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中国との関係
質問します。 1 今回初めて中国にたいして日本が強くでました。なにか流れがかわったような気がします。はたしてこれが歴史に残るほどの分水嶺となるでしょうか。 2 今年中にまた中国で反日デモがおきるでしょうか。 3 中国は反日教育をやめるでしょうか。
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仕事の関係で、中国と韓国に深く関係していますので、最近の両国の動向に大変懸念している者です。 1.分水嶺になる可能性は大だと思います。 但し、小泉政権が持続する限りでしょうね。 この政権は米国との密接な関係が日本にとって最大の 「国益」 だと信じているようですので、逆に過去の政権のように、中国や韓国に対する一方的な土下座外交はしないように思います。 また町村外相も結構、骨太の政治家のような印象を受けています。 外務省幹部を説き伏せ、中国へのODAを廃止する事を表明した日本初の外務大臣ではないでしょうか。 日本側の方針がぶれない限り、今回の動きは日本にとって戦後の対中政策の根本的見直しが求められ、もしかすると歴史的な分水嶺になる可能性が大きいように思います。 2.今年中に新たな反日デモが起きる可能性は低いように思います。 今回の件で中国は世界中に恥を晒しましたね。 オリンピック開催が決定されてから、「本当に開催する資格があるのか、今の内に他の候補地に変更した方がよいのではないか」 という疑問がもたれた国家は今まで存在しません。 中国共産党の権威は地に落ちる結果となりました。 政府は今後おそらく汚名返上、名誉挽回とばかり必死になって政治的デモを弾圧するでしょう。 人権侵害と批判されようと徹底的に行なうものと思います。 昨日の5・4運動記念日でも、政府から北京大学当局に対する、デモ封じ込み対策の圧力はものすごいものがあったと聞いています。 少なくとも今後は反日に限らず、政治的デモはオリンピック開催まで徹底的に弾圧されるものと思われます。 但し、それで中国人民が親日に変わる事もないと断定していいでしょう。 小中学校時代に洗脳された反日思想は短期間では修復できません。 体内にできたガン組織のように、今後は水面下で中国国内に徐々に影響力を増していく事でしょう。 3.共産党政府による反日教育は今後、徐々に修正されていくと思います。 今回の事件を通じて、江沢民政権下で行なわれた反日教育は、現在の中国政府の大きな重荷になったように思います。 鄧小平氏なき後、カリスマ性を持たない江沢民氏が13億の国民をまとめるのに用いたのは 「愛国反日教育」 だったのは明らかになりましたね。 現在の胡錦涛政権にとって、新たな反日教育は何の必要性もありません。 今後は逆に日本から批判されるような内容の教育は修正されていくでしょうね。 現中国政府を擁護するつもりなんて全くありませんが、どうも過去の政権が行なってきた歪みを一生懸命取り繕っているように私には見えます。 中国は大国と言われますが、アメリカと日本無しでは存続し得ない国家となっているように思います。 13億という途方もない国民を抱えて、中国共産党は今後どのような政策を用いていくのか、注目に値します。
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- yamanekotama
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1 分水嶺にはなりません。 2 チャンスがあれば起きる可能性大です。 3 止められない環境にあります。 以上が私見です。要因は中国国内に問題が山積している限り、外に敵が必要なのです。1億3千万人を束ねるために大変なのです。中国を非難する事は簡単ですが、少しは国内事情も分かってあげましょう。あまり騒がない事だと思う者です。キット時が解決してくれます。日本の努力(対話)も必要ですが~。
お礼
ありがとうございます。
お礼
丁寧な解説ありがとうございます。