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繰り返し読んだ海外のミステリー
外国の推理小説は幅が広くて、読んだ上での選択は困難です。 そこで手助けのお願いです。 あなたが三度読み、手元に置かれいる作品があれば名とその面白さを、2~3冊ていどで教えて下さい。 二度読んで終わる本はありますが、三度はなかなかないものです。あれば読み応えがあるに違いありません。 なお、勝手ですが「本格もの」と「SF・ホラー」は除いて下さい。サスペンス・ポリス・スパイ・ハードボイルドなどなど。
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私は、以下の2作品です。 「長いお別れ」レイモンド・チャンドラー 私立探偵フィリップ・マーロウものの代表作です。「ギムレットには早すぎるね・・・」など様々な名ぜりふが入っています。登場人物がそれぞれ印象的で、魅力的です。マーロウとレノックスの友情や絆というものが、何度読んでも心にしみます。謎解きとしても、おもしろいです。これを読んでから、バーに行くと必ずギムレットをオーダーするようになりました。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150704511/249-1999265-1041140 「幻の女」ウイリアム・アイリッシュ 妻殺しの容疑で死刑を宣告された男性のため、証人となる「不思議な帽子をかぶった女性」を探す、その恋人と友人。タイムリミットが迫る中、話が二転三転していきます。何度読んでも、ハラハラします。 作者は、「サスペンスの詩人」と呼ばれました。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150705518/249-1999265-1041140 「九マイルは遠すぎる」ハリイ・ケメルマン 「九マイルは遠すぎる まして雨の中ともなれば」これだけのセンテンスから、可能な限りの推論をする・・そして暴かれる事件 他にも、純粋推理の理論に満ちあふれた短編がたくさんあります。短編なので軽く読むことが出来、バッグに入れて「旅の友」にします。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/415071102X/qid%3D1115210189/249-1999265-1041140 結局、謎解きや話の本筋や意外性だけが売りならすぐに飽きてしまいますが、登場人物、伏線、シーンなどに魅力があれば、何度読んでも飽きないですね。
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- mizarukikazaru
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○ジョナサン・ケラーマン 臨床心理医アレックスシリーズ 現在12作が文庫化されてます。最初の3作は扶桑社ミステリー、4~12作は新潮文庫、最新の「モンスター」は講談社文庫から出てます。 ○ポール・リンゼイ デヴリン捜査官シリーズ 3作が講談社文庫より出てます。 両者に共通してるのは(私の勝手な思い込みですけど)読後の爽快感かな?あと作者の職業がそのまま主人公の職業なので裏話的な事も楽しめるかと思います。 両者とも上記のシリーズ以外のものも面白いです。もし興味を持たれたならご一読を
お礼
回答、有難うございました。 申し訳ありませんが、三度読まれた作品に勝手ですがこだわっています。12作を三度、読まれたのかなぁと 思うことは質問者には許されませんよね。
短編連作シリーズなんですけどね。 アイザック・アシモフの「黒後家蜘蛛の会」シリーズ。 本格謎解きとうたわれていますが、トリックそのものは他愛のない物が多いです。 それよりも、登場人物たちのキャラクターが面白くて。何回読み返したか。
お礼
回答、有難うございました。 早速、本屋に内容を確認しに行きます。
- joy-net
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何をもって本格もの……とするのか分からなかったのですが、次の作品が私の好きなものです。 アガサ・クリスティ 『アクロイド殺害事件』 読んだ後で、「がーん、だまされた~」と思い、もう一度自分がだまされた叙述を探しながら読み、その後は、ふと思い出した時に何度か読んでいます。 『そして誰もいなくなった』 何度読んでも秀逸だとほれ込んでおります。少しずつ人が減っていくその叙述に色々と推理しました。映画とはラストが違うので、映画(ビデオで見ました)も一緒に楽しめました。 ジェフリー・アーチャー 『百万ドルをとり返せ』 復讐するために罠にかけていく過程がとにかく楽しめます。ラストのオチもなかなかで、復讐物なのに爽快感があって好きなのです。 古典的有名作品ばかりですね。すみません。 でもやはり、何度も読むに値する本となると、そうなってしまうのですよね。 あ、今話題の『ダヴィンチコード』も面白かったですよ。まだ一回しか読んでいませんが。
お礼
質問文で記しましたが、本格が苦手なので「百万ドルをとり返せ」をリストさせて頂きます。 クリスティは著名ですし、挙げられた題名も名作だと 聞いていますが、頭が悪いのか本格は疲れてしまいます。すいません。
- johnnyblues
- ベストアンサー率30% (294/951)
私のオススメはローレンス・ブロックの「マット・スカダー」シリーズです。 元警官でアル中の主人公がニューヨークを舞台に活躍します。 シリーズですので若干の出来不出来はありますが、どれも最低3回以上は間違いなく読んでいます。二見文庫と早川文庫(一部早川ポケットミステリ)で出ています。一作目から順に読んで欲しいですが、あえて一冊だけ挙げるとすれば、「八百万の死にざま」かなぁ。これは映画化もされています(ひどい出来でした)。 一言で言えばハードボイルドなんですけど、主人公のネクラぶりとかが好いんですよねぇ。 あと、創元推理文庫の「クリスマスのフロスト」R・D・ウィングフィールド。シリーズ一作目です。 ロンドン近郊の田舎町を舞台にお下品で仕事中毒それでいて何故か憎めないフロスト警部が良くも悪くも大活躍します。
お礼
早速のご教示、有難うございます。 二度はあっても三度は生半可ではありません。 「八百万の死にざま」を探して、一作目からの 順序を確認して読んでみます。
お礼
具体的に説明して下さり助かります。 どれもが面白そうなので読ましてもらいます。 おっしゃる通り、ストーリーだけで三回読むのは 難しいと思います。人間像・アクション・状況変化 などが加味されないと反復して読みませんからね。