こんにちは、No.4です。
今回の質問を国内、海外の各ゴルフメーカーに問い合わせてみました。
結果は、全てのメーカーから、『同じです』との回答が届きました。
まぁ、仮に本当は違ったとしても、立場上、『ええ、違いますよ』とは言えないでしょうが・・・。
しかし、試打クラブと、購入クラブで打感や音が微妙に違う事は確かに有ります。
この事についての解答は、試打クラブは沢山の人が打っていく内にシャフトが柔らかく(ヘタるとも言う)なり、
新品で購入したクラブとのその差を指して多くの方が試打クラブとの差と感じているのでは、との事でした。
更に、私が思うに、同じ金型で大量生産されるので、基本は同じ物ですが、そこは量産品ですので、
鋳型内の材料の流れの均一さのバラツキ、鋳型から出したヘッドを研磨する時の微妙な差(研磨する人の個人差も)や、
シャフトの入れる角度の差、シャフト自体の品質のバラツキ等が複雑に絡まって個体差として出ているのだと思います。
だから、プロの使用するクラブは一つ一つの部品をチェックし、専属のクラフトマンが1本1本手作業で作っているのだと思います。
例えば、実際にグリップ1つでもバラツキが有り、一番軽いものだと標準重量から-1g、重い物だと+1g、MAX-MINで最大2gもの差が
有ります。2gの差だとクラブバランスでいうと、1ポイント変わってしまいます。そんな差がクラブの違いとなって感じているのでしょうね。
私の結論としては、やはり試打クラブと市販品は同じ物だと思います。
違う金型をワザワザ作ると大きなコストになりますし、もし違う事がバレたら、メーカーの大きな信用問題になります。
何より、情報が一瞬で世界を駆け巡る今の世の中でも、『試打と市販品は違う』という出所がハッキリしている確実なニュースは有りません。
『試打と市販品は違う』ってのは都市伝説なんだと思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。 気にせず、ガツンと新品買います。