いアンプでもスピーカは十分に対応できると個人的には思います。アンプとスピーカの価格バランスはどのくらいが適当かについては,人それぞれ考え方がありますが,特にルールがあるわけではありません。極端な例ですが,スピーカにその10倍の値段のアンプをつないでも,そこそこアンプのクオリティに反応して音が変わりますから,ご本人さえ納得すれば,それはそれで構わないわけです。 もう少し具体的に言うと,R-K700はCD・MDプレーヤ一体型のようですが,アンプだけで同じくらいの値段のものまで検討範囲に入れてもよいと個人的には思います。DENONについても,同じような仕様・価格帯のものであるならば,同様の考えです。 以上,だらだら書いた上に結局あまり具体性のない回答で申し訳ありませんが,オーディオという趣味の性格上,そうなってしまう事をご了承ください。ご参考になれば幸いです。
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- ruto
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>これですとヴォリュームが例えば20に設定しますとケンウッドのコンポが大きい音を出せるってな話でしょうか? 2つのスピーカーに同じ入力を加えると、音圧(効率)が同じであれば、音は同じ大きさです。 カタログの音圧は通常1W入力で1m離れたところの音圧です。 20wのスピーカーに20w入力すると音圧は1W時の値に+13.01db 30Wのスピーカーに30w入力すると音圧は1W時の値に+14.77db増えます。 だから、ケンウッドは30W入力できるだけで、音が大きいとは一概には言えません。カタログの音圧を見ないとわかりません。
- mori_izou
- ベストアンサー率28% (476/1696)
音量だけを取ってみますと、10Wもあればもう十分、ということになりますが、では何故高出力のアンプの価値があるのかと言いますと一言で言えば余裕による高音質再生でしょうね。 しっかりとした低音や、鋭い音の立ち上がりを再生するためには、継続的/瞬間的に大電流を供給する必要がありますが、最大出力の小さいアンプだと順応しきれないことがあります。 そうしますと、たちまち再生音が変わってしまいます。 現象としては、低音や輪郭感の乏しい音になるでしょうね。 というのが、典型的な例です。 (実際は他にもいろいろありますが) アンプはそうそう買い換えるものではないので、将来的にステップアップを望まれるのであれば、少しいいものを買っておいたほうがいいと思いますよ。 一般にHifiスピーカは能率は低いので、アンプの出力には余裕をもたせたほうがいいのですが、100W以上あれば普通は十分な筈です。 参考になれば幸いです。
- Ta595
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こんにちは。 厳密には,スピーカが同じならば,という条件つきですので,スピーカ付きのコンポでの話ならば実際聴き比べてみないと何とも言えませんが,高出力のアンプの方が大音量が出せる能力が高いという意味では,質問者さんの理解でよいと思います。 以下は補足(というか蛇足^^)ですので,興味があればお読みください。 --- <補足1:20Wと30Wの違いはアンプ選択の判断基準になり得るか> お使いのスピーカにもよりますが,一般家庭では20Wでも音量不足になる事はまずないと思います。また,クオリティと出力の関係ですが,ハイクオリティの製品ほど高出力になるという傾向はあります(その場合,たいていは値段も違います)が,本来は高出力=ハイクオリティということではありません。したがって,音質にこだわりがあるならば,出力で決めずに,実際に試聴してお決めになることをお薦めします。 <補足2:ヴォリュームの設定値>(ほんとうに蛇足ですが・・・) 「ヴォリュームゼロが音量ゼロで,数字が大きくなるほど音量が大きい」と考えるのが直感的には理解しやすいですが(実際そういう目盛りがついている機器はたくさんありますね),実際にはヴォリュームというのは「減衰器」であって,パワーアンプでの増幅後にちょうどよい音量になるように,アンプに入る信号の大きさを「減衰させる」のが役割です。なので,ヴォリュームの設定値というのは,厳密に言えば「マイナス○dB(デシベル)」というような表現になり,減衰量ゼロが音量最大,ということになります。 (注)高級機では,ちがった音量調整方式もあります。
補足
初めまして、アドバイスありがとうございます。手持ちのスピーカーがDENON SC-A555SAなんですよ。このスピーカーですとTa595さんの知識ですとハイクオリティな”音”ってな話になりますでしょうか?